よみがえる記憶! 冬花の真実‼
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(そう、大丈夫……大丈夫よ……)
秋に誤魔化して冬花は自分に言い聞かせるように心の中で唱えた。
「…………」
(冬花ちゃん?)
その様子を見た久遠が眉を寄せ、ふとベンチに目を向けた瑞貴が首を傾げていた。
――その日の練習が終わった夜、瑞貴は就寝前に冬花の元へ以前作ったのと同じカモミールティーを部屋に持って行った。
「おいしい! でも急にどうしたの?」
「最近冬花ちゃんは特にがんばっているから。今だってほら、勉強してたんでしょ?」
机の上にはたくさんの栄養学の本があるので、チームに貢献しようと一生懸命なのがわかる。
「楽しいからいいの。私、本当にイナズマジャパンのマネージャーになれてよかったって思うんだ」
「それならいいけど、ムリしないでね。倒れたら元も子もないんだから」
「うん!」
瑞貴は労うように頭を撫でると冬花も微笑んでいく。
「ねぇ瑞貴ちゃん。あのね――」
「冬花ちゃんのお母さんにはならないよ」
「えぇっ!? なんでわかったの!?」
「何度も言われたら、いつ言うのか表情でわかってきたよ」
自分が円堂に想いが通じなくても、久遠と結婚して冬花の母親になるのはいろいろムリがある。何度も断っているのだが冬花はあきらめていないようだ。
「じゃあ、甘えてもいい?」
「うん。それならいいよ」
瑞貴がそう言うと冬花はギュッと抱きついてきた。同性で母性愛が強い瑞貴だから安心できるのだろう。瑞貴はそっと抱きしめ返した。
「冬花ちゃん、またお茶会しようね。今度は秋ちゃんと春奈ちゃんも一緒に」
「うん。私、楽しみにしてる」
☆☆☆☆☆
翌日の練習の内容はシンと久遠から練習試合を告げられた。
「練習試合?」
「相手はスペイン代表、レッドマタドール。僕らイナズマジャパンとは別の予選リーグ・グループBの強豪国だよ」
予選を突破できるのはグループ上位二チーム。イナズマジャパンは残り一試合……しかもその相手は現在一位のイタリアだ。他のチームの勝敗次第だが、恐らくこれに勝たなければ予選突破はない。
「同じようにレッドマタドールも、次に勝たなければ予選を突破できない状況下に置かれている。よって、互いの戦略アップのため練習試合を行うことにした」
イナズマジャパンが振り向けば、キャプテンのケラルド=ナバルを始めレッドマタドールがやる気満々で集まっていた。円堂も瑞貴も練習試合とはいえ世界のチームと試合できることにワクワクしていたのだった。
秋に誤魔化して冬花は自分に言い聞かせるように心の中で唱えた。
「…………」
(冬花ちゃん?)
その様子を見た久遠が眉を寄せ、ふとベンチに目を向けた瑞貴が首を傾げていた。
――その日の練習が終わった夜、瑞貴は就寝前に冬花の元へ以前作ったのと同じカモミールティーを部屋に持って行った。
「おいしい! でも急にどうしたの?」
「最近冬花ちゃんは特にがんばっているから。今だってほら、勉強してたんでしょ?」
机の上にはたくさんの栄養学の本があるので、チームに貢献しようと一生懸命なのがわかる。
「楽しいからいいの。私、本当にイナズマジャパンのマネージャーになれてよかったって思うんだ」
「それならいいけど、ムリしないでね。倒れたら元も子もないんだから」
「うん!」
瑞貴は労うように頭を撫でると冬花も微笑んでいく。
「ねぇ瑞貴ちゃん。あのね――」
「冬花ちゃんのお母さんにはならないよ」
「えぇっ!? なんでわかったの!?」
「何度も言われたら、いつ言うのか表情でわかってきたよ」
自分が円堂に想いが通じなくても、久遠と結婚して冬花の母親になるのはいろいろムリがある。何度も断っているのだが冬花はあきらめていないようだ。
「じゃあ、甘えてもいい?」
「うん。それならいいよ」
瑞貴がそう言うと冬花はギュッと抱きついてきた。同性で母性愛が強い瑞貴だから安心できるのだろう。瑞貴はそっと抱きしめ返した。
「冬花ちゃん、またお茶会しようね。今度は秋ちゃんと春奈ちゃんも一緒に」
「うん。私、楽しみにしてる」
☆☆☆☆☆
翌日の練習の内容はシンと久遠から練習試合を告げられた。
「練習試合?」
「相手はスペイン代表、レッドマタドール。僕らイナズマジャパンとは別の予選リーグ・グループBの強豪国だよ」
予選を突破できるのはグループ上位二チーム。イナズマジャパンは残り一試合……しかもその相手は現在一位のイタリアだ。他のチームの勝敗次第だが、恐らくこれに勝たなければ予選突破はない。
「同じようにレッドマタドールも、次に勝たなければ予選を突破できない状況下に置かれている。よって、互いの戦略アップのため練習試合を行うことにした」
イナズマジャパンが振り向けば、キャプテンのケラルド=ナバルを始めレッドマタドールがやる気満々で集まっていた。円堂も瑞貴も練習試合とはいえ世界のチームと試合できることにワクワクしていたのだった。