不死鳥の決意!
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不動は円堂と鬼道と瑞貴と話し合いをする。
「情けないねぇ。掻き回されちまってよ。」
「フッ、厳しいな」
「!」
不動の言葉に対する鬼道の変化に瑞貴は気づいた。アジア予選からイギリス戦までの鬼道なら食ってかかったりいい返事をしなかったが、今は笑いながら言う。
チームK戦で完全に和解した二人に、瑞貴は嬉しくなって密かに微笑んだ。
「事実だから仕方ねぇ。見かねて出てきてやったんだよ」
「何か作戦があるのか?」
「フッ」
円堂に不敵に笑った不動は、そのまま一之瀬へ顔を向ける。
(フィールドの魔術師か……。だが、どんな魔術にだって種がある!)
「何を企んでいる、不動……?」
一之瀬は不動とは真・帝国学園でしか戦ったことがない。共にプレーしたこともないので意図が全く読めなかった。
ショーンがスローイングして一之瀬にボールが渡り、マークも走り出す。
「ディラン、ミケーレ、GO!」
マークの指示にディランもミケーレも動き出し、再びローリングサンダーの体勢に入る。
円堂は構えるが、土方と木暮は違った。なんとボールを持つミケーレの元へ二人共駆け出した。そのおかげで両サイドはガラ空きになり、ミケーレは中央にいるマークにパスを出す。
「「「グランフェンリル!」」」
「いくぞ木暮ぇ!」
「オウッ!」
なんと土方は木暮の頭をつかんで投げ飛ばした。木暮は空中で回転しながら勢いをつけ、最終にシュートを撃つマークにボールが渡る前に弾いた。
「「「なっ!?」」」
「「やったー!」」
「よーし!」
「なんて荒技……!」
マークもディランも一之瀬も驚き、木暮と土方は喜びの声を上げ、円堂はガッツポーズをし、瑞貴は喜びながらも苦笑していた。
弾いたポーズを土門が取り、再びマークにボールが渡る。
「先にディフェンスを崩すぞ!」
「「「オウッ!」」」
一之瀬の指示にマークとディランとミケーレは了承する。そしてマークはボールを蹴り上げた。
「左か……吹雪!」
「What!?」
「鬼道くん!」
不動が指示を出したことでディランにボールが渡る前に吹雪がカットしてパスを送る。だけど鬼道にボールが渡る前に、テッド=ブライアンがパスカットし一之瀬にボールを出す。続けて一之瀬がゴールに向かってシュートを撃った。
「飛鷹!」
「でやっ!」
「ふっ!」
土方がヘディングでシュートを防ぐと、不動の指示を受けた飛鷹征矢がミケーレに渡る前にカットする。
「飛鷹、戻せ!」
「「「なっ!?」」」
円堂の指示で飛鷹はボールを円堂に戻した。ローリングサンダーが不発したことに一之瀬もマークもディランも驚く。
「魔術の種は見破ったぜ」
「っ!?」
不動の言葉に一之瀬は驚きながら振り向く。
「お前たちは跳ね返りを計算して蹴っていた。そこへ先回りすればいいだけだ」
イナズマジャパンのDFが跳ね返したボールをユニコーンの攻撃陣が追いかけてシュートする。不動はそれが届く前に指示を出して防いだのだ。
「そうか……蹴り方で跳ね返る位置を!」
「その通り。さすがは鬼道クンだ」
「っ!」
鬼道も不動の意図を察し、一之瀬は攻略されて悔しそうに歯を食いしばる。だけど不動が気づいていたのはそれだけではなかった。
「情けないねぇ。掻き回されちまってよ。」
「フッ、厳しいな」
「!」
不動の言葉に対する鬼道の変化に瑞貴は気づいた。アジア予選からイギリス戦までの鬼道なら食ってかかったりいい返事をしなかったが、今は笑いながら言う。
チームK戦で完全に和解した二人に、瑞貴は嬉しくなって密かに微笑んだ。
「事実だから仕方ねぇ。見かねて出てきてやったんだよ」
「何か作戦があるのか?」
「フッ」
円堂に不敵に笑った不動は、そのまま一之瀬へ顔を向ける。
(フィールドの魔術師か……。だが、どんな魔術にだって種がある!)
「何を企んでいる、不動……?」
一之瀬は不動とは真・帝国学園でしか戦ったことがない。共にプレーしたこともないので意図が全く読めなかった。
ショーンがスローイングして一之瀬にボールが渡り、マークも走り出す。
「ディラン、ミケーレ、GO!」
マークの指示にディランもミケーレも動き出し、再びローリングサンダーの体勢に入る。
円堂は構えるが、土方と木暮は違った。なんとボールを持つミケーレの元へ二人共駆け出した。そのおかげで両サイドはガラ空きになり、ミケーレは中央にいるマークにパスを出す。
「「「グランフェンリル!」」」
「いくぞ木暮ぇ!」
「オウッ!」
なんと土方は木暮の頭をつかんで投げ飛ばした。木暮は空中で回転しながら勢いをつけ、最終にシュートを撃つマークにボールが渡る前に弾いた。
「「「なっ!?」」」
「「やったー!」」
「よーし!」
「なんて荒技……!」
マークもディランも一之瀬も驚き、木暮と土方は喜びの声を上げ、円堂はガッツポーズをし、瑞貴は喜びながらも苦笑していた。
弾いたポーズを土門が取り、再びマークにボールが渡る。
「先にディフェンスを崩すぞ!」
「「「オウッ!」」」
一之瀬の指示にマークとディランとミケーレは了承する。そしてマークはボールを蹴り上げた。
「左か……吹雪!」
「What!?」
「鬼道くん!」
不動が指示を出したことでディランにボールが渡る前に吹雪がカットしてパスを送る。だけど鬼道にボールが渡る前に、テッド=ブライアンがパスカットし一之瀬にボールを出す。続けて一之瀬がゴールに向かってシュートを撃った。
「飛鷹!」
「でやっ!」
「ふっ!」
土方がヘディングでシュートを防ぐと、不動の指示を受けた飛鷹征矢がミケーレに渡る前にカットする。
「飛鷹、戻せ!」
「「「なっ!?」」」
円堂の指示で飛鷹はボールを円堂に戻した。ローリングサンダーが不発したことに一之瀬もマークもディランも驚く。
「魔術の種は見破ったぜ」
「っ!?」
不動の言葉に一之瀬は驚きながら振り向く。
「お前たちは跳ね返りを計算して蹴っていた。そこへ先回りすればいいだけだ」
イナズマジャパンのDFが跳ね返したボールをユニコーンの攻撃陣が追いかけてシュートする。不動はそれが届く前に指示を出して防いだのだ。
「そうか……蹴り方で跳ね返る位置を!」
「その通り。さすがは鬼道クンだ」
「っ!」
鬼道も不動の意図を察し、一之瀬は攻略されて悔しそうに歯を食いしばる。だけど不動が気づいていたのはそれだけではなかった。