不死鳥の決意!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「お前が蹴るんだ」
「俺が!?」
「「「「「えっ!?」」」」」
「綱海にコーナーキックを……?」
突然の久遠の指示に綱海だけじゃなく瑞貴たちも驚き、円堂も意図がわからなかった。それは一之瀬たちユニコーンも同じだ。
「Why? なんであいつが?」
「奴のキックは制度が高いのか、ドモン?」
「いや、綱海のキックの特徴はコントロールよりパワーだ」
「そうだ、あいつ……!」
ディランもマークも久遠の意図がわからず同じチームにいた土門飛鳥に尋ねるが、彼もわからない。だけど一之瀬は以前ジャパンエリアに行ったときのことを思い出す。
『おーい! 瑞貴! 円堂!』
『条介!』
『特訓か?』
『まーな。そういうお前らこそ、だろ?』
あのときは別のことで頭がいっぱいだったのであまり気にしてなかったが、綱海はサーフィンで特訓していた。一之瀬は綱海への警戒を強める。
「何か、仕掛けて来そうだ……」
コーナーにボールを置き、綱海は少し下がっていく。
「ここが海の男の見せ所……絶対に決めてやるぜ!」
「頼むぞ! 綱海!」
「条介! がんばって!」
円堂も瑞貴も綱海へ声援を送る。同時にイナズマジャパンもユニコーンもどこにボールが構えていた。
「いくぞ!」
「っ!」
綱海がボールを蹴ろうとすると同時に一之瀬が上がって行く。
「ザ・チューブ! ここだ!」
「やはりダイレクトか! うわあ!」
一之瀬は綱海の狙いがわかっていたものの、大渦に弾き返されてしまった。それはキーパーのビリーも同じで、シュートは見事ゴールに突き刺さる。
「よっしゃあ!」
「あんな正確でパワーもあるシュートが撃てるなんて……スゴいよ条介!」
「よーし! やったぞ綱海!」
瑞貴も円堂も喜びの声を上げると、イナズマジャパンも綱海を中心に喜ぶ。
《ゴォ――ルッ!! 綱海がコーナーキックで直接ゴールな叩き込みましたー! 2対2、イナズマジャパン再び同点!!》
「やった!」
「綱海さん、スゴい!」
「うん!」
「密集した選手たちの波を潜り抜ける……これぞ、ザ・チューブ!」
久遠冬花も春奈も秋も喜び、目金欠流がキランと眼鏡を輝かせて必殺技の命名に納得する。対して土門と一之瀬は悔しそうにしていた。
「同点か……。さすがにしぶといな……」
「追いつかれたら突き放せばいい」
「やるのか? ――ローリングサンダーを」
「OK! ギンギンに攻めてやるぜ!」
「でも、あれはお前たちにかかる負担が大きいぞ」
マークとディランは一之瀬のやることに気づき賛同するが、土門は彼らの負担を心配する。
「……出し惜しみして勝てるほど、円堂や瑞貴たちは甘くない!」
「!」
「カズヤ……」
「やるぞ! 勝つんだ!」
「「「オウッ!!」」」
一之瀬の覚悟を土門もマークもディランも感じ取った。
《どちらも取られたら取り返す、白熱のシーソーゲームとなりましたね!》
《ええ。次の1点を取ったほうが、勝利に大きく近づくでしょう》
「マーク。準備はいいか?」
「オウッ」
一之瀬はマークに確認し、ミケーレ=ジャックスがディランにボールを渡すと同時に走り出す。そのまま一之瀬にボールが回るとマークとディランと共に上がって行く。
「ディラン、行け! GO!」
「「オウッ!」」
「何をするつもりだ!?」
マークの掛け声と共にディランもミケーレもどんどん切り込んで行く。鬼道は動きが変わったことに驚き、風丸は一之瀬からボールを奪取しようにも突破される。
そしてあっという間にディランとミケーレとマークと一之瀬がペナルティエリアを囲んだ。
「俺が!?」
「「「「「えっ!?」」」」」
「綱海にコーナーキックを……?」
突然の久遠の指示に綱海だけじゃなく瑞貴たちも驚き、円堂も意図がわからなかった。それは一之瀬たちユニコーンも同じだ。
「Why? なんであいつが?」
「奴のキックは制度が高いのか、ドモン?」
「いや、綱海のキックの特徴はコントロールよりパワーだ」
「そうだ、あいつ……!」
ディランもマークも久遠の意図がわからず同じチームにいた土門飛鳥に尋ねるが、彼もわからない。だけど一之瀬は以前ジャパンエリアに行ったときのことを思い出す。
『おーい! 瑞貴! 円堂!』
『条介!』
『特訓か?』
『まーな。そういうお前らこそ、だろ?』
あのときは別のことで頭がいっぱいだったのであまり気にしてなかったが、綱海はサーフィンで特訓していた。一之瀬は綱海への警戒を強める。
「何か、仕掛けて来そうだ……」
コーナーにボールを置き、綱海は少し下がっていく。
「ここが海の男の見せ所……絶対に決めてやるぜ!」
「頼むぞ! 綱海!」
「条介! がんばって!」
円堂も瑞貴も綱海へ声援を送る。同時にイナズマジャパンもユニコーンもどこにボールが構えていた。
「いくぞ!」
「っ!」
綱海がボールを蹴ろうとすると同時に一之瀬が上がって行く。
「ザ・チューブ! ここだ!」
「やはりダイレクトか! うわあ!」
一之瀬は綱海の狙いがわかっていたものの、大渦に弾き返されてしまった。それはキーパーのビリーも同じで、シュートは見事ゴールに突き刺さる。
「よっしゃあ!」
「あんな正確でパワーもあるシュートが撃てるなんて……スゴいよ条介!」
「よーし! やったぞ綱海!」
瑞貴も円堂も喜びの声を上げると、イナズマジャパンも綱海を中心に喜ぶ。
《ゴォ――ルッ!! 綱海がコーナーキックで直接ゴールな叩き込みましたー! 2対2、イナズマジャパン再び同点!!》
「やった!」
「綱海さん、スゴい!」
「うん!」
「密集した選手たちの波を潜り抜ける……これぞ、ザ・チューブ!」
久遠冬花も春奈も秋も喜び、目金欠流がキランと眼鏡を輝かせて必殺技の命名に納得する。対して土門と一之瀬は悔しそうにしていた。
「同点か……。さすがにしぶといな……」
「追いつかれたら突き放せばいい」
「やるのか? ――ローリングサンダーを」
「OK! ギンギンに攻めてやるぜ!」
「でも、あれはお前たちにかかる負担が大きいぞ」
マークとディランは一之瀬のやることに気づき賛同するが、土門は彼らの負担を心配する。
「……出し惜しみして勝てるほど、円堂や瑞貴たちは甘くない!」
「!」
「カズヤ……」
「やるぞ! 勝つんだ!」
「「「オウッ!!」」」
一之瀬の覚悟を土門もマークもディランも感じ取った。
《どちらも取られたら取り返す、白熱のシーソーゲームとなりましたね!》
《ええ。次の1点を取ったほうが、勝利に大きく近づくでしょう》
「マーク。準備はいいか?」
「オウッ」
一之瀬はマークに確認し、ミケーレ=ジャックスがディランにボールを渡すと同時に走り出す。そのまま一之瀬にボールが回るとマークとディランと共に上がって行く。
「ディラン、行け! GO!」
「「オウッ!」」
「何をするつもりだ!?」
マークの掛け声と共にディランもミケーレもどんどん切り込んで行く。鬼道は動きが変わったことに驚き、風丸は一之瀬からボールを奪取しようにも突破される。
そしてあっという間にディランとミケーレとマークと一之瀬がペナルティエリアを囲んだ。