全力の友情! 一之瀬VS円堂‼︎
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そう言い残して一之瀬はグラウンドに戻るために去って行った。彼の本心を聞けた秋も迷いがなくなり、円堂の前に微笑みながら立つ。
「ありがとう、円堂くん」
「ん?」
「一之瀬くんの思いに応えてくれて」
「あいつは俺たちの仲間だ。当然だろ」
「円堂くん……」
「もしこの試合が、あいつにとって最後の試合になるなら、俺は思いっきり戦ってやりたい。それが俺の――俺たちのあいつへの全力の友情だ!」
円堂も一之瀬と全力で戦うと誓った。それが円堂にとって一之瀬にできることだ。
(でもまさか、一之瀬が瑞貴に告白してたなんて……。だからあのとき瑞貴の様子がおかしかったんだ……)
外出先から帰って来てから上の空で、一之瀬の名前が表示された携帯を見つめ、翌日の自主練を欠席した。きっと一之瀬のことを考えていたのだろう。
(だけど今の瑞貴は一之瀬と全力で戦おうとしている。だからこそ、俺も瑞貴の相棒として、一之瀬の仲間として、全力で戦わないといけない!)
円堂はそう決意して秋と共にグラウンドに戻ると、瑞貴が二人に気づいた。
「戻ったんだ、二人共……――ん?」
瑞貴は円堂と秋の雰囲気が違うことに気づいて首を傾げる。
「何かあった?」
「ううん。なんでもないわ」
「さあ! 後半もガンガンいくぞ!」
「?」
教えてくれなかったので瑞貴はますます首を傾げることになった。
「神崎、どこに行ってた」
「すみません。ちょっと電話していました」
続いて帰って来たシンに久遠道也が尋ねたが、微笑むだけで詳しくは教えなかった。
――後半が始まり、両チームの選手がポジションに着く。円堂は拳を手の平に叩きつけ、瑞貴も拳を強く握る。
「この試合、最高の試合をするぞ!」
「絶対に、負けられない!」
ホイッスルが鳴り、イナズマジャパンのキックオフで後半開始。ボールが一之瀬に渡ってしまうとディランとマークが走り出す。
「いきなりサプライズだ!」
「ああ! 見せてやろう!」
「ディフェンス! マンツーマンだ!」
「「ああ/はいっス!」」
鬼道の指示に吹雪と壁山が走り込む間、風丸と鬼道が止めに入る前に一之瀬が前線へ高く蹴り上げる。そのボールにディランとマークが合わせ、同時に高くジャンプした。
「「ユニコーンブースト!」」
「イジゲン・ザ・ハンド!」
だけどディランとマークが撃つユニコーンブーストを、円堂は止められずゴールを許してしまった。
《決まった――っ!! ユニコーンが勝ち越しのゴォ――ルッ!!》
「イヤッホォ! ギンギンに決まったぜ!」
「絶妙なセンタリングだったぞ! カズヤ!」
ディランとマークはハイタッチして握手を交わし、一之瀬に向けて親指を立てる。一之瀬もそれに返すように笑顔で親指を立てた。
「クッソー!」
「円堂! この試合は、俺たちが勝つ!」
「一之瀬……負けるもんか! 必ず逆転してみせるぜ!」
「一哉……! 守……!」
二人の熱い友情に、瑞貴は目を見開いたが一つ目を閉じると自らも負けるまいと気合いを入れる。
「私だって、イナズマジャパンと全力で戦うんだ! そして勝ってみせる!」
一之瀬、円堂、瑞貴……三人の熱い思いが沸き起こっていく。
☆副キャプテン 今日の格言☆
私たちは全員の気迫で相手を圧倒させよう!
以上!!
「ありがとう、円堂くん」
「ん?」
「一之瀬くんの思いに応えてくれて」
「あいつは俺たちの仲間だ。当然だろ」
「円堂くん……」
「もしこの試合が、あいつにとって最後の試合になるなら、俺は思いっきり戦ってやりたい。それが俺の――俺たちのあいつへの全力の友情だ!」
円堂も一之瀬と全力で戦うと誓った。それが円堂にとって一之瀬にできることだ。
(でもまさか、一之瀬が瑞貴に告白してたなんて……。だからあのとき瑞貴の様子がおかしかったんだ……)
外出先から帰って来てから上の空で、一之瀬の名前が表示された携帯を見つめ、翌日の自主練を欠席した。きっと一之瀬のことを考えていたのだろう。
(だけど今の瑞貴は一之瀬と全力で戦おうとしている。だからこそ、俺も瑞貴の相棒として、一之瀬の仲間として、全力で戦わないといけない!)
円堂はそう決意して秋と共にグラウンドに戻ると、瑞貴が二人に気づいた。
「戻ったんだ、二人共……――ん?」
瑞貴は円堂と秋の雰囲気が違うことに気づいて首を傾げる。
「何かあった?」
「ううん。なんでもないわ」
「さあ! 後半もガンガンいくぞ!」
「?」
教えてくれなかったので瑞貴はますます首を傾げることになった。
「神崎、どこに行ってた」
「すみません。ちょっと電話していました」
続いて帰って来たシンに久遠道也が尋ねたが、微笑むだけで詳しくは教えなかった。
――後半が始まり、両チームの選手がポジションに着く。円堂は拳を手の平に叩きつけ、瑞貴も拳を強く握る。
「この試合、最高の試合をするぞ!」
「絶対に、負けられない!」
ホイッスルが鳴り、イナズマジャパンのキックオフで後半開始。ボールが一之瀬に渡ってしまうとディランとマークが走り出す。
「いきなりサプライズだ!」
「ああ! 見せてやろう!」
「ディフェンス! マンツーマンだ!」
「「ああ/はいっス!」」
鬼道の指示に吹雪と壁山が走り込む間、風丸と鬼道が止めに入る前に一之瀬が前線へ高く蹴り上げる。そのボールにディランとマークが合わせ、同時に高くジャンプした。
「「ユニコーンブースト!」」
「イジゲン・ザ・ハンド!」
だけどディランとマークが撃つユニコーンブーストを、円堂は止められずゴールを許してしまった。
《決まった――っ!! ユニコーンが勝ち越しのゴォ――ルッ!!》
「イヤッホォ! ギンギンに決まったぜ!」
「絶妙なセンタリングだったぞ! カズヤ!」
ディランとマークはハイタッチして握手を交わし、一之瀬に向けて親指を立てる。一之瀬もそれに返すように笑顔で親指を立てた。
「クッソー!」
「円堂! この試合は、俺たちが勝つ!」
「一之瀬……負けるもんか! 必ず逆転してみせるぜ!」
「一哉……! 守……!」
二人の熱い友情に、瑞貴は目を見開いたが一つ目を閉じると自らも負けるまいと気合いを入れる。
「私だって、イナズマジャパンと全力で戦うんだ! そして勝ってみせる!」
一之瀬、円堂、瑞貴……三人の熱い思いが沸き起こっていく。
☆副キャプテン 今日の格言☆
私たちは全員の気迫で相手を圧倒させよう!
以上!!