絶体絶命! イナズマジャパン敗北⁉︎
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そして瑞貴たちは、昨日から留守にしていた事の経緯をイナズマジャパン全員に伝える。
「えっ!? 影山が!?」
「ああ」
「そうだったのか……」
秋も風丸も円堂たちが試合会場に来なかった理由を知ることができたが、豪炎寺は申し訳なさそうな顔をして前に出る。
「すまない、円堂、瑞貴。勝てなくて……」
「「「「「…………」」」」」
「修也……」
「みんな……」
豪炎寺の言葉に伴うように試合に出た全員が顔をうつむけた。だが、瑞貴や円堂たちは誰一人責めない。
「元気だして!」
「決勝トーナメントへ行けなくなったと、まだ決まったわけじゃないんだしさ!」
「確かに一敗はしたが、残りの試合に全勝すれば可能性は充分残ってる」
「そうか……全勝すれば!」
鬼道が説明すると、希望が見つかって木暮たちに笑顔が戻る。
「ああ! それよりスゴいじゃないか! あの新必殺技・グランドファイア!」
「ああ」
「ヘヘッ」
「フフッ」
円堂がグランドファイアについて褒めると、豪炎寺も虎丸もヒロトも嬉しそうに笑う。
「勇気もついに魔王・ザ・ハンドを完成させたね! おめでとう!」
「は、はい!」
瑞貴に両手を握られながら祝いの言葉を告げられ、立向居は顔を赤らめながら笑顔で頷いた。
「それに、栗松と壁山と木暮も! なんたって、あの必殺タクティクスを破ったんだからな!」
「三人のチームワークにはびっくりしたよ!」
「冬花さんのおかげっス」
「フユッペの?」
壁山の言葉に円堂がキョトンとして顔を向けると、冬花は恥ずかしそうに頬を朱に染める。
「冬花さんが思い出せてくれたでヤンス。最後まであきらめないことを!」
「それじゃあ、あのときに?」
円堂たちもテレビ中継で冬花がライン際にいたことを知っている。そのときにみんなに声をかけていたのだと気づいた。
「あっ…いえ……私はただ……」
「さすがはイナズマジャパンのマネージャーだ!」
「っ、マモルくん……!」
円堂が笑顔で言うと、冬花は嬉しそうに笑った。
「冬花ちゃんがあのピンチを乗り越えるキッカケを作ったんだね。選手としても友達としても心から誇らしく思えるよ!」
「瑞貴ちゃん……!」
「おっと」
冬花は感極まって瑞貴に抱きついた。受け止めた瑞貴も嬉しそうに笑う。
「よーし! 残りの試合、全勝目指してまた明日から練習だ!」
「まずは次の試合、絶対に勝つよ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
円堂と瑞貴の言葉で拳を上げて意気込むイナズマジャパン。それを離れた場所でシンと響木と久遠が見守っていた。
「すでに負けたショックかを引きずらず前を見ている……。素晴らしいですね」
「戦えそうだな、このチームなら。負けることを知らずして、本当の勝利は得られない……そうだな、久遠」
「ええ」
☆☆☆☆☆
イタリアエリアの宿舎に帰るため、フィディオはキャラバンに乗っていたが、片肘を立てて景色を見ながら今までの出来事を思い返していた。
(イナズマジャパンか……楽しみだな!)
イナズマジャパン対オルフェウスの試合が、フィディオには待ち遠しかった。
――試合には負けてしまったが、イナズマジャパンは大きなモノを得ることができた。
☆副キャプテン 今日の格言☆
みんな待ってるよ。それに……私たちはここで立ち止まるわけにはいかない
以上!!
「えっ!? 影山が!?」
「ああ」
「そうだったのか……」
秋も風丸も円堂たちが試合会場に来なかった理由を知ることができたが、豪炎寺は申し訳なさそうな顔をして前に出る。
「すまない、円堂、瑞貴。勝てなくて……」
「「「「「…………」」」」」
「修也……」
「みんな……」
豪炎寺の言葉に伴うように試合に出た全員が顔をうつむけた。だが、瑞貴や円堂たちは誰一人責めない。
「元気だして!」
「決勝トーナメントへ行けなくなったと、まだ決まったわけじゃないんだしさ!」
「確かに一敗はしたが、残りの試合に全勝すれば可能性は充分残ってる」
「そうか……全勝すれば!」
鬼道が説明すると、希望が見つかって木暮たちに笑顔が戻る。
「ああ! それよりスゴいじゃないか! あの新必殺技・グランドファイア!」
「ああ」
「ヘヘッ」
「フフッ」
円堂がグランドファイアについて褒めると、豪炎寺も虎丸もヒロトも嬉しそうに笑う。
「勇気もついに魔王・ザ・ハンドを完成させたね! おめでとう!」
「は、はい!」
瑞貴に両手を握られながら祝いの言葉を告げられ、立向居は顔を赤らめながら笑顔で頷いた。
「それに、栗松と壁山と木暮も! なんたって、あの必殺タクティクスを破ったんだからな!」
「三人のチームワークにはびっくりしたよ!」
「冬花さんのおかげっス」
「フユッペの?」
壁山の言葉に円堂がキョトンとして顔を向けると、冬花は恥ずかしそうに頬を朱に染める。
「冬花さんが思い出せてくれたでヤンス。最後まであきらめないことを!」
「それじゃあ、あのときに?」
円堂たちもテレビ中継で冬花がライン際にいたことを知っている。そのときにみんなに声をかけていたのだと気づいた。
「あっ…いえ……私はただ……」
「さすがはイナズマジャパンのマネージャーだ!」
「っ、マモルくん……!」
円堂が笑顔で言うと、冬花は嬉しそうに笑った。
「冬花ちゃんがあのピンチを乗り越えるキッカケを作ったんだね。選手としても友達としても心から誇らしく思えるよ!」
「瑞貴ちゃん……!」
「おっと」
冬花は感極まって瑞貴に抱きついた。受け止めた瑞貴も嬉しそうに笑う。
「よーし! 残りの試合、全勝目指してまた明日から練習だ!」
「まずは次の試合、絶対に勝つよ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
円堂と瑞貴の言葉で拳を上げて意気込むイナズマジャパン。それを離れた場所でシンと響木と久遠が見守っていた。
「すでに負けたショックかを引きずらず前を見ている……。素晴らしいですね」
「戦えそうだな、このチームなら。負けることを知らずして、本当の勝利は得られない……そうだな、久遠」
「ええ」
☆☆☆☆☆
イタリアエリアの宿舎に帰るため、フィディオはキャラバンに乗っていたが、片肘を立てて景色を見ながら今までの出来事を思い返していた。
(イナズマジャパンか……楽しみだな!)
イナズマジャパン対オルフェウスの試合が、フィディオには待ち遠しかった。
――試合には負けてしまったが、イナズマジャパンは大きなモノを得ることができた。
☆副キャプテン 今日の格言☆
みんな待ってるよ。それに……私たちはここで立ち止まるわけにはいかない
以上!!