立ちはだかる要塞!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ドリブルする風丸の前にセルヒオとエステバンが現れた。
「虎丸くん! フォローを!」
「えっ!?」
「なんであんな前に!? 豪炎寺くん!」
「っ!?」
「ダメだ……遠すぎる!」
ヒロトが指示を出すが虎丸も豪炎寺も、風丸より離れた場所にいる。その間にセルヒオが風丸からボールを奪い、それを追いかける風丸の姿を見てヒロトは気づく。
『だったら俺が!』
『今度こそ!』
(そうか……みんな自分の力でなんとかしようとして……!)
今までボールを取られた欠点の一つを、ヒロトは見つけることができた。
「染岡さん!」
「こっちだ! 壁山くん!」
「えっ!?」
「えっ!?」
セルヒオからカットした壁山に、自分へ回すように言ったので壁山も染岡も驚く。だが、ヒロトの指示はそれだけではない。
「上がれ! 風丸くん!」
「!」
ヒロトの指示に風丸は少し驚くがすぐに動いた。
「ヒロトさん!」
「ロベルト!」
ヒロトにパスが繋がった。テレスの指示にロベルト=トーレスがスライディングをするが、ヒロトはジャンプでかわした。
「風丸くん!」
「!?」
初めてディフェンスを破ってパスが繋がったことにテレスも少なからず驚く。豪炎寺もヒロトの意図に気づいた。
「そういうことか!」
「風丸くん、豪炎寺くんにパスだ!」
「フンッ。ちょっとはマトモなサッカーができるじゃないか」
続くヒロトの指示で風丸は豪炎寺にパスを出した。テレスはその光景を見て呟く。
☆☆☆☆☆☆
「鬼道!」
「ああ。気づいたみたいだな」
「まずは第一段階クリアだね!」
パスが繋がりだして円堂も鬼道も瑞貴も嬉しそうにする。
☆☆☆☆☆
「フリオ!」
「こっちだ! 豪炎寺くん!」
豪炎寺の前にゴルドとフリオ=アコスタが来ると、豪炎寺はバックパスでヒロトにボールを回した。急にプレーがよくなったことに栗松は不思議に思う。
「どういうことでヤンス?」
「わかったわ! みんな、円堂くんと瑞貴ちゃんと鬼道くんがいないから三人の分もカバーしようとして、力が入りすぎていたのよ。それで自分のプレーができていなかった……でも、基山くんが気づいてくれた!」
「おぉ!」
「それで連携がうまくいきだしたんですね!」
秋の解説に目金も春奈もイナズマジャパンのプレーの変化を理解した。
「いけ! 風丸くん!」
「行かせるかよ!」
「風神の舞!」
ヒロトからボールを回された風丸は、ディフェンスに入るゴルドを風神舞でかわした。
「豪炎寺!」
「爆熱スクリュー!」
「決まったでヤンス!」
豪炎寺の必殺技がゴールへと向かう。栗松も得点が入ると思ったが……。
「虎丸くん! フォローを!」
「えっ!?」
「なんであんな前に!? 豪炎寺くん!」
「っ!?」
「ダメだ……遠すぎる!」
ヒロトが指示を出すが虎丸も豪炎寺も、風丸より離れた場所にいる。その間にセルヒオが風丸からボールを奪い、それを追いかける風丸の姿を見てヒロトは気づく。
『だったら俺が!』
『今度こそ!』
(そうか……みんな自分の力でなんとかしようとして……!)
今までボールを取られた欠点の一つを、ヒロトは見つけることができた。
「染岡さん!」
「こっちだ! 壁山くん!」
「えっ!?」
「えっ!?」
セルヒオからカットした壁山に、自分へ回すように言ったので壁山も染岡も驚く。だが、ヒロトの指示はそれだけではない。
「上がれ! 風丸くん!」
「!」
ヒロトの指示に風丸は少し驚くがすぐに動いた。
「ヒロトさん!」
「ロベルト!」
ヒロトにパスが繋がった。テレスの指示にロベルト=トーレスがスライディングをするが、ヒロトはジャンプでかわした。
「風丸くん!」
「!?」
初めてディフェンスを破ってパスが繋がったことにテレスも少なからず驚く。豪炎寺もヒロトの意図に気づいた。
「そういうことか!」
「風丸くん、豪炎寺くんにパスだ!」
「フンッ。ちょっとはマトモなサッカーができるじゃないか」
続くヒロトの指示で風丸は豪炎寺にパスを出した。テレスはその光景を見て呟く。
☆☆☆☆☆☆
「鬼道!」
「ああ。気づいたみたいだな」
「まずは第一段階クリアだね!」
パスが繋がりだして円堂も鬼道も瑞貴も嬉しそうにする。
☆☆☆☆☆
「フリオ!」
「こっちだ! 豪炎寺くん!」
豪炎寺の前にゴルドとフリオ=アコスタが来ると、豪炎寺はバックパスでヒロトにボールを回した。急にプレーがよくなったことに栗松は不思議に思う。
「どういうことでヤンス?」
「わかったわ! みんな、円堂くんと瑞貴ちゃんと鬼道くんがいないから三人の分もカバーしようとして、力が入りすぎていたのよ。それで自分のプレーができていなかった……でも、基山くんが気づいてくれた!」
「おぉ!」
「それで連携がうまくいきだしたんですね!」
秋の解説に目金も春奈もイナズマジャパンのプレーの変化を理解した。
「いけ! 風丸くん!」
「行かせるかよ!」
「風神の舞!」
ヒロトからボールを回された風丸は、ディフェンスに入るゴルドを風神舞でかわした。
「豪炎寺!」
「爆熱スクリュー!」
「決まったでヤンス!」
豪炎寺の必殺技がゴールへと向かう。栗松も得点が入ると思ったが……。