戦慄! もう一人の「鬼道」‼︎
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「あなたは、この手で代表になる前からたくさんのゴールを守ってきたんですね。そのために努力も欠かさず激しい特訓をしてまで」
「お前、わかるのか?」
「私もGKの経験があるんです。もちろん守やあなたには劣りますけど。でも、私はこの手でゴールを守るあなたから点を取りたい……ここにいるみなさんの『イタリア代表オルフェウス』と戦いたいんです。そのためにも、明日の代表決定戦は必ず勝ちます!」
「ミズキ……!」
強い意志を持つ瞳で言う瑞貴の言葉にもフィディオは感動し、ブラージも腹を括った。
「わかった……お前たちを信じるよ。俺はイタリア代表のGK・ブラージだ。イタリアのゴールと試合は頼んだ」
「俺は円堂守! 任せてくれ!」
「私は井上瑞貴です。よろしくお願いします!」
ブラージと円堂は握手を交わし、瑞貴も深々と礼をした。他のオルフェウスのメンバーも、瑞貴たちを快く受け入れると笑顔で示した。
「さて、ご飯にしよう。職員さんにエンドウたちの分を作ってもらうよう頼んでくるよ」
「俺は響木監督に、このことを報せて来る」
フィディオと円堂がその場から立ち去ると、アンジェロ=ガブリーニが瑞貴のそばに来た。
「ねぇねぇ、君がミズキなんだよね?」
「そうですけど……?」
身長差もあってアンジェロが見上げる形になる。それを見た瑞貴はツボに入って『可愛い!』と思ったが初対面でついさっき受け入れてくれたのに、それを壊さないよう我慢してアンジェロと向かい合うようにしゃがむ。
「僕はアンジェロ。君は女子選手だから有名だけど、フィディオからよく聞いてるよ」
「フィディオから?」
「うん。とっても可愛くて魅力的な女の子だって!」
「っ!」
笑顔で言ったアンジェロの可愛さに瑞貴は顔を真っ赤にする。それをバッチリ見たアンジェロは目を輝かせた。
「可愛い! 本当にフィディオの言った通りだ!」
「そそそそんなことないです!」
「そんなことあるって。さっきの言葉も感動したし僕も好きになっちゃったよ!」
「わっ!」
抱きついてきたアンジェロに瑞貴は驚いたが、逆に癒されて笑顔になりアンジェロを受け入れるが……。
「「「「「!」」」」」
角度的に見えた瑞貴の笑顔に、ブラージたちオルフェウスが癒されていたことなど気づきもしなかった。
「「離れろ」」
「みぎゃ!」
「わぁ!」
「……ったく、バカ瑞貴が」
鬼道が瑞貴を、佐久間がアンジェロを見事なコンビネーションで引き剥がした。不動も不機嫌そうに呟くがそれは誰も聞き取っていなかった。
「おーい!」
「お待たせ!」
「あっ。守、フィディオ、おかえり」
あのあと食堂で夕飯を取り、ミーティングをし、オルフェウスと親睦も深まって瑞貴も敬語を使わないようになった。
瑞貴と円堂と鬼道と佐久間と不動はフィディオの案内で街に着替えも買いに行った。そして一つの問題が発生する。
「だから私はリビングでいいよ」
「ダメ。寒いリビングに女の子を寝かせるわけにはいかない」
「一晩だけなんだから、そんなにこだわらなくていいって」
「こだわるとか関係ない。俺がしたくないだけ」
「「「「「…………」」」」」
「お前、わかるのか?」
「私もGKの経験があるんです。もちろん守やあなたには劣りますけど。でも、私はこの手でゴールを守るあなたから点を取りたい……ここにいるみなさんの『イタリア代表オルフェウス』と戦いたいんです。そのためにも、明日の代表決定戦は必ず勝ちます!」
「ミズキ……!」
強い意志を持つ瞳で言う瑞貴の言葉にもフィディオは感動し、ブラージも腹を括った。
「わかった……お前たちを信じるよ。俺はイタリア代表のGK・ブラージだ。イタリアのゴールと試合は頼んだ」
「俺は円堂守! 任せてくれ!」
「私は井上瑞貴です。よろしくお願いします!」
ブラージと円堂は握手を交わし、瑞貴も深々と礼をした。他のオルフェウスのメンバーも、瑞貴たちを快く受け入れると笑顔で示した。
「さて、ご飯にしよう。職員さんにエンドウたちの分を作ってもらうよう頼んでくるよ」
「俺は響木監督に、このことを報せて来る」
フィディオと円堂がその場から立ち去ると、アンジェロ=ガブリーニが瑞貴のそばに来た。
「ねぇねぇ、君がミズキなんだよね?」
「そうですけど……?」
身長差もあってアンジェロが見上げる形になる。それを見た瑞貴はツボに入って『可愛い!』と思ったが初対面でついさっき受け入れてくれたのに、それを壊さないよう我慢してアンジェロと向かい合うようにしゃがむ。
「僕はアンジェロ。君は女子選手だから有名だけど、フィディオからよく聞いてるよ」
「フィディオから?」
「うん。とっても可愛くて魅力的な女の子だって!」
「っ!」
笑顔で言ったアンジェロの可愛さに瑞貴は顔を真っ赤にする。それをバッチリ見たアンジェロは目を輝かせた。
「可愛い! 本当にフィディオの言った通りだ!」
「そそそそんなことないです!」
「そんなことあるって。さっきの言葉も感動したし僕も好きになっちゃったよ!」
「わっ!」
抱きついてきたアンジェロに瑞貴は驚いたが、逆に癒されて笑顔になりアンジェロを受け入れるが……。
「「「「「!」」」」」
角度的に見えた瑞貴の笑顔に、ブラージたちオルフェウスが癒されていたことなど気づきもしなかった。
「「離れろ」」
「みぎゃ!」
「わぁ!」
「……ったく、バカ瑞貴が」
鬼道が瑞貴を、佐久間がアンジェロを見事なコンビネーションで引き剥がした。不動も不機嫌そうに呟くがそれは誰も聞き取っていなかった。
「おーい!」
「お待たせ!」
「あっ。守、フィディオ、おかえり」
あのあと食堂で夕飯を取り、ミーティングをし、オルフェウスと親睦も深まって瑞貴も敬語を使わないようになった。
瑞貴と円堂と鬼道と佐久間と不動はフィディオの案内で街に着替えも買いに行った。そして一つの問題が発生する。
「だから私はリビングでいいよ」
「ダメ。寒いリビングに女の子を寝かせるわけにはいかない」
「一晩だけなんだから、そんなにこだわらなくていいって」
「こだわるとか関係ない。俺がしたくないだけ」
「「「「「…………」」」」」