戦慄! もう一人の「鬼道」‼︎
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影山零治がライオコット島にいると情報がありイタリアエリアに来た井上瑞貴、円堂守、鬼道有人、佐久間次郎、不動明王。
そこでイタリア代表オルフェウスのキャプテン・フィディオ=アルデナに再会する。瑞貴たちはミスターKと名乗る男がオルフェウスの監督になり、彼が率いるチームと代表決定戦を行うこと、チームメイトが九人も怪我したことを知る。
鬼道は影山と話して彼が『復讐――日本代表を破壊すること』を知り、フィディオたちの助っ人をすることを決意。夕方にさっそくオルフェウスのメンバーに会って紹介される。
「助っ人だと?」
「ああ。イナズマジャパンのエンドウ、キドウ、サクマ、フドウ、ミズキだ。怪我をしたみんなの代わりに試合には彼らが出てくれる。みんなで、イタリア代表の座を守るんだ!」
「俺は反対だ」
「えっ」
真っ先に反対の声を上げたのは、GKのジジ=ブラージだ。彼は左腕を痛めていた。
「試合には俺が出る!」
「ブラージ……」
「日本人に俺たちイタリア代表のゴールを守らせるわけにはいかん」
「ムリをして、世界大会に出られなくなったらどうするんだよ!」
「何?」
「イタリアのゴールは守ってみせる! だから頼む! 協力させてくれ!」
「エンドウ……」
ブラージの前に出て必死に頼み込む円堂、その顔に嘘偽りのないことをフィディオもブラージも気づいた。次いでブラージは瑞貴を見る。
「お前、FFI唯一の女子選手だったよな」
「はい」
「いくらイギリスからゴールを奪ったからって、女に任せられるか」
「お言葉ですが、フィディオから聞いたところ今は攻撃が決定的に欠けています。試合になれば男も女も関係ないし、私だって生半可な気持ちでここにいるわけではありません!」
「ミズキ……」
フィディオは瑞貴のFFIに向ける決意を感じ取った。それはブラージも同じだろう。
「……何故だ」
「「えっ?」」
「何故日本代表であるお前たちが、敵である俺たちのためにそこまで――!」
「「敵じゃない! ライバルだからだ/です!」」
「「「「「!?」」」」」
瑞貴と円堂が同時に叫んだ言葉に、フィディオを除いたオルフェウスは驚いて目を見開く。
「俺さ、この島に来て最初にフィディオに出会ったんだ。世界にはこんなスゲー奴がいる……こんな奴らと試合できると思ってずっとワクワクしてたんだ」
タイヤ探しに出たときにフィディオと出会い、彼の動きを見て世界の実力を知ることができて楽しみになっていた。
「俺はみんなと世界の舞台で戦いたい。そのために、力になりたいんだ! 俺たちは世界を目指すライバル同士、敵とか味方とか関係ない!」
「エンドウ……!」
フィディオは円堂の言葉に感動した。彼は頂点を競い合う相手を『蹴落とす敵』という視点ではなく、『戦いたいライバル』として見ているのだ。それはブラージも同じ。
「ライバル、か……」
「すみません。手を見せてくれませんか?」
「ハッ? ああ……」
瑞貴から突拍子のないことを言われて、ブラージは驚きつつも怪我してない右手を出す。それを受け取った瑞貴は手の平をジッと見ると……傷や痣がたくさんあった。
そこでイタリア代表オルフェウスのキャプテン・フィディオ=アルデナに再会する。瑞貴たちはミスターKと名乗る男がオルフェウスの監督になり、彼が率いるチームと代表決定戦を行うこと、チームメイトが九人も怪我したことを知る。
鬼道は影山と話して彼が『復讐――日本代表を破壊すること』を知り、フィディオたちの助っ人をすることを決意。夕方にさっそくオルフェウスのメンバーに会って紹介される。
「助っ人だと?」
「ああ。イナズマジャパンのエンドウ、キドウ、サクマ、フドウ、ミズキだ。怪我をしたみんなの代わりに試合には彼らが出てくれる。みんなで、イタリア代表の座を守るんだ!」
「俺は反対だ」
「えっ」
真っ先に反対の声を上げたのは、GKのジジ=ブラージだ。彼は左腕を痛めていた。
「試合には俺が出る!」
「ブラージ……」
「日本人に俺たちイタリア代表のゴールを守らせるわけにはいかん」
「ムリをして、世界大会に出られなくなったらどうするんだよ!」
「何?」
「イタリアのゴールは守ってみせる! だから頼む! 協力させてくれ!」
「エンドウ……」
ブラージの前に出て必死に頼み込む円堂、その顔に嘘偽りのないことをフィディオもブラージも気づいた。次いでブラージは瑞貴を見る。
「お前、FFI唯一の女子選手だったよな」
「はい」
「いくらイギリスからゴールを奪ったからって、女に任せられるか」
「お言葉ですが、フィディオから聞いたところ今は攻撃が決定的に欠けています。試合になれば男も女も関係ないし、私だって生半可な気持ちでここにいるわけではありません!」
「ミズキ……」
フィディオは瑞貴のFFIに向ける決意を感じ取った。それはブラージも同じだろう。
「……何故だ」
「「えっ?」」
「何故日本代表であるお前たちが、敵である俺たちのためにそこまで――!」
「「敵じゃない! ライバルだからだ/です!」」
「「「「「!?」」」」」
瑞貴と円堂が同時に叫んだ言葉に、フィディオを除いたオルフェウスは驚いて目を見開く。
「俺さ、この島に来て最初にフィディオに出会ったんだ。世界にはこんなスゲー奴がいる……こんな奴らと試合できると思ってずっとワクワクしてたんだ」
タイヤ探しに出たときにフィディオと出会い、彼の動きを見て世界の実力を知ることができて楽しみになっていた。
「俺はみんなと世界の舞台で戦いたい。そのために、力になりたいんだ! 俺たちは世界を目指すライバル同士、敵とか味方とか関係ない!」
「エンドウ……!」
フィディオは円堂の言葉に感動した。彼は頂点を競い合う相手を『蹴落とす敵』という視点ではなく、『戦いたいライバル』として見ているのだ。それはブラージも同じ。
「ライバル、か……」
「すみません。手を見せてくれませんか?」
「ハッ? ああ……」
瑞貴から突拍子のないことを言われて、ブラージは驚きつつも怪我してない右手を出す。それを受け取った瑞貴は手の平をジッと見ると……傷や痣がたくさんあった。