帝国の呪縛! 前編‼︎
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「有人を探しに来たんだね。それならあっちに――」
「いや、俺はお前を追いかけて来たんだ」
「えっ?」
鬼道ではなく自分を追いかけてきたことに瑞貴は驚くが、すぐに手紙のことを思い出して先ほどの思考を振り払う。
「呼び出されたって聞いたけど、何かあったのか?」
「……イタリアエリアに行ってくる」
「イタリアエリア!? なんで!?」
「私を呼び出した相手がそこにいるの。無視できない内容だから行ってくる」
「なら俺も行く! 瑞貴に何かあったら俺は気が気じゃいられない!」
「守……」
真剣な表情をして言う円堂の言葉に嬉しく思うと頬を赤らめる。だけど今は緊急事態、そんなことを考えている場合じゃないと思った瑞貴は真剣な顔で頷く。
「お願い、一緒に来て」
「ああ!」
瑞貴と円堂がバス停に向かって走って行くと、すでに巡回バスが来ていたなが見え、同時にバスに乗ろうとする鬼道と佐久間を見つける。
「鬼道に佐久間!?」
「考えるのはあと! 急いであのバスに乗り込むよ!」
「オ、オウッ!」
〈ドアが閉まります。ご注意ください〉
扉が閉まる前になんとか二人はバスに入ることができた。
「ギ、ギリギリセーフ……」
「プハァ…間に合った……」
「瑞貴? 円堂?」
なんでここに、と言いたげな鬼道たちの表情に瑞貴と円堂は答える。
「用事があってね。だから来たんだ」
「俺は瑞貴の付き添いだけど、鬼道たちがバスに乗るところを見たから気になって……って、不動も?」
入口のそばに立っていたから、円堂は不動の存在にすぐに気づかなかった。不動はそれを無視して瑞貴に語りかける。
「なんでお前がいるんだよ」
「ちょっとね」
「なあ、何があったんだ? どこへ行くつもりなんだ?」
三人が集まっていることに円堂が不思議に思っている中、佐久間は鬼道に向かって無言で頷いた。鬼道も腹を括ったのか円堂と瑞貴に伝える。
「……この島に、影山がいる」
「影山が!?」
(やっぱり……!)
☆副キャプテン 今日の格言☆
危険と知りながら何もしないなんて、最低なことだよ
以上!!
「いや、俺はお前を追いかけて来たんだ」
「えっ?」
鬼道ではなく自分を追いかけてきたことに瑞貴は驚くが、すぐに手紙のことを思い出して先ほどの思考を振り払う。
「呼び出されたって聞いたけど、何かあったのか?」
「……イタリアエリアに行ってくる」
「イタリアエリア!? なんで!?」
「私を呼び出した相手がそこにいるの。無視できない内容だから行ってくる」
「なら俺も行く! 瑞貴に何かあったら俺は気が気じゃいられない!」
「守……」
真剣な表情をして言う円堂の言葉に嬉しく思うと頬を赤らめる。だけど今は緊急事態、そんなことを考えている場合じゃないと思った瑞貴は真剣な顔で頷く。
「お願い、一緒に来て」
「ああ!」
瑞貴と円堂がバス停に向かって走って行くと、すでに巡回バスが来ていたなが見え、同時にバスに乗ろうとする鬼道と佐久間を見つける。
「鬼道に佐久間!?」
「考えるのはあと! 急いであのバスに乗り込むよ!」
「オ、オウッ!」
〈ドアが閉まります。ご注意ください〉
扉が閉まる前になんとか二人はバスに入ることができた。
「ギ、ギリギリセーフ……」
「プハァ…間に合った……」
「瑞貴? 円堂?」
なんでここに、と言いたげな鬼道たちの表情に瑞貴と円堂は答える。
「用事があってね。だから来たんだ」
「俺は瑞貴の付き添いだけど、鬼道たちがバスに乗るところを見たから気になって……って、不動も?」
入口のそばに立っていたから、円堂は不動の存在にすぐに気づかなかった。不動はそれを無視して瑞貴に語りかける。
「なんでお前がいるんだよ」
「ちょっとね」
「なあ、何があったんだ? どこへ行くつもりなんだ?」
三人が集まっていることに円堂が不思議に思っている中、佐久間は鬼道に向かって無言で頷いた。鬼道も腹を括ったのか円堂と瑞貴に伝える。
「……この島に、影山がいる」
「影山が!?」
(やっぱり……!)
☆副キャプテン 今日の格言☆
危険と知りながら何もしないなんて、最低なことだよ
以上!!