完成! 俺だけの必殺技‼︎
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目金が奮闘している間、円堂が瑞貴のそばに駆け寄ってきた。
「瑞貴、新しい必殺技を完成できてよかったな!」
「守も自分だけの必殺技の完成、おめでとう! ――あっ」
「ん?」
ふと瑞貴が目を向けたので円堂も振り向くと、そこにはエドガーがいた。
「世界は広いと改めて思い知らされたのは、こちらのようだ。いい試合をありがとう」
「ああ! こちらこそ!」
エドガーと円堂が握手を交わす。今度は心からの言葉だったので瑞貴も微笑んでいると、エドガーは瑞貴に顔を向けた。
「戦うミズキさんは美しく可憐で凛々しかったです。あなたがイナズマジャパンの選手として世界一を目指す思い、女子選手としての誇り、そしてあなたの実力は本物です」
「バルチナスさん……!」
「エドガーで構いません。それに敬語を使わず、仲間に対しての魅力を、私にも向けてください」
確かに瑞貴が敬語を使うと他人行儀な態度になるが、心を許すと本当の自分を出している。瑞貴は一度円堂と不思議そうに顔を見合わせたが、そろってエドガーに笑顔を向ける。
「うん! エドガー! あっ、でも、エドガーも敬語なしだよ?」
「フフッ。ええ、ミズキ」
名前を呼んでもらって敬語を使わないでくれたことに、エドガーは嬉しそうな微笑む。
「試合に負けたので赤いバラを贈ることはできませんね。ですが、私はあきらめませんよ」
「えーっと……何が?」
「瑞貴ちゃーん! ちょっと来てー!」
「あっ、うん。エドガー、またサッカーやろうね!」
エドガーの言っている意味がわからない瑞貴が首を傾げると、秋に呼ばれたのでエドガーに挨拶してから向かう。
「エンドウ。そういうわけですから、相棒の座はあきらめてもミズキはあきらめません」
「えっ?」
同じく円堂も首を傾げると、エドガーは優雅にお辞儀して仲間の元へ戻った。
円堂の姿に不思議に思った鬼道と豪炎寺が近づくと、円堂もそれに気づいて尋ねる。
「円堂、どうした?」
「なあ、鬼道、豪炎寺。バラって何か意味があるのか?」
「急になんだ?」
「試合前にエドガーがさ、自分たちが勝ったら瑞貴に赤いバラを贈るって言ってたんだ」
「「なっ!?」」
円堂の言葉に驚いた鬼道と豪炎寺はエドガーを強く睨みつけると、その視線な気づいたエドガーは振り向いてフッと笑った。
赤いバラの花言葉は『美』や『情熱』などあり、そして『愛の告白』という意味もある。瑞貴に告白しようということは鬼道や豪炎寺や一部のイナズマジャパンの恋のライバルということだ。新たに現れたことにより、鬼道と豪炎寺は同時に溜息を吐く。
「瑞貴の奴、少しは自分の魅力を抑えてくれないだろうか」
「あれは天然でやっているんだ。言ってもわからんだろ」
「なあなあ何がなんだよー!? 教えてくれー!」
円堂がワイワイと真相を知りたくて叫んでいたが、二人は瑞貴の天然に呆れて答えてくれなかった。
その後――円堂は気になって風丸やヒロトやマネージャーにも尋ねたが、鬼道と豪炎寺と同じ反応を取って教えてくれず、目金は豪炎寺たちに阻止され、立向居たち一年組はわからないので円堂と同じように首を傾げた。結局円堂は赤いバラの意味がわからずじまいだった。
☆☆☆☆☆
イナズマジャパンがナイツオブクイーンに勝利したことは瞬く間に広がった。そして異例の女子選手と呼ばれていた瑞貴が決勝点を取ったことも。
「やはり侮れないな。エンドウも、イナズマジャパンも。それにしてもミズキ……君はどこまで強く美しくなるんだろう」
オルフェウスのフィディオ=アルデナは、録画していた試合記録を見ながら感激している。
「へぇ、エドガーが負けたのか。まっ、ミズキならそれぐらいやってもらわないとな」
ジ・エンパイアのテレス=トルーエは、イナズマジャパンの勝利にはさして興味がなかったが、瑞貴が点を決めたことは自分との勝負に勝ったのだから当然だと言うように呟いた。
「なるほど。カズヤ、ドモン、お前たちが二人を褒めていたことに納得するな」
「ギンギンにスゴいよ! ミーも試合が楽しみだ!」
「円堂……。瑞貴……。早々にやってくれたな」
「俺たちも負けてられないぜ!」
ユニコーンのマーク=クルーガーとディラン=キースと一之瀬一哉と土門飛鳥は、いずれ戦うイナズマジャパンとの試合を心待ちにしていた。
……しかし光の反対には闇がある。輝くFFIにも恐ろしい闇が潜んでいた。
「イノウエ=ミズキか。『奴』の言っていた『異世界から来た少女』の実力は本物のようだな、ヘンクタッカーくん」
「はい。ガルシルド様」
☆副キャプテン 今日の格言☆
男子の中で異例である女子の私にしかできないこと……それは、未来に繋げることだ!
以上!!
「瑞貴、新しい必殺技を完成できてよかったな!」
「守も自分だけの必殺技の完成、おめでとう! ――あっ」
「ん?」
ふと瑞貴が目を向けたので円堂も振り向くと、そこにはエドガーがいた。
「世界は広いと改めて思い知らされたのは、こちらのようだ。いい試合をありがとう」
「ああ! こちらこそ!」
エドガーと円堂が握手を交わす。今度は心からの言葉だったので瑞貴も微笑んでいると、エドガーは瑞貴に顔を向けた。
「戦うミズキさんは美しく可憐で凛々しかったです。あなたがイナズマジャパンの選手として世界一を目指す思い、女子選手としての誇り、そしてあなたの実力は本物です」
「バルチナスさん……!」
「エドガーで構いません。それに敬語を使わず、仲間に対しての魅力を、私にも向けてください」
確かに瑞貴が敬語を使うと他人行儀な態度になるが、心を許すと本当の自分を出している。瑞貴は一度円堂と不思議そうに顔を見合わせたが、そろってエドガーに笑顔を向ける。
「うん! エドガー! あっ、でも、エドガーも敬語なしだよ?」
「フフッ。ええ、ミズキ」
名前を呼んでもらって敬語を使わないでくれたことに、エドガーは嬉しそうな微笑む。
「試合に負けたので赤いバラを贈ることはできませんね。ですが、私はあきらめませんよ」
「えーっと……何が?」
「瑞貴ちゃーん! ちょっと来てー!」
「あっ、うん。エドガー、またサッカーやろうね!」
エドガーの言っている意味がわからない瑞貴が首を傾げると、秋に呼ばれたのでエドガーに挨拶してから向かう。
「エンドウ。そういうわけですから、相棒の座はあきらめてもミズキはあきらめません」
「えっ?」
同じく円堂も首を傾げると、エドガーは優雅にお辞儀して仲間の元へ戻った。
円堂の姿に不思議に思った鬼道と豪炎寺が近づくと、円堂もそれに気づいて尋ねる。
「円堂、どうした?」
「なあ、鬼道、豪炎寺。バラって何か意味があるのか?」
「急になんだ?」
「試合前にエドガーがさ、自分たちが勝ったら瑞貴に赤いバラを贈るって言ってたんだ」
「「なっ!?」」
円堂の言葉に驚いた鬼道と豪炎寺はエドガーを強く睨みつけると、その視線な気づいたエドガーは振り向いてフッと笑った。
赤いバラの花言葉は『美』や『情熱』などあり、そして『愛の告白』という意味もある。瑞貴に告白しようということは鬼道や豪炎寺や一部のイナズマジャパンの恋のライバルということだ。新たに現れたことにより、鬼道と豪炎寺は同時に溜息を吐く。
「瑞貴の奴、少しは自分の魅力を抑えてくれないだろうか」
「あれは天然でやっているんだ。言ってもわからんだろ」
「なあなあ何がなんだよー!? 教えてくれー!」
円堂がワイワイと真相を知りたくて叫んでいたが、二人は瑞貴の天然に呆れて答えてくれなかった。
その後――円堂は気になって風丸やヒロトやマネージャーにも尋ねたが、鬼道と豪炎寺と同じ反応を取って教えてくれず、目金は豪炎寺たちに阻止され、立向居たち一年組はわからないので円堂と同じように首を傾げた。結局円堂は赤いバラの意味がわからずじまいだった。
☆☆☆☆☆
イナズマジャパンがナイツオブクイーンに勝利したことは瞬く間に広がった。そして異例の女子選手と呼ばれていた瑞貴が決勝点を取ったことも。
「やはり侮れないな。エンドウも、イナズマジャパンも。それにしてもミズキ……君はどこまで強く美しくなるんだろう」
オルフェウスのフィディオ=アルデナは、録画していた試合記録を見ながら感激している。
「へぇ、エドガーが負けたのか。まっ、ミズキならそれぐらいやってもらわないとな」
ジ・エンパイアのテレス=トルーエは、イナズマジャパンの勝利にはさして興味がなかったが、瑞貴が点を決めたことは自分との勝負に勝ったのだから当然だと言うように呟いた。
「なるほど。カズヤ、ドモン、お前たちが二人を褒めていたことに納得するな」
「ギンギンにスゴいよ! ミーも試合が楽しみだ!」
「円堂……。瑞貴……。早々にやってくれたな」
「俺たちも負けてられないぜ!」
ユニコーンのマーク=クルーガーとディラン=キースと一之瀬一哉と土門飛鳥は、いずれ戦うイナズマジャパンとの試合を心待ちにしていた。
……しかし光の反対には闇がある。輝くFFIにも恐ろしい闇が潜んでいた。
「イノウエ=ミズキか。『奴』の言っていた『異世界から来た少女』の実力は本物のようだな、ヘンクタッカーくん」
「はい。ガルシルド様」
☆副キャプテン 今日の格言☆
男子の中で異例である女子の私にしかできないこと……それは、未来に繋げることだ!
以上!!