完成! 俺だけの必殺技‼︎
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試合終了の時間が迫ってくる。その焦りと勝利をつかむためにエドガーが走り出す。
「勝利は私たちがつかみ取る!」
「染岡!」
「よし!」
鬼道がビートてフィリップの間を通して染岡にパスを送り、同時にエドガーがそれを確認する。なんとエドガーが走っていたのはナイツオブクイーンのゴールだった。
円堂はそれに気づかず、デービットをかわす染岡に声援を送る。
「いけ! 染岡!」
「轟け! ドラゴンスレイヤー!」
《これが決まれば、イナズマジャパンの勝利は確実か――っ!?》
「負けるわけにはいかない! 代表の誇りにかけて!」
エドガーが腕を回して体を振り向いた瞬間に飛んで足を大きく振り上げる。
「エクスカリバー!」
ドラゴンスレイヤーとエクスカリバーがぶつかり……勝ったのはエクスカリバーだった。蹴り返されたことに染岡は驚く。
「なんだと!?」
《信じられません! ドラゴンスレイヤーを直接蹴り返しました――っ!!》
《二つのシュートの相乗効果で凄まじいパワーです! これは止められませんよ!》
ただでさえ距離が長ければ強くなるエクスカリバーに、ドラゴンスレイヤーのパワーが加わったのだ。土煙を巻き起こしながら一直線にゴールへ向かうシュートに、木暮が立ち塞がる。
「旋風陣! はああぁぁああ……うわあ!」
しかし木暮は吹き飛ばされてしまった。予想以上の威力が円堂のいるゴールへ向かう。
「どうする……? どうすれば止められる!?」
『止められないなら、止めなければいいのかもしれん』
『剣を防ぐのは素手ではなく盾』
円堂の脳裏に老人と瑞貴の言葉が浮かび、そして答えに繋がった。
「そうか! 止める必要はない、ゴールに入れなければいいんだ! どんなシュートでも……ゴールに入らなければ得点にはならないんだぁ――っ!!」
円堂が右手にパワーを溜めてジャンプし、そのまま拳を地に叩きつけてシールドを作った。シュートはシールドを伝って大きくゴールから外れた。
《外れた! いや、外させたと言うべきでしょうか!? 円堂の必殺技が、絶体絶命の危機を救いました!》
《これは…驚異的です……!》
止めることができないと思われていた強烈なエクスカリバーが、円堂の新必殺技によって防がれた。マクスターもレビンも目を見開いて驚いている。
「やった……できたぞ!」
「そんな……!」
自分だけの必殺技をとうとう完成させた円堂は拳を握って感激し、決めることができなかったエドガーは足首を抑えてショックを受けている。
「わぁ……!」
「やりました! やりましたよ!」
「うん!」
「スッゲーぞ円堂!」
「さすがキャプテンっス!」
「あんな方法を思いつくなんて!」
「今までのシュートを止める技とは全く次元の違う発想です! それはまさしく……イジゲン・ザ・ハンド!」
円堂の活躍に久遠冬花は嬉しそうな顔をし、春奈と秋は顔を見合わせて喜び合い、綱海と壁山と立向居は円堂に向かって声を上げ、目金は再び新必殺技に命名する。
ボールに直接触れたわけではないのでイナズマジャパンのゴールキックとなり円堂が鬼道に向かってボールを蹴り上げる。
「鬼道!」
「行くぞ不動!」
「偉そうに命令すんじゃねぇ!」
ドリブルする鬼道と続く不動にイナズマジャパンが攻め込んで行く。もう時間もない。エドガーもそのままディフェンスに着いた。
「決めさせはしない! ナイトの誇りにかけて!」
「豪炎寺!」
「オウッ!」
「虎丸!」
「はい!」
不動が飛び込んで鬼道はボールを浮かばすと、二人同時に蹴る。これはファイアードラゴン戦で編み出した必殺技だ。
「「キラーフィールズ!」」
二人の必殺技がナイツオブクイーンのランスとエッジ=リッパーを抜いた。しかし……。
「やらせるわけにはいかない!」
なんとエドガーとデービットが残っていた。一気に豪炎寺と虎丸へマークに付くが――豪炎寺と虎丸はニヤリと笑っていた。
「勝利は私たちがつかみ取る!」
「染岡!」
「よし!」
鬼道がビートてフィリップの間を通して染岡にパスを送り、同時にエドガーがそれを確認する。なんとエドガーが走っていたのはナイツオブクイーンのゴールだった。
円堂はそれに気づかず、デービットをかわす染岡に声援を送る。
「いけ! 染岡!」
「轟け! ドラゴンスレイヤー!」
《これが決まれば、イナズマジャパンの勝利は確実か――っ!?》
「負けるわけにはいかない! 代表の誇りにかけて!」
エドガーが腕を回して体を振り向いた瞬間に飛んで足を大きく振り上げる。
「エクスカリバー!」
ドラゴンスレイヤーとエクスカリバーがぶつかり……勝ったのはエクスカリバーだった。蹴り返されたことに染岡は驚く。
「なんだと!?」
《信じられません! ドラゴンスレイヤーを直接蹴り返しました――っ!!》
《二つのシュートの相乗効果で凄まじいパワーです! これは止められませんよ!》
ただでさえ距離が長ければ強くなるエクスカリバーに、ドラゴンスレイヤーのパワーが加わったのだ。土煙を巻き起こしながら一直線にゴールへ向かうシュートに、木暮が立ち塞がる。
「旋風陣! はああぁぁああ……うわあ!」
しかし木暮は吹き飛ばされてしまった。予想以上の威力が円堂のいるゴールへ向かう。
「どうする……? どうすれば止められる!?」
『止められないなら、止めなければいいのかもしれん』
『剣を防ぐのは素手ではなく盾』
円堂の脳裏に老人と瑞貴の言葉が浮かび、そして答えに繋がった。
「そうか! 止める必要はない、ゴールに入れなければいいんだ! どんなシュートでも……ゴールに入らなければ得点にはならないんだぁ――っ!!」
円堂が右手にパワーを溜めてジャンプし、そのまま拳を地に叩きつけてシールドを作った。シュートはシールドを伝って大きくゴールから外れた。
《外れた! いや、外させたと言うべきでしょうか!? 円堂の必殺技が、絶体絶命の危機を救いました!》
《これは…驚異的です……!》
止めることができないと思われていた強烈なエクスカリバーが、円堂の新必殺技によって防がれた。マクスターもレビンも目を見開いて驚いている。
「やった……できたぞ!」
「そんな……!」
自分だけの必殺技をとうとう完成させた円堂は拳を握って感激し、決めることができなかったエドガーは足首を抑えてショックを受けている。
「わぁ……!」
「やりました! やりましたよ!」
「うん!」
「スッゲーぞ円堂!」
「さすがキャプテンっス!」
「あんな方法を思いつくなんて!」
「今までのシュートを止める技とは全く次元の違う発想です! それはまさしく……イジゲン・ザ・ハンド!」
円堂の活躍に久遠冬花は嬉しそうな顔をし、春奈と秋は顔を見合わせて喜び合い、綱海と壁山と立向居は円堂に向かって声を上げ、目金は再び新必殺技に命名する。
ボールに直接触れたわけではないのでイナズマジャパンのゴールキックとなり円堂が鬼道に向かってボールを蹴り上げる。
「鬼道!」
「行くぞ不動!」
「偉そうに命令すんじゃねぇ!」
ドリブルする鬼道と続く不動にイナズマジャパンが攻め込んで行く。もう時間もない。エドガーもそのままディフェンスに着いた。
「決めさせはしない! ナイトの誇りにかけて!」
「豪炎寺!」
「オウッ!」
「虎丸!」
「はい!」
不動が飛び込んで鬼道はボールを浮かばすと、二人同時に蹴る。これはファイアードラゴン戦で編み出した必殺技だ。
「「キラーフィールズ!」」
二人の必殺技がナイツオブクイーンのランスとエッジ=リッパーを抜いた。しかし……。
「やらせるわけにはいかない!」
なんとエドガーとデービットが残っていた。一気に豪炎寺と虎丸へマークに付くが――豪炎寺と虎丸はニヤリと笑っていた。