完成! 俺だけの必殺技‼︎
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
飛鷹からボールを受け取った鬼道が木暮に回し、続いて瑞貴にヘディングパスを出す。
「相手にボールを渡すな!」
「征矢!」
「右に流れるぞ!」
瑞貴が中央に移動した飛鷹にボールを回して不動が指示を出すと、飛鷹は絶妙なタイミングで風丸にパスをした。
「ダイレクトパスだ!」
「あと一歩下がれ!」
「中央へ寄せろ!」
「2秒待って左だ!」
ボールが目まぐるしく移動してナイツオブクイーンが翻弄されている。エドガーも無敵の槍を破られたことに続き驚くしかなかった。
続いて風丸が不動にパスを送る。チャンスと見切った鬼道が次の指示を出した。
「染岡! 豪炎寺!」
《イナズマジャパン、突如攻撃に転じた!》
「いつまでも好きにはさせない!」
「今だ! 瑞貴!」
「!?」
エドガーがFWの豪炎寺か染岡に渡る前に不動から奪取しようとしたが、瑞貴にパスしたことで不意を突かれた。隙を逃さず鬼道が指示を出す。
「一メートル右だ!」
「獅子王雷!」
「ガラティーン!」
フレディの右手から放たれる巨大な剣が、瑞貴の獅子王雷を一刀両断して止めた。
「レディにしてはいいシュートだ」
「っ、褒めてくれてありがとうございます」
ニヤリと笑うフレディに瑞貴は悔しそうに拳を握りながら答えた。
得点こそできなかったが、イナズマジャパンの見事な攻撃に立向居も興奮して声を上げる。
「スゴい! 完全にナイツオブクイーンを封じ込めてる!」
「鬼道と不動……二人の天才司令塔がいるから可能な必殺タクティクスだ」
「言うなれば――デュアルタイフーン!」
響木の解説から、目金欠流はさっそく必殺タクティクスに命名した。
一方、余裕の表情が消えたエドガーにフィリップが近づく。
「イナズマジャパン……彼らへの認識を改めなければならないな」
「エドガー……」
「しかし私たちは負けない。世界一の座をつかみ、我々に夢を託している人々に応えるんだ」
「はい!」
ゲームの流れをつかんだイナズマジャパン。攻撃の手を緩めないために不動がドリブルで切り込み、虎丸が上がって行く。
「今度こそ……今度こそ決めるぞ!」
「虎丸!」
不動がニックに立ち塞がれた瞬間に虎丸へパスを出した。しかし虎丸にもランス=ロットンが立ち塞がる。
「何度来てもムダだ!」
「…………!」
その瞬間、虎丸の脳裏にランスの必殺技をジャンプでかわした豪炎寺の姿が思い浮かんだ、そして顔をしかめてグッと構える。
「ストーンプリズン!」
しかし次々と現れる石柱の中に虎丸の姿はなかった。
「何っ!? ――あっ!」
ランスは左右を見ても姿を発見できず、残るコースである上空を見たら虎丸がボールごとジャンプでかわしていた。
「これならどうだ!」
完全にフリーとなった虎丸が、シュート体勢に入る。
「いくぞ! はっ! うおおぉぉおお……でやっ!」
虎丸の周りから七本の剣が現れ、ボールと共に一直線にゴールへ向かう。
「ガラティーン! うわっ!」
「いよぉーしっ!!」
虎丸の新たなシュートがガラティーンを破って見事に決め、再びイナズマジャパンが同点に追いついた。虎丸は嬉しそうに叫んでガッツポーズをする。
「なっ、なんスか!? 今のシュート!」
「虎丸の奴、あんな必殺技を隠してたでヤンスか!?」
「剣(ツルギ)のように鋭く、キーパーに襲い掛かるシュート……グラディウスアーチと名付けましょう!」
壁山と栗松が驚いていると、目金はデュアルタイフーンに続き命名した。
「相手にボールを渡すな!」
「征矢!」
「右に流れるぞ!」
瑞貴が中央に移動した飛鷹にボールを回して不動が指示を出すと、飛鷹は絶妙なタイミングで風丸にパスをした。
「ダイレクトパスだ!」
「あと一歩下がれ!」
「中央へ寄せろ!」
「2秒待って左だ!」
ボールが目まぐるしく移動してナイツオブクイーンが翻弄されている。エドガーも無敵の槍を破られたことに続き驚くしかなかった。
続いて風丸が不動にパスを送る。チャンスと見切った鬼道が次の指示を出した。
「染岡! 豪炎寺!」
《イナズマジャパン、突如攻撃に転じた!》
「いつまでも好きにはさせない!」
「今だ! 瑞貴!」
「!?」
エドガーがFWの豪炎寺か染岡に渡る前に不動から奪取しようとしたが、瑞貴にパスしたことで不意を突かれた。隙を逃さず鬼道が指示を出す。
「一メートル右だ!」
「獅子王雷!」
「ガラティーン!」
フレディの右手から放たれる巨大な剣が、瑞貴の獅子王雷を一刀両断して止めた。
「レディにしてはいいシュートだ」
「っ、褒めてくれてありがとうございます」
ニヤリと笑うフレディに瑞貴は悔しそうに拳を握りながら答えた。
得点こそできなかったが、イナズマジャパンの見事な攻撃に立向居も興奮して声を上げる。
「スゴい! 完全にナイツオブクイーンを封じ込めてる!」
「鬼道と不動……二人の天才司令塔がいるから可能な必殺タクティクスだ」
「言うなれば――デュアルタイフーン!」
響木の解説から、目金欠流はさっそく必殺タクティクスに命名した。
一方、余裕の表情が消えたエドガーにフィリップが近づく。
「イナズマジャパン……彼らへの認識を改めなければならないな」
「エドガー……」
「しかし私たちは負けない。世界一の座をつかみ、我々に夢を託している人々に応えるんだ」
「はい!」
ゲームの流れをつかんだイナズマジャパン。攻撃の手を緩めないために不動がドリブルで切り込み、虎丸が上がって行く。
「今度こそ……今度こそ決めるぞ!」
「虎丸!」
不動がニックに立ち塞がれた瞬間に虎丸へパスを出した。しかし虎丸にもランス=ロットンが立ち塞がる。
「何度来てもムダだ!」
「…………!」
その瞬間、虎丸の脳裏にランスの必殺技をジャンプでかわした豪炎寺の姿が思い浮かんだ、そして顔をしかめてグッと構える。
「ストーンプリズン!」
しかし次々と現れる石柱の中に虎丸の姿はなかった。
「何っ!? ――あっ!」
ランスは左右を見ても姿を発見できず、残るコースである上空を見たら虎丸がボールごとジャンプでかわしていた。
「これならどうだ!」
完全にフリーとなった虎丸が、シュート体勢に入る。
「いくぞ! はっ! うおおぉぉおお……でやっ!」
虎丸の周りから七本の剣が現れ、ボールと共に一直線にゴールへ向かう。
「ガラティーン! うわっ!」
「いよぉーしっ!!」
虎丸の新たなシュートがガラティーンを破って見事に決め、再びイナズマジャパンが同点に追いついた。虎丸は嬉しそうに叫んでガッツポーズをする。
「なっ、なんスか!? 今のシュート!」
「虎丸の奴、あんな必殺技を隠してたでヤンスか!?」
「剣(ツルギ)のように鋭く、キーパーに襲い掛かるシュート……グラディウスアーチと名付けましょう!」
壁山と栗松が驚いていると、目金はデュアルタイフーンに続き命名した。