完成! 俺だけの必殺技‼︎
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イギリス代表ナイツオブクイーンとの試合が始まった。エドガー=バルチナスは、距離が離れれば離れるほど強くなる聖なる剣のシュート・エクスカリバーで先制点を取る。
だけど井上瑞貴と円堂守たちイナズマジャパンは、相手の必殺タクティクス・アブソリュートナイツを見事に破った。そのまま豪炎寺修也が爆熱スクリューを決めようとしたが、撃つ直前にエドガーにボールを奪われてしまう。
場所はナイツオブクイーンのゴール前。最悪の展開が待ち受ける。
「受けるがいい! エクスカリバー!」
ゴールエリアから放たれた最強のエクスカリバーが襲い掛かると、壁山塀吾郎が立ち塞がる。
「ザ・マウンテン!」
「ムダだ!」
壁山はなんとか少しでも威力を落とそうとしたが、今までより最強のエクスカリバーはエドガーの言葉を表すように容易くザ・マウンテンを突破して、円堂がいるゴールに向かっていく。
「いかりのてっつい!」
壁山が踏ん張ってくれたおかげで、円堂はいかりのてっついを使って間一髪で防ぐことができた。
そのままボールを回そうとした円堂だが、壁山が倒れたままでいることに気づいた。
「壁山!? 壁山――っ!!」
円堂と瑞貴は壁山のそばに駆け寄ってしゃがむ。
「壁山、大丈夫か!?」
「塀吾郎! しっかりして!」
「キャプテン……。瑞貴さん……」
あれだけの威力を持つエクスカリバーを円堂が止めきれるまで防いだのだ。今までのこともあってダメージも大きいだろう。
ベンチにいる音無春奈も心配そうに神崎シンに向けて呟く。
「壁山くん、プレーは続けられるんでしょうか?」
「立ち上がれないほどのダメージを受けている……これはムリだね」
「染岡、交代だ」
「はい!」
久遠道也が交代を告げると、染岡竜吾は立ち上がって顔を引き締めた。
「壁山! よくがんばったでヤンス!」
「何度もやられたら悔しいっス! イナズマジャパンの失点は、俺たちだけの失点じゃないっスから!」
「!」
栗松鉄平が励ますが壁山は悔しがっていた。円堂は先ほどのエドガーの言葉を思い出す。
『世界の舞台で戦う代表チームは、自分たちの国の数え切れない人々の夢を託されているんだ!』
それでイナズマジャパンは『代表』や『世界一』の意味を改めて知った。もちろん壁山も。だから尚更負けられないと思ったんだろう。
「壁山……」
「わかった。あとは任せて」
瑞貴の言葉に同意するように栗松も綱海条介も頷いた。
DFの壁山を下げてFWの染岡を出したのは攻撃的の布陣に変えるため。アブソリュートナイツは綻びを見せ始めているので崩すなら今だ。壁山はベンチに戻ると染岡に声をかける。
「染岡さん……頼むっス!」
「壁山……。ああ! 必ず点を取ってやる!」
壁山の思いを受け取った染岡はピッチに入った。
試合再開して回されたボールを受け取った風丸一郎太はドリブルで上がって行く。そこにポール=アップルトンがすかさずボールを奪った。
「クソッ!」
「こっちだ!」
「そうはさせねぇ!」
染岡がすかさずエドガーのマークに入った。
「素早いな。ポール、前へ送れ」
「ああ!」
エドガーの指示でポールは前線にパスを出すと、基山ヒロトのディフェンスをかわしてゲイリー=リンクスがボールを取った。そしてフィリップ=オーウェンに回す。
「スーパーしこふみ!」
「ふんっ!」
土方雷電のスーパーしこふみをフィリップはかわした。
「やらせるか!」
そこへ続けて綱海が立ち塞がったので、シュートを撃とうとしたフィリップはバランスが崩れ、撃ったボールは綱海を抜けたがゴールから大きく逸れた。
「いいディフェンスだったぞー! どんなシュートでもゴールに入らなければ得点にならないんだからな!」
円堂が土方と綱海を大きな声で褒める。
だけど井上瑞貴と円堂守たちイナズマジャパンは、相手の必殺タクティクス・アブソリュートナイツを見事に破った。そのまま豪炎寺修也が爆熱スクリューを決めようとしたが、撃つ直前にエドガーにボールを奪われてしまう。
場所はナイツオブクイーンのゴール前。最悪の展開が待ち受ける。
「受けるがいい! エクスカリバー!」
ゴールエリアから放たれた最強のエクスカリバーが襲い掛かると、壁山塀吾郎が立ち塞がる。
「ザ・マウンテン!」
「ムダだ!」
壁山はなんとか少しでも威力を落とそうとしたが、今までより最強のエクスカリバーはエドガーの言葉を表すように容易くザ・マウンテンを突破して、円堂がいるゴールに向かっていく。
「いかりのてっつい!」
壁山が踏ん張ってくれたおかげで、円堂はいかりのてっついを使って間一髪で防ぐことができた。
そのままボールを回そうとした円堂だが、壁山が倒れたままでいることに気づいた。
「壁山!? 壁山――っ!!」
円堂と瑞貴は壁山のそばに駆け寄ってしゃがむ。
「壁山、大丈夫か!?」
「塀吾郎! しっかりして!」
「キャプテン……。瑞貴さん……」
あれだけの威力を持つエクスカリバーを円堂が止めきれるまで防いだのだ。今までのこともあってダメージも大きいだろう。
ベンチにいる音無春奈も心配そうに神崎シンに向けて呟く。
「壁山くん、プレーは続けられるんでしょうか?」
「立ち上がれないほどのダメージを受けている……これはムリだね」
「染岡、交代だ」
「はい!」
久遠道也が交代を告げると、染岡竜吾は立ち上がって顔を引き締めた。
「壁山! よくがんばったでヤンス!」
「何度もやられたら悔しいっス! イナズマジャパンの失点は、俺たちだけの失点じゃないっスから!」
「!」
栗松鉄平が励ますが壁山は悔しがっていた。円堂は先ほどのエドガーの言葉を思い出す。
『世界の舞台で戦う代表チームは、自分たちの国の数え切れない人々の夢を託されているんだ!』
それでイナズマジャパンは『代表』や『世界一』の意味を改めて知った。もちろん壁山も。だから尚更負けられないと思ったんだろう。
「壁山……」
「わかった。あとは任せて」
瑞貴の言葉に同意するように栗松も綱海条介も頷いた。
DFの壁山を下げてFWの染岡を出したのは攻撃的の布陣に変えるため。アブソリュートナイツは綻びを見せ始めているので崩すなら今だ。壁山はベンチに戻ると染岡に声をかける。
「染岡さん……頼むっス!」
「壁山……。ああ! 必ず点を取ってやる!」
壁山の思いを受け取った染岡はピッチに入った。
試合再開して回されたボールを受け取った風丸一郎太はドリブルで上がって行く。そこにポール=アップルトンがすかさずボールを奪った。
「クソッ!」
「こっちだ!」
「そうはさせねぇ!」
染岡がすかさずエドガーのマークに入った。
「素早いな。ポール、前へ送れ」
「ああ!」
エドガーの指示でポールは前線にパスを出すと、基山ヒロトのディフェンスをかわしてゲイリー=リンクスがボールを取った。そしてフィリップ=オーウェンに回す。
「スーパーしこふみ!」
「ふんっ!」
土方雷電のスーパーしこふみをフィリップはかわした。
「やらせるか!」
そこへ続けて綱海が立ち塞がったので、シュートを撃とうとしたフィリップはバランスが崩れ、撃ったボールは綱海を抜けたがゴールから大きく逸れた。
「いいディフェンスだったぞー! どんなシュートでもゴールに入らなければ得点にならないんだからな!」
円堂が土方と綱海を大きな声で褒める。