英国の騎士! ナイツオブクイーン‼︎
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目的地のウミヘビスタジアムが見えて来る頃、ミーティングが終わって次々と選手たちは船内から出る。
「あそこが新たな挑戦の出発点か」
「ああ」
二階席でスタジアムを見る鬼道と豪炎寺が呟く。ここがイナズマジャパンの始まりの場所になるのだ。
「いい面構えになったな」
「響木監督……」
「逆境を知る者は強い。必ず来るぞ。その強さを生かすときが」
「はい!」
船の側面の場所で気合いを引き締める染岡に響木正剛が声をかける。染岡の努力の成果が発揮されるときもやってくる。
「円堂さん! 絶対にエクスカリバーを止めてください!」
「ああ! 任せておけ!」
船の後部で潮風に当たっていた立向居と円堂。立向居が応援の言葉をかけると、それに応えるように円堂も笑顔で拳を握る。
「本戦の第一歩だね」
「うん。必殺技は完成できなかったけど、私は……私たちイナズマジャパンは絶対勝つ!」
同じように甲板で潮風に当たる瑞貴とシン。原作とか関係なく実力で勝とうとする瑞貴を見て、シンも嬉しそうに微笑んだ。
そしてイナズマジャパンはウミヘビスタジアムに辿り着いた。
《全世界のサッカーファンの皆様、お待たせしました! 本日はフットボールフロンティアインターナショナルグループA・ナイツオブクイーン対イナズマジャパンの試合を、ここ、ウミヘビスタジアムからお送り致します!》
超満員の観客がいる中、実況者のマクスター=ランドと解説者のレビン=マードックも、今日の試合を楽しみにしている。観客の中には円堂に古タイヤをあげた赤キャップの老人もいた。
選手入場でイナズマジャパンがナイツオブクイーンと審判と共にグラウンドへ入場すると、観客席はナイツオブクイーンの応援で埋め尽くされていた。
「完全にアウェーだぜ、俺たち……」
「「「「「…………」」」」」
風丸の呟きは確かなもので、瑞貴も円堂たちも、その迫力に圧されていた。
「円堂くん、瑞貴ちゃん」
「「ん?」」
「キャプテンマークと副キャプテンマークよ」
秋の手の平にあるキャプテンマークと副キャプテンマークを見て、二人はそれぞれ受け取る。
「ああ、サンキュ」
「ありがとう、秋ちゃん」
「どうってことないよ」
「「えっ?」」
「全部自分たちへの応援だと思えばいいの」
ナイツオブクイーンの応援をイナズマジャパンの応援だと思え。秋の励ましの言葉に瑞貴も円堂も少し緊張が解けて笑顔を浮かべた。
円堂は左腕にキャプテンマークを、瑞貴が左手首に副キャプテンマークを付けると、久遠冬花と春奈がそれぞれ声をかける。
「あの、がんばってね」
「ああ!」
「瑞貴先輩! 私、応援してます!」
「うん!」
二人はそれに応えると、スターティングメンバーと向き合う。
「みんな、リラックスだ! いつも通り全力を出そう!」
「世界に見せてやろう! 私たちの力を!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
瑞貴たちが先にピッチへ入る中、飛鷹はクシを取り出して髪を整えてから続けて入った。
ピッチサイドではコイントスが行われ、結果イナズマジャパンボールになった。審判からボールを受け取った円堂の元にエドガーがやってくる。
「お互いにがんばろう」
「ああ!」
エドガーが手を差し出すと、円堂もそれに応えて握手を交わす。
「健闘を祈る」
「っ!」
あからさまに格下と見ているエドガーの態度に円堂が顔をしかめた。するとエドガーは円堂に少し顔を近付けて小声で話す。
「それと、我々が勝ったら私は瑞貴さんに赤いバラを贈ります。だからこの試合も勝たせてもらいますよ」
「赤い、バラ……?」
優雅に微笑むエドガーに対し、円堂は首を傾げた。
「あそこが新たな挑戦の出発点か」
「ああ」
二階席でスタジアムを見る鬼道と豪炎寺が呟く。ここがイナズマジャパンの始まりの場所になるのだ。
「いい面構えになったな」
「響木監督……」
「逆境を知る者は強い。必ず来るぞ。その強さを生かすときが」
「はい!」
船の側面の場所で気合いを引き締める染岡に響木正剛が声をかける。染岡の努力の成果が発揮されるときもやってくる。
「円堂さん! 絶対にエクスカリバーを止めてください!」
「ああ! 任せておけ!」
船の後部で潮風に当たっていた立向居と円堂。立向居が応援の言葉をかけると、それに応えるように円堂も笑顔で拳を握る。
「本戦の第一歩だね」
「うん。必殺技は完成できなかったけど、私は……私たちイナズマジャパンは絶対勝つ!」
同じように甲板で潮風に当たる瑞貴とシン。原作とか関係なく実力で勝とうとする瑞貴を見て、シンも嬉しそうに微笑んだ。
そしてイナズマジャパンはウミヘビスタジアムに辿り着いた。
《全世界のサッカーファンの皆様、お待たせしました! 本日はフットボールフロンティアインターナショナルグループA・ナイツオブクイーン対イナズマジャパンの試合を、ここ、ウミヘビスタジアムからお送り致します!》
超満員の観客がいる中、実況者のマクスター=ランドと解説者のレビン=マードックも、今日の試合を楽しみにしている。観客の中には円堂に古タイヤをあげた赤キャップの老人もいた。
選手入場でイナズマジャパンがナイツオブクイーンと審判と共にグラウンドへ入場すると、観客席はナイツオブクイーンの応援で埋め尽くされていた。
「完全にアウェーだぜ、俺たち……」
「「「「「…………」」」」」
風丸の呟きは確かなもので、瑞貴も円堂たちも、その迫力に圧されていた。
「円堂くん、瑞貴ちゃん」
「「ん?」」
「キャプテンマークと副キャプテンマークよ」
秋の手の平にあるキャプテンマークと副キャプテンマークを見て、二人はそれぞれ受け取る。
「ああ、サンキュ」
「ありがとう、秋ちゃん」
「どうってことないよ」
「「えっ?」」
「全部自分たちへの応援だと思えばいいの」
ナイツオブクイーンの応援をイナズマジャパンの応援だと思え。秋の励ましの言葉に瑞貴も円堂も少し緊張が解けて笑顔を浮かべた。
円堂は左腕にキャプテンマークを、瑞貴が左手首に副キャプテンマークを付けると、久遠冬花と春奈がそれぞれ声をかける。
「あの、がんばってね」
「ああ!」
「瑞貴先輩! 私、応援してます!」
「うん!」
二人はそれに応えると、スターティングメンバーと向き合う。
「みんな、リラックスだ! いつも通り全力を出そう!」
「世界に見せてやろう! 私たちの力を!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
瑞貴たちが先にピッチへ入る中、飛鷹はクシを取り出して髪を整えてから続けて入った。
ピッチサイドではコイントスが行われ、結果イナズマジャパンボールになった。審判からボールを受け取った円堂の元にエドガーがやってくる。
「お互いにがんばろう」
「ああ!」
エドガーが手を差し出すと、円堂もそれに応えて握手を交わす。
「健闘を祈る」
「っ!」
あからさまに格下と見ているエドガーの態度に円堂が顔をしかめた。するとエドガーは円堂に少し顔を近付けて小声で話す。
「それと、我々が勝ったら私は瑞貴さんに赤いバラを贈ります。だからこの試合も勝たせてもらいますよ」
「赤い、バラ……?」
優雅に微笑むエドガーに対し、円堂は首を傾げた。