来たぜ! 世界大会!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「瑞貴ちゃん」
「温子さん! 広志さん!」
瑞貴が振り向くと、円堂の両親である円堂温子と円堂広志がいた。
「男子の大会でたった一人の女子選手としていろいろ大変だったわね。それはこれからも続くけど……世界でもがんばって!」
「守だけじゃなく君のことも日本から応援しているよ」
「はい!」
二人は円堂が初めて夕食に招待して以来、瑞貴のことを娘のように思っている。それが伝わったのか瑞貴も嬉しそうに頷いた。
「あと守のこともお願いね。あの子ってば危なっかしいから、瑞貴ちゃんがしっかりしてくれて嬉しいわ」
「母ちゃん! なんでそんなこと瑞貴にお願いするんだよ!」
「だって本当のことじゃない」
「えー!?」
温子の言葉にショックを受けた円堂はガックシと両肩を落として顔をうつむけた。そのやり取りが微笑ましくて、瑞貴と広志はお互いの顔を見て笑い合う。
「「ハニー/瑞貴ー!」」
「みぎゃ!」
今度は背中に衝撃が襲い掛かった。だけどさっきの叫び声で正体がわかった瑞貴は苦笑して振り向く。
「リカちゃん……塔子ちゃん……。何も抱きついて来なくても……」
「だってハニー、ライオコット島に行ってまうやん! ダーリンまでいなくなって、ウチ寂しいから充電や!」
「あたしは応援の意味も込めて! 世界でも暴れて来いよ!」
「うん! がんばるよ!」
浦部リカや財前塔子のような女子選手のためにも、瑞貴は女子代表として戦うのだ。
すると久遠道也が響木正剛と神崎シンを引き連れて現れた。
「全員集合! これより、出発する」
久遠の合図でイナズマジャパンはイナズマジェットに乗り込み、本戦会場のライオコット島へ飛び立った。
――今回はイナズマジャパン専用なので席は選び放題だ。瑞貴は綱海条介の隣で通路の反対側には円堂がいる。原作でこの席にいた立向居は壁山の隣に座っていた。
「「お~! わぁ~!」」
「雲がずーっと下にありますよ! スッゴ! スッゴ!」
「もう、ハシャいじゃって可愛いねぇ~。ウッシッシッシッ」
「そっちだって夢中で見てたじゃないですか!」
「わあー! 船があんなにちっちゃい!」
「ホントだー! スッゴいですねー!」
飛行機は初めてなのだろうか、窓の外の景色を見てハシャぐ宇都宮虎丸と木暮夕弥。
みんなもそれぞれ楽しんでる中、対して一人だけ体を震わせている者がいた。もちろん武者震いではないので、瑞貴は心配そうに声をかける。
「条介、大丈夫?」
「お、俺…ひ、ひ、飛行機はダメなんだ……。海に帰してくれ――っ!!」
「「「「…………!」」」
必死に叫ぶ綱海の様子に、瑞貴とマネージャーたちは苦笑すると顔をうつむけて笑いをこらえる。ちなみに瑞貴とは反対に綱海の隣にいる土方雷電は爆睡していた。
「条介、気分を紛らわせるために飴でも舐める? 酔い止めもあるから」
「オ、オウッ……」
「それと」
「えっ!?」
「「「「なっ!?」」」」
綱海が飴を受け取って食べると、瑞貴は綱海の頭を引き寄せて自分の肩に乗せた。その行動に綱海は目を見開き、通路の反対側にいる円堂と風丸と豪炎寺修也とヒロトは驚きの声を上げる。
「辛いなら寄っかかってもいいから。もちろん寝てもいいよ。着いたら起こしてあげる」
「サ、サンキュー……」
綱海は近くにある瑞貴の優しい笑顔にドキッとした。だけど同時にとても心地よくて安心してかたので、だんだん眠くなったのか目を閉じて寝息を立てる。
「「「「…………」」」」
((誰かなんとかしてくれ/ださい!))
風丸と豪炎寺とヒロトがあからさまな嫉妬で、何故か円堂は不機嫌になってオーラを放つ。近くにいる目金と染岡は心の中で助けを求めていると、その願いが通じたのか瑞貴が顔を向けると四人の空気が和らいだ。
「楽しみだね、ライオコット島」
「あ、ああ!」
「どんな所かな?」
「別名・サッカーアイランド。FFI世界大会のために南の島を丸ごと会場にしてしまったそうですよ」
立ち直った目金が席から身を乗り出して前の席にいる円堂と風丸に言う。
「丸ごと会場って……」
「スッゲー!」
「フッ。俺にふさわしい舞台だぜ。この俺のプレーで世界の度肝を抜いてやる!」
「ああ! 頼んだぜ、染岡!」
「選考試合よりレベルアップした竜吾の実力、期待してるよ!」
意気込む染岡に円堂と瑞貴は笑顔で言った。
「温子さん! 広志さん!」
瑞貴が振り向くと、円堂の両親である円堂温子と円堂広志がいた。
「男子の大会でたった一人の女子選手としていろいろ大変だったわね。それはこれからも続くけど……世界でもがんばって!」
「守だけじゃなく君のことも日本から応援しているよ」
「はい!」
二人は円堂が初めて夕食に招待して以来、瑞貴のことを娘のように思っている。それが伝わったのか瑞貴も嬉しそうに頷いた。
「あと守のこともお願いね。あの子ってば危なっかしいから、瑞貴ちゃんがしっかりしてくれて嬉しいわ」
「母ちゃん! なんでそんなこと瑞貴にお願いするんだよ!」
「だって本当のことじゃない」
「えー!?」
温子の言葉にショックを受けた円堂はガックシと両肩を落として顔をうつむけた。そのやり取りが微笑ましくて、瑞貴と広志はお互いの顔を見て笑い合う。
「「ハニー/瑞貴ー!」」
「みぎゃ!」
今度は背中に衝撃が襲い掛かった。だけどさっきの叫び声で正体がわかった瑞貴は苦笑して振り向く。
「リカちゃん……塔子ちゃん……。何も抱きついて来なくても……」
「だってハニー、ライオコット島に行ってまうやん! ダーリンまでいなくなって、ウチ寂しいから充電や!」
「あたしは応援の意味も込めて! 世界でも暴れて来いよ!」
「うん! がんばるよ!」
浦部リカや財前塔子のような女子選手のためにも、瑞貴は女子代表として戦うのだ。
すると久遠道也が響木正剛と神崎シンを引き連れて現れた。
「全員集合! これより、出発する」
久遠の合図でイナズマジャパンはイナズマジェットに乗り込み、本戦会場のライオコット島へ飛び立った。
――今回はイナズマジャパン専用なので席は選び放題だ。瑞貴は綱海条介の隣で通路の反対側には円堂がいる。原作でこの席にいた立向居は壁山の隣に座っていた。
「「お~! わぁ~!」」
「雲がずーっと下にありますよ! スッゴ! スッゴ!」
「もう、ハシャいじゃって可愛いねぇ~。ウッシッシッシッ」
「そっちだって夢中で見てたじゃないですか!」
「わあー! 船があんなにちっちゃい!」
「ホントだー! スッゴいですねー!」
飛行機は初めてなのだろうか、窓の外の景色を見てハシャぐ宇都宮虎丸と木暮夕弥。
みんなもそれぞれ楽しんでる中、対して一人だけ体を震わせている者がいた。もちろん武者震いではないので、瑞貴は心配そうに声をかける。
「条介、大丈夫?」
「お、俺…ひ、ひ、飛行機はダメなんだ……。海に帰してくれ――っ!!」
「「「「…………!」」」
必死に叫ぶ綱海の様子に、瑞貴とマネージャーたちは苦笑すると顔をうつむけて笑いをこらえる。ちなみに瑞貴とは反対に綱海の隣にいる土方雷電は爆睡していた。
「条介、気分を紛らわせるために飴でも舐める? 酔い止めもあるから」
「オ、オウッ……」
「それと」
「えっ!?」
「「「「なっ!?」」」」
綱海が飴を受け取って食べると、瑞貴は綱海の頭を引き寄せて自分の肩に乗せた。その行動に綱海は目を見開き、通路の反対側にいる円堂と風丸と豪炎寺修也とヒロトは驚きの声を上げる。
「辛いなら寄っかかってもいいから。もちろん寝てもいいよ。着いたら起こしてあげる」
「サ、サンキュー……」
綱海は近くにある瑞貴の優しい笑顔にドキッとした。だけど同時にとても心地よくて安心してかたので、だんだん眠くなったのか目を閉じて寝息を立てる。
「「「「…………」」」」
((誰かなんとかしてくれ/ださい!))
風丸と豪炎寺とヒロトがあからさまな嫉妬で、何故か円堂は不機嫌になってオーラを放つ。近くにいる目金と染岡は心の中で助けを求めていると、その願いが通じたのか瑞貴が顔を向けると四人の空気が和らいだ。
「楽しみだね、ライオコット島」
「あ、ああ!」
「どんな所かな?」
「別名・サッカーアイランド。FFI世界大会のために南の島を丸ごと会場にしてしまったそうですよ」
立ち直った目金が席から身を乗り出して前の席にいる円堂と風丸に言う。
「丸ごと会場って……」
「スッゲー!」
「フッ。俺にふさわしい舞台だぜ。この俺のプレーで世界の度肝を抜いてやる!」
「ああ! 頼んだぜ、染岡!」
「選考試合よりレベルアップした竜吾の実力、期待してるよ!」
意気込む染岡に円堂と瑞貴は笑顔で言った。