完全なる戦術! パーフェクトゾーンプレス!!
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アジア予選決勝の相手は、かつて戦ったアフロディと涼野風介と南雲晴矢がいる韓国代表ファイアードラゴン。しかしイナズマジャパンは久遠道也の判断で円堂守がベンチとなった。
代わりにキャプテンを井上瑞貴が、副キャプテンを鬼道有人が、GKを立向居勇気がやることに。
吹雪士郎と土方雷電が新必殺技・サンダービーストを完成して、イナズマジャパンが先制点を取る。しかしファイアードラゴンには『龍を操る者』と呼ばれるチェ=チャンスウがいるので、これからの勝負も油断できない。
《イナズマジャパン先制の1点! フットボールフロンティア・アジア予選決勝、この試合に勝利して世界に挑むのは、韓国か!? それとも日本か!?》
(あんたが出ていない間は、私がチームをまとめる。早く久遠監督の意図に気づいて……!)
(すまない、瑞貴……)
ピッチから瑞貴が、ベンチから円堂が顔を見合わせる。円堂はキャプテンでありながら気づいていないことがあり、今のままではイナズマジャパンは勝てず、キャプテン失格と言われた。
逆に瑞貴はそれに気づいている。原作の知識もあるが人の感性に敏感なので、知識がなくても気づいていたかもしれない。
「吹雪! もう一発決めてやろうぜ!」
「ああ!」
先制点で勢いが付く土方と吹雪。対してアフロディは笑っていた。
「やるんだね。完全なる戦術を」
「攻守に長けた吹雪は、豪炎寺よりも危険な存在。まずは彼を」
チャンスウはファイアードラゴンの監督・イ=ジンソンと顔を見合わせて頷いた。それを見た涼野と南雲はポツリと呟く。
「攻守に長けているのは」
「吹雪だけじゃないがな」
イナズマジャパンの選手を見渡す瑞貴を、涼野と南雲は見た。
チャンスウがアフロディにボールを渡して試合再開。涼野と南雲と共に四人が上がって行く。
「焦らないで、ボールをよく見るんだ!」
アフロディは南雲にパスをする。それを緑川リュウジがスライディングするが、ジャンプでかわされた。
「少しはうまくなったようだな、レーゼ!」
「っ!」
「だがここまでだ!」
南雲は着地すると緑川越しにいるキム=ウンヨンにバックパスをする。
「どういう意味だ、バーン!」
「ヘッ」
緑川の問いに南雲は答えず走り出す。ウンヨンはそのままチャンスウにパスを送ると吹雪がディフェンスに走る。
「スノーエンジェル!」
吹雪はスノーエンジェルで見事チャンスウからボールを奪ってドリブルする。しかしチャンスウが笑っていたことに鬼道は気づく。
(笑った!? 何故だ……)
だけど未だにイナズマジャパンがチャンスなのは変わりない。攻撃陣が一気に攻め上がって行く。
「吹雪!」
吹雪は土方にボールを回した。
「始めましょう……我々の完全なる戦術を。――龍の雄叫びを聞け! 我らの必殺タクティクス・パーフェクトゾーンプレス!」
「っ!?」
「なんだ!?」
「雷電、ボールを回して!」
「なっ!?」
瑞貴の指示も甲斐なく、土方と吹雪は自分たちの周りを走るファイアードラゴンに囲まれてしまった。それもスゴいスピードで。
代わりにキャプテンを井上瑞貴が、副キャプテンを鬼道有人が、GKを立向居勇気がやることに。
吹雪士郎と土方雷電が新必殺技・サンダービーストを完成して、イナズマジャパンが先制点を取る。しかしファイアードラゴンには『龍を操る者』と呼ばれるチェ=チャンスウがいるので、これからの勝負も油断できない。
《イナズマジャパン先制の1点! フットボールフロンティア・アジア予選決勝、この試合に勝利して世界に挑むのは、韓国か!? それとも日本か!?》
(あんたが出ていない間は、私がチームをまとめる。早く久遠監督の意図に気づいて……!)
(すまない、瑞貴……)
ピッチから瑞貴が、ベンチから円堂が顔を見合わせる。円堂はキャプテンでありながら気づいていないことがあり、今のままではイナズマジャパンは勝てず、キャプテン失格と言われた。
逆に瑞貴はそれに気づいている。原作の知識もあるが人の感性に敏感なので、知識がなくても気づいていたかもしれない。
「吹雪! もう一発決めてやろうぜ!」
「ああ!」
先制点で勢いが付く土方と吹雪。対してアフロディは笑っていた。
「やるんだね。完全なる戦術を」
「攻守に長けた吹雪は、豪炎寺よりも危険な存在。まずは彼を」
チャンスウはファイアードラゴンの監督・イ=ジンソンと顔を見合わせて頷いた。それを見た涼野と南雲はポツリと呟く。
「攻守に長けているのは」
「吹雪だけじゃないがな」
イナズマジャパンの選手を見渡す瑞貴を、涼野と南雲は見た。
チャンスウがアフロディにボールを渡して試合再開。涼野と南雲と共に四人が上がって行く。
「焦らないで、ボールをよく見るんだ!」
アフロディは南雲にパスをする。それを緑川リュウジがスライディングするが、ジャンプでかわされた。
「少しはうまくなったようだな、レーゼ!」
「っ!」
「だがここまでだ!」
南雲は着地すると緑川越しにいるキム=ウンヨンにバックパスをする。
「どういう意味だ、バーン!」
「ヘッ」
緑川の問いに南雲は答えず走り出す。ウンヨンはそのままチャンスウにパスを送ると吹雪がディフェンスに走る。
「スノーエンジェル!」
吹雪はスノーエンジェルで見事チャンスウからボールを奪ってドリブルする。しかしチャンスウが笑っていたことに鬼道は気づく。
(笑った!? 何故だ……)
だけど未だにイナズマジャパンがチャンスなのは変わりない。攻撃陣が一気に攻め上がって行く。
「吹雪!」
吹雪は土方にボールを回した。
「始めましょう……我々の完全なる戦術を。――龍の雄叫びを聞け! 我らの必殺タクティクス・パーフェクトゾーンプレス!」
「っ!?」
「なんだ!?」
「雷電、ボールを回して!」
「なっ!?」
瑞貴の指示も甲斐なく、土方と吹雪は自分たちの周りを走るファイアードラゴンに囲まれてしまった。それもスゴいスピードで。