最後の試合
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「タイガードライブ!」
(この必殺技は必ず完成させる! 決勝戦で勝つためにも!)
虎丸との連携必殺技が完成すれば勝てる確率が上がる、そう思うからこそ豪炎寺はなんとしてでも完成させたい。
「爆熱ストーム!」
だけど再びボールはゴールから逸れてしまった。
☆☆☆☆☆
さらに翌日。今日も練習に励むために選手たちとマネージャーは玄関に集まる。
「壁山! 今日も気合い入れていこうぜ!」
「は、はいっス……」
綱海に背中に叩かれる壁山塀吾郎の声に力がない。連携必殺技の提案を出されて励んでいるが綱海のノリについていけないのだ。
「みなさーん! 決勝の相手が決まりましたよ!」
「「「「「!」」」」」
ついに決まったイナズマジャパンの決勝戦の相手に全員緊張が走る。それと同時に土方も思い出すように呟く。
「そういえば、今日は韓国とサウジアラビアの準決勝の日だな」
「で、どっちが勝ったんだ? 韓国か? サウジアラビアか?」
「みなさんは、どちらだと思いますか?」
「だー! もうじれってぇなあ! どっちでもいいからさっさと言えよ!」
意味深に笑う目金に早くも痺れを切らした綱海は顔を近づけて問い詰める。
「か、韓国です! しかも4対0の完勝です!」
「……そうか。韓国か」
「さすがは優勝候補ね……」
「相手にとって不足はねぇぜ!」
鬼道も秋も綱海も納得すると同時に気合いが入る。だけど円堂と瑞貴は顔をしかめる豪炎寺を見る。最後の相手に相応しいとはこのことかもしれない。
「円堂、瑞貴」
「「えっ」」
二人が振り向くと同じようにやる気満々の仲間がいる。この一戦が大事なのは豪炎寺だけじゃない。みんなだって勝てば世界に行ける予選の最後の相手に気合い入っているのだ。
瑞貴は深く頷き、円堂は両手で両頬をパンッと叩く。
「うん。絶対に負けられないね!」
「ああ! そうと決まれば、みんなさっそく必殺技の特訓だ!」
「――その必要はない」
意気込む中声がかかったので振り向くと、そこには久遠道也と神崎シンがいた。
「付いて来て。決勝戦へのメニューが決まったんだ」
シンがそう言って久遠と共に外に出ると瑞貴たちも付いて行く。そこで目にしたのは……。
(この必殺技は必ず完成させる! 決勝戦で勝つためにも!)
虎丸との連携必殺技が完成すれば勝てる確率が上がる、そう思うからこそ豪炎寺はなんとしてでも完成させたい。
「爆熱ストーム!」
だけど再びボールはゴールから逸れてしまった。
☆☆☆☆☆
さらに翌日。今日も練習に励むために選手たちとマネージャーは玄関に集まる。
「壁山! 今日も気合い入れていこうぜ!」
「は、はいっス……」
綱海に背中に叩かれる壁山塀吾郎の声に力がない。連携必殺技の提案を出されて励んでいるが綱海のノリについていけないのだ。
「みなさーん! 決勝の相手が決まりましたよ!」
「「「「「!」」」」」
ついに決まったイナズマジャパンの決勝戦の相手に全員緊張が走る。それと同時に土方も思い出すように呟く。
「そういえば、今日は韓国とサウジアラビアの準決勝の日だな」
「で、どっちが勝ったんだ? 韓国か? サウジアラビアか?」
「みなさんは、どちらだと思いますか?」
「だー! もうじれってぇなあ! どっちでもいいからさっさと言えよ!」
意味深に笑う目金に早くも痺れを切らした綱海は顔を近づけて問い詰める。
「か、韓国です! しかも4対0の完勝です!」
「……そうか。韓国か」
「さすがは優勝候補ね……」
「相手にとって不足はねぇぜ!」
鬼道も秋も綱海も納得すると同時に気合いが入る。だけど円堂と瑞貴は顔をしかめる豪炎寺を見る。最後の相手に相応しいとはこのことかもしれない。
「円堂、瑞貴」
「「えっ」」
二人が振り向くと同じようにやる気満々の仲間がいる。この一戦が大事なのは豪炎寺だけじゃない。みんなだって勝てば世界に行ける予選の最後の相手に気合い入っているのだ。
瑞貴は深く頷き、円堂は両手で両頬をパンッと叩く。
「うん。絶対に負けられないね!」
「ああ! そうと決まれば、みんなさっそく必殺技の特訓だ!」
「――その必要はない」
意気込む中声がかかったので振り向くと、そこには久遠道也と神崎シンがいた。
「付いて来て。決勝戦へのメニューが決まったんだ」
シンがそう言って久遠と共に外に出ると瑞貴たちも付いて行く。そこで目にしたのは……。