恐怖のサッカーサイボーグ!
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河川敷で行った決闘から数日が経ち、ついに迎えたフットボールフロンティア二回戦の御影専農中との試合。
副キャプテンの井上瑞貴と、キャプテン・円堂守を含む雷門中サッカー部はベンチで顧問の冬海卓とミーティングをしていた。
「結局、新必殺技はできなかったようですね。どうやって戦うつもりです?」
雷門の顧問であるはずなのに、どこか嬉しそうな顔をしている冬海先生に瑞貴は顔を顰めた。円堂はそれに気づかず、拳を握る。
「確かに、この前の勝負は俺の負けだった。でも試合はチーム同士の戦いだ」
「そうだね。力を合わせれば絶対にチャンスはある。ガンガン攻めていこう!」
「「「「オ――ッ!!」」」」」
雷門中サッカー部全員は拳を高く上げて意気込んだ。
「両校整列!」
《さあフットボールフロンティア予選二回戦の開始です! 本日は、雷門中学と御影専修農業付属中学との対戦です!》
観客席には御影専農中の生徒がたくさんいる。その中で立ち見をしている者もいる。一人は鬼瓦源五郎。刑事である彼は以前瑞貴に情報をもらった。
『御影専農中学の監督は影山さんに繋がりがあります。それと――』
彼女がどうしてこの情報を知っているのかはわからないが、異世界から来たということを知ったから不思議ではないと思ったのだ。
そして別の観客席の一番うしろで見ているのは、帝国学園の鬼道有人と佐久間次郎と源田幸次郎と成神健也である。しかし鬼道はこの面子に頭を抱えた。
「……何故お前らまでここにいる。練習してろと言っただろう」
「いいじゃないか。俺たちはすでに二回戦は突破している」
「それに練習には寺門がいるからな」
「先輩方は尾刈斗中との対戦のとき見にいったスよね。俺、一度も瑞貴先輩が他の学校と試合している所を見たことないっスよ」
佐久間と源田と成神がそう言うと鬼道は本当に頭が痛くなり、押し付けられた寺門大貴が哀れに思えてきた。
《その強さは帝国に匹敵するとも言われる御影専農、それに対し雷門中学はどう戦うのか!? 実況はわたくし、角馬圭太でお送りいたします》
一回戦の野生中との対戦で土門飛鳥が宍戸佐吉とレギュラーを交代し、他には影野仁と目金欠流がいる。
ホイッスルが鳴ったと同時に豪炎寺修也は染岡竜吾にパスを送り、前線へ上がって行く。
《早くも豪炎寺から受けたボール持って、染岡蹴り込んで行くー!》
すると御影専農中の下鶴改が染岡の前に立ち塞がる。
「へっ! 抜いてやるぜ!」
染岡が勢いよく言うと下鶴は何もせず、あっさりと抜けれた。これには染岡も驚いた。
「何っ!?」
そしてDFエリアまで簡単に進めれた。
「ディフェンスフォーメーション・γ3(ガンマスリー)発動!」
御影専農中の監督・富山新一郎から命令を受けた杉森威は仲間に作戦を伝える。すると今まで松野空介たちがいたMFエリアや、壁山塀吾郎たちがいたDFエリアにいた御影専農中の選手も移動する。
「豪炎寺!」
染岡は豪炎寺にパスを送り、豪炎寺もシュートをしようとする――が、いつの間にか前に御影専農中の選手が豪炎寺に立ち塞がっていた。
副キャプテンの井上瑞貴と、キャプテン・円堂守を含む雷門中サッカー部はベンチで顧問の冬海卓とミーティングをしていた。
「結局、新必殺技はできなかったようですね。どうやって戦うつもりです?」
雷門の顧問であるはずなのに、どこか嬉しそうな顔をしている冬海先生に瑞貴は顔を顰めた。円堂はそれに気づかず、拳を握る。
「確かに、この前の勝負は俺の負けだった。でも試合はチーム同士の戦いだ」
「そうだね。力を合わせれば絶対にチャンスはある。ガンガン攻めていこう!」
「「「「オ――ッ!!」」」」」
雷門中サッカー部全員は拳を高く上げて意気込んだ。
「両校整列!」
《さあフットボールフロンティア予選二回戦の開始です! 本日は、雷門中学と御影専修農業付属中学との対戦です!》
観客席には御影専農中の生徒がたくさんいる。その中で立ち見をしている者もいる。一人は鬼瓦源五郎。刑事である彼は以前瑞貴に情報をもらった。
『御影専農中学の監督は影山さんに繋がりがあります。それと――』
彼女がどうしてこの情報を知っているのかはわからないが、異世界から来たということを知ったから不思議ではないと思ったのだ。
そして別の観客席の一番うしろで見ているのは、帝国学園の鬼道有人と佐久間次郎と源田幸次郎と成神健也である。しかし鬼道はこの面子に頭を抱えた。
「……何故お前らまでここにいる。練習してろと言っただろう」
「いいじゃないか。俺たちはすでに二回戦は突破している」
「それに練習には寺門がいるからな」
「先輩方は尾刈斗中との対戦のとき見にいったスよね。俺、一度も瑞貴先輩が他の学校と試合している所を見たことないっスよ」
佐久間と源田と成神がそう言うと鬼道は本当に頭が痛くなり、押し付けられた寺門大貴が哀れに思えてきた。
《その強さは帝国に匹敵するとも言われる御影専農、それに対し雷門中学はどう戦うのか!? 実況はわたくし、角馬圭太でお送りいたします》
一回戦の野生中との対戦で土門飛鳥が宍戸佐吉とレギュラーを交代し、他には影野仁と目金欠流がいる。
ホイッスルが鳴ったと同時に豪炎寺修也は染岡竜吾にパスを送り、前線へ上がって行く。
《早くも豪炎寺から受けたボール持って、染岡蹴り込んで行くー!》
すると御影専農中の下鶴改が染岡の前に立ち塞がる。
「へっ! 抜いてやるぜ!」
染岡が勢いよく言うと下鶴は何もせず、あっさりと抜けれた。これには染岡も驚いた。
「何っ!?」
そしてDFエリアまで簡単に進めれた。
「ディフェンスフォーメーション・γ3(ガンマスリー)発動!」
御影専農中の監督・富山新一郎から命令を受けた杉森威は仲間に作戦を伝える。すると今まで松野空介たちがいたMFエリアや、壁山塀吾郎たちがいたDFエリアにいた御影専農中の選手も移動する。
「豪炎寺!」
染岡は豪炎寺にパスを送り、豪炎寺もシュートをしようとする――が、いつの間にか前に御影専農中の選手が豪炎寺に立ち塞がっていた。