冬花の究極奥義大作戦!!
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「……瑞貴姉はキャプテンのことが好きだと思う。仲間としてもあるけど――恋愛感情として」
「だろうね」
「だろうねって、やっぱり神崎さんも気づいていたの!?」
「よく見ないとわからないと思うけど、一番は瑞貴がその感情に気づいてないから。いや、『消そうとしている』ってのが正しいかな?」
「なんで? たぶんキャプテンも瑞貴姉のことが好きだよ。キャプテンはスゴく鈍感だから恋愛とかわからないんだろうけど、両想いになれるのに。どうして瑞貴姉は恋心を消してしまうの?」
木暮の言葉にシンは両腕を組んで少し顔をしかめる。
「瑞貴が仲間思いってのは木暮くんもよくわかってるだろう? 大切だからこそ裏切ることができない」
「別に誰かを好きになるのが裏切りなんて……――あっ!」
「そう。秋ちゃんと夏未ちゃん……きっと冬花ちゃんもだろうね」
二人が頭に思い浮かべたのは円堂に恋愛感情を持つ木野秋と雷門夏未。冬花は今までの様子からして気づくのも時間の問題だ。塔子はどちらかというと仲間意識が強い。
「瑞貴は過去でチームメイトに裏切られた。だから自分は何があっても裏切らないようにしている。裏切られた辛さも、悲しさも、全て身に染みてわかってるからね。尚更だよ」
「でもさ、秋さんと夏未さんはお互いの気持ちを知っている上で友達としてもいる。きっとわかってくれるよ! それに冬花さんだって!」
「瑞貴は秋ちゃんたちと違って友達の恋のライバルになる気はない。ただでさえ『円堂くんの相棒』という近い位置にいるから、それ以上の感情を持つことは許されないと思ってるんじゃないかな。予兆はあっても気のせいだと片付けてしまいがちだからね」
それもあるが一番の原因は原作だ。元の世界でイナズマイレブンのファンとしてアニメもゲームも全て見て、もちろんトリップするまでならイナズマイレブンGOも見ている。
これからの出会う仲間も、ライバルも、敵も……円堂が将来妻として選ぶ女性もそうだ。その固定概念があるから動かない。
「それに瑞貴は今の関係で満足しているんだよ。気づいて告白したら結果はどうあれ今まで通り接するのは難しい。他のみんなが瑞貴に告白しない理由も同じだろうね」
「じゃあ、瑞貴姉は……」
「うん。友達でもライバルとして戦う意思がない限り――瑞貴は一生円堂くんへの気持ちを自覚することはない」
「そんな……!」
それが例え円堂が瑞貴を好きだと告げることがあっても、身を引くことを意味するのだ。
「だろうね」
「だろうねって、やっぱり神崎さんも気づいていたの!?」
「よく見ないとわからないと思うけど、一番は瑞貴がその感情に気づいてないから。いや、『消そうとしている』ってのが正しいかな?」
「なんで? たぶんキャプテンも瑞貴姉のことが好きだよ。キャプテンはスゴく鈍感だから恋愛とかわからないんだろうけど、両想いになれるのに。どうして瑞貴姉は恋心を消してしまうの?」
木暮の言葉にシンは両腕を組んで少し顔をしかめる。
「瑞貴が仲間思いってのは木暮くんもよくわかってるだろう? 大切だからこそ裏切ることができない」
「別に誰かを好きになるのが裏切りなんて……――あっ!」
「そう。秋ちゃんと夏未ちゃん……きっと冬花ちゃんもだろうね」
二人が頭に思い浮かべたのは円堂に恋愛感情を持つ木野秋と雷門夏未。冬花は今までの様子からして気づくのも時間の問題だ。塔子はどちらかというと仲間意識が強い。
「瑞貴は過去でチームメイトに裏切られた。だから自分は何があっても裏切らないようにしている。裏切られた辛さも、悲しさも、全て身に染みてわかってるからね。尚更だよ」
「でもさ、秋さんと夏未さんはお互いの気持ちを知っている上で友達としてもいる。きっとわかってくれるよ! それに冬花さんだって!」
「瑞貴は秋ちゃんたちと違って友達の恋のライバルになる気はない。ただでさえ『円堂くんの相棒』という近い位置にいるから、それ以上の感情を持つことは許されないと思ってるんじゃないかな。予兆はあっても気のせいだと片付けてしまいがちだからね」
それもあるが一番の原因は原作だ。元の世界でイナズマイレブンのファンとしてアニメもゲームも全て見て、もちろんトリップするまでならイナズマイレブンGOも見ている。
これからの出会う仲間も、ライバルも、敵も……円堂が将来妻として選ぶ女性もそうだ。その固定概念があるから動かない。
「それに瑞貴は今の関係で満足しているんだよ。気づいて告白したら結果はどうあれ今まで通り接するのは難しい。他のみんなが瑞貴に告白しない理由も同じだろうね」
「じゃあ、瑞貴姉は……」
「うん。友達でもライバルとして戦う意思がない限り――瑞貴は一生円堂くんへの気持ちを自覚することはない」
「そんな……!」
それが例え円堂が瑞貴を好きだと告げることがあっても、身を引くことを意味するのだ。