冬花の究極奥義大作戦!!
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「リュウジに一郎太に塔子ちゃんにリカちゃん?」
「壁山と栗松もいる。なんで木の枝なんか両手に持ってんだ?」
不審な行動に瑞貴は首を傾げて木暮は呆れた目を向けながら、二人はみんなの元に近づく。
「何してるんや円堂! ほら! 男なら、女の気持ち正面から受け止めぇ!」
「何をだよ?」
「黙って見とき! 今からクライマックスなんや~!」
「なんの?」
…………。
「ハ、ハニー!?」
「みんなして何を……――っ!」
瑞貴は先ほどでリカたちが見ていた場所に目を向けると、目的地のアイス屋で冬花が円堂にスプーンでパフェから取ったアイスを食べさせてあげようとしていた。俗に言う『あーん』である。確かにここは原作にもあった場面だが、瑞貴は何故か心が痛んだ。
その光景を見る瑞貴の表情に木暮は恐る恐る声をかける。
「瑞貴姉……?」
「……夕弥、場所を変更してもいいかな?」
「えっ」
「どうせリカちゃんが何か吹き込んだんだろうけど」
「ギクッ!」
「なんかお邪魔みたいだし、向こうのファミレスのパフェもおいしいからあっちに行こう。一郎太たちも巻き込まれただけなら早く退散したほうがいいよ~」
「「「「あっ!」」」」
木暮の手を取ってヒラヒラと手を振りながら走っていく瑞貴。その言葉に風丸も緑川も壁山塀吾郎も栗松も顔を見合わせて声を上げると、確かにバレたら面倒になると気づき、すぐにその場を去って行く。
ちなみにこのあと、窓ガラス越しに冬花に発見され、自分のアドバイスがからかっただけだとバレたことに気まずくなったリカも宿舎に戻り、塔子もそのあとを追って行った。
――目的地のファミレスでそれぞれパフェを食べている木暮と瑞貴だが……。
「うん! やっぱり動いたあとの甘いものは最高だね~」
「うん……」
「どうしたの夕弥?」
「瑞貴姉、さっきのキャプテンと冬花さんのことなんだけど……」
「守と冬花ちゃん? ああ、あのことは本人たちに詮索しないほうがいいよ。さっきも言った通り、状況を見れば確実にリカちゃんの仕業だからね」
「あっ……そうだね……」
この話は終わり、というように完結に言った瑞貴は再びパフェのアイスを食べる。
(詮索してほしくないのは、瑞貴姉なんじゃないかな……?)
そう思った木暮はどうするべきか考えると、ピンッと何かを思いついた。
「壁山と栗松もいる。なんで木の枝なんか両手に持ってんだ?」
不審な行動に瑞貴は首を傾げて木暮は呆れた目を向けながら、二人はみんなの元に近づく。
「何してるんや円堂! ほら! 男なら、女の気持ち正面から受け止めぇ!」
「何をだよ?」
「黙って見とき! 今からクライマックスなんや~!」
「なんの?」
…………。
「ハ、ハニー!?」
「みんなして何を……――っ!」
瑞貴は先ほどでリカたちが見ていた場所に目を向けると、目的地のアイス屋で冬花が円堂にスプーンでパフェから取ったアイスを食べさせてあげようとしていた。俗に言う『あーん』である。確かにここは原作にもあった場面だが、瑞貴は何故か心が痛んだ。
その光景を見る瑞貴の表情に木暮は恐る恐る声をかける。
「瑞貴姉……?」
「……夕弥、場所を変更してもいいかな?」
「えっ」
「どうせリカちゃんが何か吹き込んだんだろうけど」
「ギクッ!」
「なんかお邪魔みたいだし、向こうのファミレスのパフェもおいしいからあっちに行こう。一郎太たちも巻き込まれただけなら早く退散したほうがいいよ~」
「「「「あっ!」」」」
木暮の手を取ってヒラヒラと手を振りながら走っていく瑞貴。その言葉に風丸も緑川も壁山塀吾郎も栗松も顔を見合わせて声を上げると、確かにバレたら面倒になると気づき、すぐにその場を去って行く。
ちなみにこのあと、窓ガラス越しに冬花に発見され、自分のアドバイスがからかっただけだとバレたことに気まずくなったリカも宿舎に戻り、塔子もそのあとを追って行った。
――目的地のファミレスでそれぞれパフェを食べている木暮と瑞貴だが……。
「うん! やっぱり動いたあとの甘いものは最高だね~」
「うん……」
「どうしたの夕弥?」
「瑞貴姉、さっきのキャプテンと冬花さんのことなんだけど……」
「守と冬花ちゃん? ああ、あのことは本人たちに詮索しないほうがいいよ。さっきも言った通り、状況を見れば確実にリカちゃんの仕業だからね」
「あっ……そうだね……」
この話は終わり、というように完結に言った瑞貴は再びパフェのアイスを食べる。
(詮索してほしくないのは、瑞貴姉なんじゃないかな……?)
そう思った木暮はどうするべきか考えると、ピンッと何かを思いついた。