開幕! 世界への挑戦!!
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両チームはポジションに着くためにピッチに入って行く。
《フットボールフロンティアインターナショナル・アジア予選開幕戦! オーストラリア代表ビッグウェイブス対日本代表イナズマジャパンが、今始まります!》
実況をしてくれるのはお馴染み角馬王将。彼の言葉でスタジアムは最高潮に盛り上がり始めた。
ホイッスルが鳴りキックオフ。ボールはイナズマジャパンからで、豪炎寺から受け取った吹雪士郎がさらに鬼道にバックパスをする。
《吹雪、鬼道にボールを預け豪炎寺と共に前線へ走る。イナズマジャパン天才ゲームメーカー鬼道はどうでるのか!?》
ニースはデビット=ウォーターマンと、シュリー=プンストンと、マット=アングルにアイコンタクトを交わす。それに動いた四人は一気に鬼道を囲んだ。
「なんだ!?」
突然のことに鬼道は驚きながらも次々とボールを奪おうとするニースたちをかわすが、どこにかわしても追って来る。
(陣形が崩れない!? しかも、次々と足が伸びてくる! ならば!)
自力で突破できないならと思った鬼道は豪炎寺にパスをしようとすると、そのコースにニースが即座に現れた。
「パスコースも塞がれた!? バックパスもできない!?」
うしろにいる綱海にパスしようとしたが、そこもマットが現れたのでパスができない。
「まさか、これが!?」
「ボックスロックディフェンス……」
秋と春奈の情報を思い出した鬼道が気づくとニースが呟いた。これがビッグウェイブスの必殺タクティクス・ボックスロックディフェンス。攻撃を完全に封じる彼らの得意な戦法だ。
そしてとうとうデビットの攻撃でボールが鬼道から離れ、綱海と壁山がそれを追おうとしたらぶつかってしまった。連携がうまくいっていない。
「クソッ! ポジショニングの練習をしていれば!」
二日間宿舎から出られなかったのでマトモに連携ができていない。鬼道は恨めしげに久遠とシンを見た。
そのボールはジョー=ジョーンズが取り、ドリブルで一気にゴール前へ攻め上がって行く。
「メガロドン!」
海から出た巨大な鮫のシュートが襲い掛かる。対して円堂は左足を垂直に上げて思いっきり叩きつけて拳を突き出す。
「正義の鉄拳G2!」
重く強いシュートを懸命に対抗するが敵わず、正義の鉄拳を粉砕してボールはゴールに入った。
《ゴォ――ルッ!! 先制したのはビッグウェイブスだ――っ!!》
これが世界の力。そして最強の必殺タクティクスを持つビッグウェイブスに、イナズマジャパンはどう立ち向かうのか!?
「……なるほど。あれが彼らの動きか」
冷静に瑞貴は相手の観察をしていた。その隠された実力がついに明かされる!
☆副キャプテン 今日の格言☆
人は上辺だけじゃなく本質を見抜かないと相手を理解することはできません
以上!!
《フットボールフロンティアインターナショナル・アジア予選開幕戦! オーストラリア代表ビッグウェイブス対日本代表イナズマジャパンが、今始まります!》
実況をしてくれるのはお馴染み角馬王将。彼の言葉でスタジアムは最高潮に盛り上がり始めた。
ホイッスルが鳴りキックオフ。ボールはイナズマジャパンからで、豪炎寺から受け取った吹雪士郎がさらに鬼道にバックパスをする。
《吹雪、鬼道にボールを預け豪炎寺と共に前線へ走る。イナズマジャパン天才ゲームメーカー鬼道はどうでるのか!?》
ニースはデビット=ウォーターマンと、シュリー=プンストンと、マット=アングルにアイコンタクトを交わす。それに動いた四人は一気に鬼道を囲んだ。
「なんだ!?」
突然のことに鬼道は驚きながらも次々とボールを奪おうとするニースたちをかわすが、どこにかわしても追って来る。
(陣形が崩れない!? しかも、次々と足が伸びてくる! ならば!)
自力で突破できないならと思った鬼道は豪炎寺にパスをしようとすると、そのコースにニースが即座に現れた。
「パスコースも塞がれた!? バックパスもできない!?」
うしろにいる綱海にパスしようとしたが、そこもマットが現れたのでパスができない。
「まさか、これが!?」
「ボックスロックディフェンス……」
秋と春奈の情報を思い出した鬼道が気づくとニースが呟いた。これがビッグウェイブスの必殺タクティクス・ボックスロックディフェンス。攻撃を完全に封じる彼らの得意な戦法だ。
そしてとうとうデビットの攻撃でボールが鬼道から離れ、綱海と壁山がそれを追おうとしたらぶつかってしまった。連携がうまくいっていない。
「クソッ! ポジショニングの練習をしていれば!」
二日間宿舎から出られなかったのでマトモに連携ができていない。鬼道は恨めしげに久遠とシンを見た。
そのボールはジョー=ジョーンズが取り、ドリブルで一気にゴール前へ攻め上がって行く。
「メガロドン!」
海から出た巨大な鮫のシュートが襲い掛かる。対して円堂は左足を垂直に上げて思いっきり叩きつけて拳を突き出す。
「正義の鉄拳G2!」
重く強いシュートを懸命に対抗するが敵わず、正義の鉄拳を粉砕してボールはゴールに入った。
《ゴォ――ルッ!! 先制したのはビッグウェイブスだ――っ!!》
これが世界の力。そして最強の必殺タクティクスを持つビッグウェイブスに、イナズマジャパンはどう立ち向かうのか!?
「……なるほど。あれが彼らの動きか」
冷静に瑞貴は相手の観察をしていた。その隠された実力がついに明かされる!
☆副キャプテン 今日の格言☆
人は上辺だけじゃなく本質を見抜かないと相手を理解することはできません
以上!!