開幕! 世界への挑戦!!
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「彼らが、オーストラリア代表ビッグウェイブスです」
「どんなプレーをするんだ……?」
緊張が走る中、ビッグウェイブスの選手たちがポジションに立ってボールを蹴ると……。
《きゃ――っ!!》
「「「「「だああぁぁあああ!!」」」」」
いきなり画面が暗くなったと思えば選手が水着になってビーチバレーをしており、点が決まると女子が騒いでいた。全然サッカーと関係ない映像に全員ズッコケたり口の端を引きつらせたり呆れている。
「目金……なんだこれ!?」
「さすがに国と国との戦い、代表チームの情報を手に入れるのは難しくなっています。ですが、この目金! それであきらめる男ではありません! プレーはムリでも、海で遊ぶシーンを手に入れてきましたー!」
「「「「「…………」」」」」
「見る意味ねぇじゃん」
「それって役立たず」
「はうっ!?」
不動ならまだしも物静かな久遠冬花から直球に言われたので、目金はショックで石化した。
「映像ではないけど、私たちが見つけた情報もあるの」
「ビッグウェイブスは『海の男たち』らしいんです」
「海……!」
秋と春奈の情報に、沖縄の海でサーフィンをしている綱海は特に反応した。
「海で心と体を鍛え抜いたチーム」
「特に守備が固く、相手の攻撃を完全に封じてしまう未知数の戦術があるそうです」
「へぇ。おもしれぇじゃねぇか!」
「攻撃を完全に封じる……」
「どんな戦術かわかりませんが、それを破らないと勝つことは難しいようですね」
意気込む綱海、春奈の情報に引っかかりを持つ鬼道、いつの間にか復活した目金、それぞれの言葉を聞いて円堂は我慢できなかった。
「聞けば聞くほど、ジッとしていられない! 練習しなくっちゃ!」
「ちょっと守!」
慌てて出て行く円堂を瑞貴が止めようとしたが、案の定廊下にいた久遠に見つかって部屋に行くように言われたのだった。
「海で鍛えられたってことは、ボディバランスも侮れないね……」
「瑞貴姉、どういうこと?」
「欠流が見せてくれた映像に、ビッグウェイブスの選手がサーフィンやセーリングをしてたでしょ? 私も沖縄でサーフィンをやったけど、あれって結構スゴいボディバランスを必要とするからね」
木暮夕弥の質問に答えた瑞貴は目金の頭をポンポンと叩いて微笑む。
「ありがとう、欠流。相手がスゴい選手だってことを映像でも改めて知れたよ」
「いいいいいえ! ぼぼぼぼ僕は戦術アドバイザーとして当然のことをしたまでです!」
目金は頬を赤くしながら胸を張るが、その表情と台詞には威厳もない。
「うん。秋ちゃんも春奈ちゃんもありがとう。より詳しいことを知れたから」
「どういたしまして」
「瑞貴先輩のため、イナズマジャパンのためですから!」
秋も笑顔で返し、春奈は久しぶりに抱きついて瑞貴はその頭を撫でた。
「どんなプレーをするんだ……?」
緊張が走る中、ビッグウェイブスの選手たちがポジションに立ってボールを蹴ると……。
《きゃ――っ!!》
「「「「「だああぁぁあああ!!」」」」」
いきなり画面が暗くなったと思えば選手が水着になってビーチバレーをしており、点が決まると女子が騒いでいた。全然サッカーと関係ない映像に全員ズッコケたり口の端を引きつらせたり呆れている。
「目金……なんだこれ!?」
「さすがに国と国との戦い、代表チームの情報を手に入れるのは難しくなっています。ですが、この目金! それであきらめる男ではありません! プレーはムリでも、海で遊ぶシーンを手に入れてきましたー!」
「「「「「…………」」」」」
「見る意味ねぇじゃん」
「それって役立たず」
「はうっ!?」
不動ならまだしも物静かな久遠冬花から直球に言われたので、目金はショックで石化した。
「映像ではないけど、私たちが見つけた情報もあるの」
「ビッグウェイブスは『海の男たち』らしいんです」
「海……!」
秋と春奈の情報に、沖縄の海でサーフィンをしている綱海は特に反応した。
「海で心と体を鍛え抜いたチーム」
「特に守備が固く、相手の攻撃を完全に封じてしまう未知数の戦術があるそうです」
「へぇ。おもしれぇじゃねぇか!」
「攻撃を完全に封じる……」
「どんな戦術かわかりませんが、それを破らないと勝つことは難しいようですね」
意気込む綱海、春奈の情報に引っかかりを持つ鬼道、いつの間にか復活した目金、それぞれの言葉を聞いて円堂は我慢できなかった。
「聞けば聞くほど、ジッとしていられない! 練習しなくっちゃ!」
「ちょっと守!」
慌てて出て行く円堂を瑞貴が止めようとしたが、案の定廊下にいた久遠に見つかって部屋に行くように言われたのだった。
「海で鍛えられたってことは、ボディバランスも侮れないね……」
「瑞貴姉、どういうこと?」
「欠流が見せてくれた映像に、ビッグウェイブスの選手がサーフィンやセーリングをしてたでしょ? 私も沖縄でサーフィンをやったけど、あれって結構スゴいボディバランスを必要とするからね」
木暮夕弥の質問に答えた瑞貴は目金の頭をポンポンと叩いて微笑む。
「ありがとう、欠流。相手がスゴい選手だってことを映像でも改めて知れたよ」
「いいいいいえ! ぼぼぼぼ僕は戦術アドバイザーとして当然のことをしたまでです!」
目金は頬を赤くしながら胸を張るが、その表情と台詞には威厳もない。
「うん。秋ちゃんも春奈ちゃんもありがとう。より詳しいことを知れたから」
「どういたしまして」
「瑞貴先輩のため、イナズマジャパンのためですから!」
秋も笑顔で返し、春奈は久しぶりに抱きついて瑞貴はその頭を撫でた。