誕生! イナズマジャパン!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「最後に、特別出場枠の選手を発表する」
「「「「「!?」」」」」
久遠の言葉に瑞貴を含めて呼ばれなかった選手は反応した。
候補者が集まった日も響木は十六名と伝えていたのに、特別出場枠があるということは呼ばれたら代表になれるのだ。久遠から告げられる選手の名は――。
「井上瑞貴」
「は、はい!」
「やったな瑞貴!」
「私が……代表に……!」
呼ばれて思わず返事をしたが、円堂が喜びの声を上げたので、だんだん実感が湧き満面の笑みを浮かべる。
「以上、十七名だ」
合格した者は喜びの声を上げ、落選した者は顔をうつむけたり涙を流している。
「栗松! おめでとう~!」
「壁山~!」
「落ちた~! もうダメだ~!」
「泣くな。お前の無念は僕が晴らす」
「精神的に物凄く弱かったのね……」
目金に泣きつく一斗は先ほどまでの自信満々な性格と全然違うので、秋と春奈は苦笑した。
「鬼道」
「佐久間……」
「がんばれよ。お前は俺たちの誇りだ」
「ああ!」
佐久間の『俺たち』はきっと帝国学園サッカー部も含まれているだろう。
「円堂。俺たちの分まで暴れて来いよ。世界を相手に!」
「染岡……。オウッ!」
「瑞貴。おめでとう」
「俺たちも応援している」
「マックス……。シャドウ……。うん!」
染岡も松野も闇野も悔しいだろうが、その思いを円堂と瑞貴に託すように声をかけた。
その光景を見た響木は体をうしろに振り向き、みんなに告げる。
「今日からお前たちは、日本代表イナズマジャパンだ。選ばれた者は選ばれなかった者の思いを背負うのだ」
「「はい!」」
「「「「「オウッ/はい/っス!!」」」」」
瑞貴と円堂を始め、選ばれた十七名の選手は全員声を上げた。それを確かに聞き取った響木はその場を去って行く。
「いいか。世界への道は険しいぞ。覚悟はいいな」
「「「「「はい!」」」」」
久遠の言葉にも全員ハッキリと答えた。
そして不動と飛鷹を除いた選手たちは肩を組み合って円陣を作る。これからのことに豪炎寺も風丸もヒロトも鬼道も瑞貴も円堂も、心かりワクワクしている。
「いよいよ世界か」
「長かったな。これが頂上への第一歩だ!」
「どんな相手が待っているのか、楽しみだね」
「そうだな」
「私たち日本のプレーを世界にいる強豪たちに見せてやろう!」
「なんてったって俺たちは日本代表! そして次は世界一だ! やってやろうぜ、俺たちはイナズマジャパンだ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」」
今ここに日本代表イナズマジャパンが誕生した。それは瞬く間に広がっていき、アメリカ行きの飛行機に乗る少年たちも知ることになる。
「一之瀬、これ見たか? 向こうでも注目されてるみたいだぜ」
土門飛鳥は隣にいる一之瀬一哉に雑誌を見せる。そこにはイナズマジャパンの記事が載ってあり、写真には瑞貴と円堂と豪炎寺と鬼道が写っている。
(瑞貴……。円堂……。君たちとの再会、楽しみにしてるよ。今度は――ライバルとして)
☆副キャプテン 今日の格言☆
悔いを残さず力を全て出し切るよ!
以上!!
「「「「「!?」」」」」
久遠の言葉に瑞貴を含めて呼ばれなかった選手は反応した。
候補者が集まった日も響木は十六名と伝えていたのに、特別出場枠があるということは呼ばれたら代表になれるのだ。久遠から告げられる選手の名は――。
「井上瑞貴」
「は、はい!」
「やったな瑞貴!」
「私が……代表に……!」
呼ばれて思わず返事をしたが、円堂が喜びの声を上げたので、だんだん実感が湧き満面の笑みを浮かべる。
「以上、十七名だ」
合格した者は喜びの声を上げ、落選した者は顔をうつむけたり涙を流している。
「栗松! おめでとう~!」
「壁山~!」
「落ちた~! もうダメだ~!」
「泣くな。お前の無念は僕が晴らす」
「精神的に物凄く弱かったのね……」
目金に泣きつく一斗は先ほどまでの自信満々な性格と全然違うので、秋と春奈は苦笑した。
「鬼道」
「佐久間……」
「がんばれよ。お前は俺たちの誇りだ」
「ああ!」
佐久間の『俺たち』はきっと帝国学園サッカー部も含まれているだろう。
「円堂。俺たちの分まで暴れて来いよ。世界を相手に!」
「染岡……。オウッ!」
「瑞貴。おめでとう」
「俺たちも応援している」
「マックス……。シャドウ……。うん!」
染岡も松野も闇野も悔しいだろうが、その思いを円堂と瑞貴に託すように声をかけた。
その光景を見た響木は体をうしろに振り向き、みんなに告げる。
「今日からお前たちは、日本代表イナズマジャパンだ。選ばれた者は選ばれなかった者の思いを背負うのだ」
「「はい!」」
「「「「「オウッ/はい/っス!!」」」」」
瑞貴と円堂を始め、選ばれた十七名の選手は全員声を上げた。それを確かに聞き取った響木はその場を去って行く。
「いいか。世界への道は険しいぞ。覚悟はいいな」
「「「「「はい!」」」」」
久遠の言葉にも全員ハッキリと答えた。
そして不動と飛鷹を除いた選手たちは肩を組み合って円陣を作る。これからのことに豪炎寺も風丸もヒロトも鬼道も瑞貴も円堂も、心かりワクワクしている。
「いよいよ世界か」
「長かったな。これが頂上への第一歩だ!」
「どんな相手が待っているのか、楽しみだね」
「そうだな」
「私たち日本のプレーを世界にいる強豪たちに見せてやろう!」
「なんてったって俺たちは日本代表! そして次は世界一だ! やってやろうぜ、俺たちはイナズマジャパンだ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」」
今ここに日本代表イナズマジャパンが誕生した。それは瞬く間に広がっていき、アメリカ行きの飛行機に乗る少年たちも知ることになる。
「一之瀬、これ見たか? 向こうでも注目されてるみたいだぜ」
土門飛鳥は隣にいる一之瀬一哉に雑誌を見せる。そこにはイナズマジャパンの記事が載ってあり、写真には瑞貴と円堂と豪炎寺と鬼道が写っている。
(瑞貴……。円堂……。君たちとの再会、楽しみにしてるよ。今度は――ライバルとして)
☆副キャプテン 今日の格言☆
悔いを残さず力を全て出し切るよ!
以上!!