誕生! イナズマジャパン!!
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「終わりましたね。決まりましたか? あなたのチームの選手は」
「…………」
「楽しみにしているよ。君たちとのゲームを」
青年が首を傾げながら訊くが男性は何も答えない。そしてヒデも試合を見終わって満足そうに笑っていた。
――選手全員がセンターラインのそばに並ぶ。あとは結果を待つだけだ。
「さあ、僕のチームメイトになるのは誰かな?」
「強い奴が生き残る、自然界の掟と同じさ」
「あんたたちが生き残るかどうか、まだわかんないけどね。ウッシッシッシ」
一斗と緑川の会話に木暮は笑いながら言う。こんなときでもやれるなんて肝が据わっているとしか思えない。
すると響木と一緒にやってきたのは今まで試合を見ていた青年と男性。だけどその二人は瑞貴も円堂も見覚えがある。
「シン!?」
「フユッペの、お父さん?」
神崎シンと、先日円堂が昔の友達だと思って話しかけた冬花の父親だ。離れた場所に冬花もいる。
「選考通過者発表前に、日本代表チームの監督とコーチを紹介する」
「「「「「えぇっ!?」」」」」
円堂たちは今まで響木が監督をやると思っていたので驚き、原作で知っていた瑞貴はシンがコーチをやることに驚いていた。
「私が、日本代表監督の久遠道也だ。よろしく頼む」
「知っている人もいるけど、僕が日本代表コーチの神崎シン。よろしくね」
「どうして、響木監督が代表監督じゃないんですか?」
「……久遠なら、今まで以上にお前たちの力を引き出してくれる。そう判断したからだ」
冬花の父――久遠道也が監督になった理由を響木が言うと、円堂も黙って頷いた。
「では、代表メンバーを発表する」
発表が始まり選手たちに緊張が走る中、久遠は手帳を広げて合格者の名前を挙げる。
「鬼道有人」
「はい!」
「豪炎寺修也」
「はい!」
「基山ヒロト。吹雪士郎」
「「はい!」」
「風丸一郎太。木暮夕弥。綱海条介」
「「「はい/オウッ!」」」
「土方雷電。立向居勇気。緑川リュウジ」
「「「オッス/はい!」」」
「不動明王」
「フッ」
「宇都宮虎丸。飛鷹征矢」
「はい!」
「……はい!」
「壁山塀吾郎」
「は、はいっス!」
「おめでとうでヤンス、壁山!」
「俺が、代表~~!?」
「壁山は雷門中一年生の希望の星でヤンス!」
「栗松鉄平」
「えっ、俺でヤンスか!?」
「円堂守」
「はい!」
「っつ!」
呼ばれた十六名の選手たち。その中に自分の名前がなかったことに瑞貴は拳を強く握って顔をうつむける。
(原作通りなのはわかってるけど、スゴく悔しい……!)
「…………」
「楽しみにしているよ。君たちとのゲームを」
青年が首を傾げながら訊くが男性は何も答えない。そしてヒデも試合を見終わって満足そうに笑っていた。
――選手全員がセンターラインのそばに並ぶ。あとは結果を待つだけだ。
「さあ、僕のチームメイトになるのは誰かな?」
「強い奴が生き残る、自然界の掟と同じさ」
「あんたたちが生き残るかどうか、まだわかんないけどね。ウッシッシッシ」
一斗と緑川の会話に木暮は笑いながら言う。こんなときでもやれるなんて肝が据わっているとしか思えない。
すると響木と一緒にやってきたのは今まで試合を見ていた青年と男性。だけどその二人は瑞貴も円堂も見覚えがある。
「シン!?」
「フユッペの、お父さん?」
神崎シンと、先日円堂が昔の友達だと思って話しかけた冬花の父親だ。離れた場所に冬花もいる。
「選考通過者発表前に、日本代表チームの監督とコーチを紹介する」
「「「「「えぇっ!?」」」」」
円堂たちは今まで響木が監督をやると思っていたので驚き、原作で知っていた瑞貴はシンがコーチをやることに驚いていた。
「私が、日本代表監督の久遠道也だ。よろしく頼む」
「知っている人もいるけど、僕が日本代表コーチの神崎シン。よろしくね」
「どうして、響木監督が代表監督じゃないんですか?」
「……久遠なら、今まで以上にお前たちの力を引き出してくれる。そう判断したからだ」
冬花の父――久遠道也が監督になった理由を響木が言うと、円堂も黙って頷いた。
「では、代表メンバーを発表する」
発表が始まり選手たちに緊張が走る中、久遠は手帳を広げて合格者の名前を挙げる。
「鬼道有人」
「はい!」
「豪炎寺修也」
「はい!」
「基山ヒロト。吹雪士郎」
「「はい!」」
「風丸一郎太。木暮夕弥。綱海条介」
「「「はい/オウッ!」」」
「土方雷電。立向居勇気。緑川リュウジ」
「「「オッス/はい!」」」
「不動明王」
「フッ」
「宇都宮虎丸。飛鷹征矢」
「はい!」
「……はい!」
「壁山塀吾郎」
「は、はいっス!」
「おめでとうでヤンス、壁山!」
「俺が、代表~~!?」
「壁山は雷門中一年生の希望の星でヤンス!」
「栗松鉄平」
「えっ、俺でヤンスか!?」
「円堂守」
「はい!」
「っつ!」
呼ばれた十六名の選手たち。その中に自分の名前がなかったことに瑞貴は拳を強く握って顔をうつむける。
(原作通りなのはわかってるけど、スゴく悔しい……!)