集結! 日本代表!!
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雷門中に到着して指定された体育館に行くと、入口にたくさんの靴があった。他にも誰かいるのかと円堂と瑞貴は見渡すと、中にいる者たちが数名こちらに気づいた。
「円堂さん! 瑞貴さん!」
「立向居!」
「久しぶり、勇気!」
なんとエイリア学園事件で共に戦った立向居勇気がいた。あれから連絡は取り合っていたが会うのは久しぶりなので、お互い嬉しそうに駆け寄る。
「お久しぶりです!」
「もしかして、お前も?」
「俺だけじゃないんです。ほら――」
「「「瑞貴/姉/ちゃん!」」」
「みぎゃあ!」
突然強い衝撃が瑞貴の正面と両側に襲いかかる。驚いて受け身を取りそこなったものの、抱きつかれたことと誰なのかを気づいて笑顔になった。
「夕弥! 条介! 士郎!」
「久しぶり!」
「会いたかったぜ!」
「元気そうだね、瑞貴ちゃん! キャプテン!」
正面には木暮夕弥、右側には綱海条介、左側には吹雪士郎が抱きついてきたのだ。彼らも立向居同様にエイリア学園事件で共に戦った仲間だ。
すると三人が瑞貴から引っ剥がされる。そこには「全く……」と溜息を吐き、次いで瑞貴と円堂に微笑みを向ける豪炎寺修也がいた。
「今回はお前らのほうが遅かったな」
「面目ない……」
「アハハ……思いっきり寝坊しちゃって……――ん?」
すると円堂は豪炎寺のうしろにいる、またもや懐かしい人物に気づく。
「土方! よく来たな!」
「思いっきりサッカーできるようになってな!」
土方雷電はエイリア学園事件のとき、豪炎寺の妹・豪炎寺夕香が人質に取られエイリア学園に引き入れられそうになった豪炎寺を、沖縄で保護していた六人兄弟の長男だ。サッカー部でもあり強力なDF技も持っている。
「雷電、弟たちは? 沖縄を離れて大丈夫なの?」
「なあに。隣のおばちゃんが面倒見てくれてるんだ。安心しな」
「そっか」
「円堂、瑞貴、だぁれも呼ばれた理由知らないんだと。お前ら、聞いてないか?」
「俺も何も聞いてないんだ」
「私も。監督は?」
「まだ来てないな」
綱海たちも何故みんなを集めたのか知らないらしい。響木の姿が見えないことに瑞貴が気づくと、風丸一郎太も見てないようだ。
「キャプテン! 瑞貴さん!」
「「ん?」」
栗松鉄平の声に振り向くと、他に松野空介や鬼道有人や闇野カゲトや壁山塀吾郎たち雷門中サッカー部がいるが、様子がおかしい。
「なんか、目金さんが変でヤンス!」
「さっきから、『僕は君たちの知る目金ではない』、なーんて言ってるんだよね」
「どうも、円堂くん。井上さん。僕は目金一斗。お馴染み目金欠流の双子の弟です」
目金欠流は共に雷門中サッカー部の仲間であるが、彼にそっくりな双子の弟・目金一斗がいたという衝撃的な事実に円堂はあんぐりとした。
「あっ……そうだったんだ……」
「でも、僕は兄貴とは違いますよ」
すると一斗は瞬時に松野からボールを奪い、バスケットゴールに向けてシュートを撃つと見事にネットの中へ入った。
「どうです? 兄貴にはムリでしょ?」
「なるほどぉ! 大したシュートだ!」
素晴らしいシュートと正確なコントロールを持つシュートに、綱海も感嘆の声を上げる。
「円堂、瑞貴」
「「ん?」」
「佐久間も呼ばれてるんだ」
鬼道の隣には、私服姿の帝国学園サッカー部・佐久間次郎がいた。
「見たとこ、かなりの兵(ツワモノ)ぞろいだ。何かデッカいことが始まりそうだな」
「ああ!」
「意外な奴も来てるぞ」
「やあ、円堂くん。瑞貴ちゃん」
「「ヒロト!」」
続いて豪炎寺が二人に呼びかけると、そのうしろから現れたのはかつては敵だったエイリア学園のザ・ジェネシスのキャプテン、基山ヒロトがいた。
「連絡をもらったときは驚いたよ。でも、雷門には君たちがいる。今度こそ、君たちと本当のサッカーができるんじゃないかと思ってね」
「「うん!」」
今のヒロトはジェネシスのグランとは違う髪型で表情はとても清々しい。しがらみも使命もなくなったことで本来の姿を取り戻したようだ。
「円堂さん! 瑞貴さん!」
「立向居!」
「久しぶり、勇気!」
なんとエイリア学園事件で共に戦った立向居勇気がいた。あれから連絡は取り合っていたが会うのは久しぶりなので、お互い嬉しそうに駆け寄る。
「お久しぶりです!」
「もしかして、お前も?」
「俺だけじゃないんです。ほら――」
「「「瑞貴/姉/ちゃん!」」」
「みぎゃあ!」
突然強い衝撃が瑞貴の正面と両側に襲いかかる。驚いて受け身を取りそこなったものの、抱きつかれたことと誰なのかを気づいて笑顔になった。
「夕弥! 条介! 士郎!」
「久しぶり!」
「会いたかったぜ!」
「元気そうだね、瑞貴ちゃん! キャプテン!」
正面には木暮夕弥、右側には綱海条介、左側には吹雪士郎が抱きついてきたのだ。彼らも立向居同様にエイリア学園事件で共に戦った仲間だ。
すると三人が瑞貴から引っ剥がされる。そこには「全く……」と溜息を吐き、次いで瑞貴と円堂に微笑みを向ける豪炎寺修也がいた。
「今回はお前らのほうが遅かったな」
「面目ない……」
「アハハ……思いっきり寝坊しちゃって……――ん?」
すると円堂は豪炎寺のうしろにいる、またもや懐かしい人物に気づく。
「土方! よく来たな!」
「思いっきりサッカーできるようになってな!」
土方雷電はエイリア学園事件のとき、豪炎寺の妹・豪炎寺夕香が人質に取られエイリア学園に引き入れられそうになった豪炎寺を、沖縄で保護していた六人兄弟の長男だ。サッカー部でもあり強力なDF技も持っている。
「雷電、弟たちは? 沖縄を離れて大丈夫なの?」
「なあに。隣のおばちゃんが面倒見てくれてるんだ。安心しな」
「そっか」
「円堂、瑞貴、だぁれも呼ばれた理由知らないんだと。お前ら、聞いてないか?」
「俺も何も聞いてないんだ」
「私も。監督は?」
「まだ来てないな」
綱海たちも何故みんなを集めたのか知らないらしい。響木の姿が見えないことに瑞貴が気づくと、風丸一郎太も見てないようだ。
「キャプテン! 瑞貴さん!」
「「ん?」」
栗松鉄平の声に振り向くと、他に松野空介や鬼道有人や闇野カゲトや壁山塀吾郎たち雷門中サッカー部がいるが、様子がおかしい。
「なんか、目金さんが変でヤンス!」
「さっきから、『僕は君たちの知る目金ではない』、なーんて言ってるんだよね」
「どうも、円堂くん。井上さん。僕は目金一斗。お馴染み目金欠流の双子の弟です」
目金欠流は共に雷門中サッカー部の仲間であるが、彼にそっくりな双子の弟・目金一斗がいたという衝撃的な事実に円堂はあんぐりとした。
「あっ……そうだったんだ……」
「でも、僕は兄貴とは違いますよ」
すると一斗は瞬時に松野からボールを奪い、バスケットゴールに向けてシュートを撃つと見事にネットの中へ入った。
「どうです? 兄貴にはムリでしょ?」
「なるほどぉ! 大したシュートだ!」
素晴らしいシュートと正確なコントロールを持つシュートに、綱海も感嘆の声を上げる。
「円堂、瑞貴」
「「ん?」」
「佐久間も呼ばれてるんだ」
鬼道の隣には、私服姿の帝国学園サッカー部・佐久間次郎がいた。
「見たとこ、かなりの兵(ツワモノ)ぞろいだ。何かデッカいことが始まりそうだな」
「ああ!」
「意外な奴も来てるぞ」
「やあ、円堂くん。瑞貴ちゃん」
「「ヒロト!」」
続いて豪炎寺が二人に呼びかけると、そのうしろから現れたのはかつては敵だったエイリア学園のザ・ジェネシスのキャプテン、基山ヒロトがいた。
「連絡をもらったときは驚いたよ。でも、雷門には君たちがいる。今度こそ、君たちと本当のサッカーができるんじゃないかと思ってね」
「「うん!」」
今のヒロトはジェネシスのグランとは違う髪型で表情はとても清々しい。しがらみも使命もなくなったことで本来の姿を取り戻したようだ。