友情の究極奥義!
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「まだ……」
「まだ……」
「「終わってねーぞ!」」
並んで立ち上がった円堂と瑞貴は、顔を見合わせて頷いた。どこまでも通じ合っている二人の姿を見た風丸は、様々な感情がグチャグチャになって叫び出す。
「うおおぉぉおおお!!」
「「「ダークフェニックス!!」」」
風丸と染岡と松野のダークフェニックスが襲いかかる。それに円堂が構えると瑞貴はうしろに回って円堂の背中に手を当てる。
「「だああぁぁあああ!! ゴッドハンド!!」」
円堂と瑞貴のパワーが合わさり、黄金のゴッドハンドは今まで以上に虹色のオーラを放って輝いている。そして完全に受け止めることができた。
「「思い出せぇぇ――っ!! みんなぁ――っ!!」」
二人が叫ぶと同時にボールが光り出し、たくさんのボールの形をした光の塊がダークエンペラーズ全員の体に伝わっていく。それは円堂と瑞貴の思いと一緒に。
『サッカーやろうぜ!』
『一緒にがんばろう!』
円堂と瑞貴の変わらぬ温かい声と優しさが全身に響き渡り、ダークエンペラーズ全員が下げているエイリア石が砕け散った。
「円堂……。瑞貴……」
風丸はいつもの優しい微笑みで二人の名前を呟いた。そしてあれほど広がっていた暗雲に太陽の光が差し込み、円堂と瑞貴は顔を見合わせて微笑むと力尽きたように気を失って倒れた。
すると異変を感じた研崎が、エイリア石の入っているスーツケースを開くと、エイリア石は粉々に砕けて紫の水晶ではなくただの石になっていた。それは胸元のポケットに入れていたペンダントも同じように。
「なっ……エイリア石が……! どうしたのだ、これは!?」
「お前の野望もここまでだ。観念するんだな」
「…………!」
現れた鬼瓦源五郎たち警察に、付き従っていたエージェントも捕まり為す術をなくした研崎は肩を落とした。
☆☆☆☆☆
「円堂、瑞貴」
「円堂、瑞貴」
「「……っつ」」
自分たちを呼ぶ声が聞こえた円堂と瑞貴がゆっくり目を見開くと、風丸と染岡が心配そうに顔を覗き込んでいた。
「風丸……。染岡……」
「一郎太……。竜吾……」
「「!」」
先ほどとは違って二人の知っているいつも雰囲気の風丸と染岡。それだけじゃなく、上半身を起こすと、影野も半田も松野も、栗松も少林寺も宍戸も、全員元に戻っていた。
「お前たち……!」
「もしかして、みんな……!」
「「「円堂、瑞貴」」」
「「「「キャプテン! 瑞貴さん!」」」
それが実感した円堂と瑞貴は顔を綻ばすとすぐに立ち上がる。
「栗松! 宍戸! 少林!」
「マックス! 真一! 仁!」
「効いたよ。お前たちのゴッドハンド」
もう自分たちに向けられる表情は狂気じゃない。純粋に一緒にサッカーをやってきた仲間たちの優しい笑顔だ。
「まだ……」
「「終わってねーぞ!」」
並んで立ち上がった円堂と瑞貴は、顔を見合わせて頷いた。どこまでも通じ合っている二人の姿を見た風丸は、様々な感情がグチャグチャになって叫び出す。
「うおおぉぉおおお!!」
「「「ダークフェニックス!!」」」
風丸と染岡と松野のダークフェニックスが襲いかかる。それに円堂が構えると瑞貴はうしろに回って円堂の背中に手を当てる。
「「だああぁぁあああ!! ゴッドハンド!!」」
円堂と瑞貴のパワーが合わさり、黄金のゴッドハンドは今まで以上に虹色のオーラを放って輝いている。そして完全に受け止めることができた。
「「思い出せぇぇ――っ!! みんなぁ――っ!!」」
二人が叫ぶと同時にボールが光り出し、たくさんのボールの形をした光の塊がダークエンペラーズ全員の体に伝わっていく。それは円堂と瑞貴の思いと一緒に。
『サッカーやろうぜ!』
『一緒にがんばろう!』
円堂と瑞貴の変わらぬ温かい声と優しさが全身に響き渡り、ダークエンペラーズ全員が下げているエイリア石が砕け散った。
「円堂……。瑞貴……」
風丸はいつもの優しい微笑みで二人の名前を呟いた。そしてあれほど広がっていた暗雲に太陽の光が差し込み、円堂と瑞貴は顔を見合わせて微笑むと力尽きたように気を失って倒れた。
すると異変を感じた研崎が、エイリア石の入っているスーツケースを開くと、エイリア石は粉々に砕けて紫の水晶ではなくただの石になっていた。それは胸元のポケットに入れていたペンダントも同じように。
「なっ……エイリア石が……! どうしたのだ、これは!?」
「お前の野望もここまでだ。観念するんだな」
「…………!」
現れた鬼瓦源五郎たち警察に、付き従っていたエージェントも捕まり為す術をなくした研崎は肩を落とした。
☆☆☆☆☆
「円堂、瑞貴」
「円堂、瑞貴」
「「……っつ」」
自分たちを呼ぶ声が聞こえた円堂と瑞貴がゆっくり目を見開くと、風丸と染岡が心配そうに顔を覗き込んでいた。
「風丸……。染岡……」
「一郎太……。竜吾……」
「「!」」
先ほどとは違って二人の知っているいつも雰囲気の風丸と染岡。それだけじゃなく、上半身を起こすと、影野も半田も松野も、栗松も少林寺も宍戸も、全員元に戻っていた。
「お前たち……!」
「もしかして、みんな……!」
「「「円堂、瑞貴」」」
「「「「キャプテン! 瑞貴さん!」」」
それが実感した円堂と瑞貴は顔を綻ばすとすぐに立ち上がる。
「栗松! 宍戸! 少林!」
「マックス! 真一! 仁!」
「効いたよ。お前たちのゴッドハンド」
もう自分たちに向けられる表情は狂気じゃない。純粋に一緒にサッカーをやってきた仲間たちの優しい笑顔だ。