激突! 雷門対雷門!!
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「新しい技みたいだけど、大したことないね。フッフッフッ……」
「この程度ならいくらでも止めてやる」
「修也の爆熱ストームを、あんなに楽々と……」
「これがエイリア石の力なのか……!?」
「それだけじゃない。みんな本当に強くなってる……」
「それを、こんな形で知ることになるとはな……」
ただエイリア石の力で強くなったのなら、ジェミニストームやイプシロンを倒した雷門イレブンが上だ。だが、ダークエンペラーズは自らの実力をさらにつけたからこそ、エイリア石の力も加わって雷門イレブンより強くなったのだ。
「ダークエンペラーズの強さは圧倒的……勝敗は火を見るより明らかだ!」
前髪を掻き分けながら研崎は不気味に笑う。
さらに染岡があっという間に雷門陣内に深く切り込んでいく。その前に円堂と壁山が立ち塞がる。
「円堂。壁山」
「通すわけにはいかないっス!」
「ハッハッハ! 今の俺はどんなディフェンスだって突破することができるんだぜ」
「そんなのは本当の力じゃない!」
「だったら俺を止めてみろ!」
「染岡……」
すると染岡の胸元から紫色の光が放たれた。ダークエンペラーズのメンバーは風丸と同じようにエイリア石をペンダントにしているのだ。
「エイリア石の力を否定するのなら、それ以上の力を――俺に見せてみろ!」
「いくぞ!」
「はいっス!」
「甘いな!」
なんと染岡は必殺技も使わないで円堂と壁山を吹き飛ばした。
「どうだ! 俺の勝ちだ!」
「染岡くん!」
「!?」
「アイスグランド!」
すかさず吹雪がディフェンスに入り、アイスグランドを使ってくれたおかげでボールはラインを越えた。
「チッ」
「染岡くん! 僕は忘れてないよ。君がどんな悔しい思いでチームを離れたか、どんな思いで僕と瑞貴ちゃんにあとを託したのか!」
「フンッ。そんなこと覚えてねぇな」
まるでなかったかのように染岡はその場を離れていくと、吹雪は悲しげに眉を下げる。
「染岡くん……」
「何を言ってもムダのようだな」
「どうせれば、わかってもらえるんだ?」
「「勝つしかない!」」
「「!?」」
「私たちの全力の思いをぶつけるために!」
「俺たちのサッカーで!」
「キャプテン……瑞貴ちゃん……」
どんな敵だって、自分たちのサッカーでぶつかって勝利すればわかってくれた。染岡の言うようにエイリア石より強い力を試合に勝利することで証明するのだ。
「そうだな。あいつらに勝つんだ!」
「全力でいくっス!」
白恋中も漫遊寺中も大海原中も陽花戸中も、テレビを通して試合を見守っている。雷門イレブンが勝利することを信じて。
「鬼道!」
「「瑞貴! 円堂!」」
「「オウッ!」」
綱海がパスしてくれたボールを鬼道が受け止め、瑞貴と円堂と共に駆け出す。
《雷門、デスゾーン2の体勢!》
「くらえ! スピニングカット!」
「「「うわああぁぁああ!」」」
西垣の足から放たれた強力なスピニングカットの衝撃波が三人に襲いかかり、ボールを奪われてしまった。
「シュートを決めさせはしない!」
「西垣……」
容赦なく攻撃する西垣に一之瀬と土門は複雑な気持ちを抱く。
「この程度ならいくらでも止めてやる」
「修也の爆熱ストームを、あんなに楽々と……」
「これがエイリア石の力なのか……!?」
「それだけじゃない。みんな本当に強くなってる……」
「それを、こんな形で知ることになるとはな……」
ただエイリア石の力で強くなったのなら、ジェミニストームやイプシロンを倒した雷門イレブンが上だ。だが、ダークエンペラーズは自らの実力をさらにつけたからこそ、エイリア石の力も加わって雷門イレブンより強くなったのだ。
「ダークエンペラーズの強さは圧倒的……勝敗は火を見るより明らかだ!」
前髪を掻き分けながら研崎は不気味に笑う。
さらに染岡があっという間に雷門陣内に深く切り込んでいく。その前に円堂と壁山が立ち塞がる。
「円堂。壁山」
「通すわけにはいかないっス!」
「ハッハッハ! 今の俺はどんなディフェンスだって突破することができるんだぜ」
「そんなのは本当の力じゃない!」
「だったら俺を止めてみろ!」
「染岡……」
すると染岡の胸元から紫色の光が放たれた。ダークエンペラーズのメンバーは風丸と同じようにエイリア石をペンダントにしているのだ。
「エイリア石の力を否定するのなら、それ以上の力を――俺に見せてみろ!」
「いくぞ!」
「はいっス!」
「甘いな!」
なんと染岡は必殺技も使わないで円堂と壁山を吹き飛ばした。
「どうだ! 俺の勝ちだ!」
「染岡くん!」
「!?」
「アイスグランド!」
すかさず吹雪がディフェンスに入り、アイスグランドを使ってくれたおかげでボールはラインを越えた。
「チッ」
「染岡くん! 僕は忘れてないよ。君がどんな悔しい思いでチームを離れたか、どんな思いで僕と瑞貴ちゃんにあとを託したのか!」
「フンッ。そんなこと覚えてねぇな」
まるでなかったかのように染岡はその場を離れていくと、吹雪は悲しげに眉を下げる。
「染岡くん……」
「何を言ってもムダのようだな」
「どうせれば、わかってもらえるんだ?」
「「勝つしかない!」」
「「!?」」
「私たちの全力の思いをぶつけるために!」
「俺たちのサッカーで!」
「キャプテン……瑞貴ちゃん……」
どんな敵だって、自分たちのサッカーでぶつかって勝利すればわかってくれた。染岡の言うようにエイリア石より強い力を試合に勝利することで証明するのだ。
「そうだな。あいつらに勝つんだ!」
「全力でいくっス!」
白恋中も漫遊寺中も大海原中も陽花戸中も、テレビを通して試合を見守っている。雷門イレブンが勝利することを信じて。
「鬼道!」
「「瑞貴! 円堂!」」
「「オウッ!」」
綱海がパスしてくれたボールを鬼道が受け止め、瑞貴と円堂と共に駆け出す。
《雷門、デスゾーン2の体勢!》
「くらえ! スピニングカット!」
「「「うわああぁぁああ!」」」
西垣の足から放たれた強力なスピニングカットの衝撃波が三人に襲いかかり、ボールを奪われてしまった。
「シュートを決めさせはしない!」
「西垣……」
容赦なく攻撃する西垣に一之瀬と土門は複雑な気持ちを抱く。