激突! 雷門対雷門!!
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円堂は響木に顔を向けると響木は頷いた。今の雷門イレブンは試合をするしかないのだ。
了承するように頷いた円堂は改めて風丸を見ると、脳裏に今までの思い出がよみがえった。仲間思いの優しい風丸を取り戻すためにも、円堂は苦渋の選択をする。
「わかった! 勝負だ!」
「円堂くん……。瑞貴ちゃん……」
秋は二人を心配するように呟く。それに対して研崎と風丸は笑っていた。
「やっとその気になりましたね」
「円堂、瑞貴。人間の努力には限界があることを教えてやる」
――両チームはそれぞれのベンチでミーティングする。雷門イレブンはユニフォームに着替えると、風丸たち以外のダークエンペラーズの残り三人もローブを脱いで姿を現した。その中の一人の正体に一之瀬と土門は特に驚く。
「西垣……! あいつがいるなんて……!」
それは一之瀬と土門と秋のアメリカ時代からの幼馴染であり、現在は木戸川清修中サッカー部のDF・西垣守だった。仲の良い友達だからこそ驚きも大きい。
「威……。シャドウ……」
瑞貴が呟いた二人は、御影専農中サッカー部・杉森威と、雷門中の転校生・闇野カゲト(通称・シャドウ)だ。あの二人は雷門イレブンの力になるため、対エイリア学園のバックアップチームとして日々特訓をしてきた。
それが瑞貴にとっても雷門イレブンにとっても嬉しかったのに、こうして敵になってしまったことを悲しく思う。
「壁山、それは……」
「みんな、忘れちゃったんスかね……?」
壁山が持っているのは雷門中サッカー部の部室の看板。
帝国学園との練習試合が決まった日から雷門イレブンは変わった。日々過酷な特訓を乗り越え、フットボールフロンティアで優勝することができた。
「……忘れるはずがない。どんなに困難があっても…私たちはずっと一緒にサッカーをしてきた仲間だ。たとえ力に囚われても、喜びと感動を分かち合った日々はずっと心に残る!」
「……そうだよ。あんなにがんばって…俺たちはサッカーを続けてきたんだ……! だから、エイリア石なんかに潰されるはずがない! 仲間はずっといつまでも仲間なんだ!」
「取り戻そう。本当のみんなを!」
「あいつらは、俺がサッカーをあきらめかけたときにそばにいてくれた仲間だ。今度は俺たちが!」
「ああ!」
一之瀬も豪炎寺も鬼道も、ずっと雷門中で一緒にサッカーをやってきたからこそ、取り戻したいという気持ちは瑞貴と円堂と一緒だ。
「ウチも協力するで!」
「俺たちも、雷門イレブンだからな! それに瑞貴を渡すわけにはいかないぜ!」
「ああ。もちろんだよ」
「俺もやります!」
「俺だって、雷門イレブンだ! 瑞貴姉だって守ってみせる!」
それだけじゃない。浦部リカも綱海条介も吹雪士郎も立向居勇気も木暮夕弥だって、チームメイトを取り戻すために瑞貴を守るために協力を申し出る。
「お前たち。準備はいいか」
「響木監督」
「あいつらに見せてやれ。お前たちのサッカーを!」
「「「「「はい!!」」」」」
雷門イレブンは円陣を組み中心に手を重ねていく。最後に瑞貴と円堂もみんなの手の上に重ねる。
「さあいくぞ、みんな!」
「この試合、絶対に勝つよ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
両チームがポジションに着くためピッチに入っていく。
了承するように頷いた円堂は改めて風丸を見ると、脳裏に今までの思い出がよみがえった。仲間思いの優しい風丸を取り戻すためにも、円堂は苦渋の選択をする。
「わかった! 勝負だ!」
「円堂くん……。瑞貴ちゃん……」
秋は二人を心配するように呟く。それに対して研崎と風丸は笑っていた。
「やっとその気になりましたね」
「円堂、瑞貴。人間の努力には限界があることを教えてやる」
――両チームはそれぞれのベンチでミーティングする。雷門イレブンはユニフォームに着替えると、風丸たち以外のダークエンペラーズの残り三人もローブを脱いで姿を現した。その中の一人の正体に一之瀬と土門は特に驚く。
「西垣……! あいつがいるなんて……!」
それは一之瀬と土門と秋のアメリカ時代からの幼馴染であり、現在は木戸川清修中サッカー部のDF・西垣守だった。仲の良い友達だからこそ驚きも大きい。
「威……。シャドウ……」
瑞貴が呟いた二人は、御影専農中サッカー部・杉森威と、雷門中の転校生・闇野カゲト(通称・シャドウ)だ。あの二人は雷門イレブンの力になるため、対エイリア学園のバックアップチームとして日々特訓をしてきた。
それが瑞貴にとっても雷門イレブンにとっても嬉しかったのに、こうして敵になってしまったことを悲しく思う。
「壁山、それは……」
「みんな、忘れちゃったんスかね……?」
壁山が持っているのは雷門中サッカー部の部室の看板。
帝国学園との練習試合が決まった日から雷門イレブンは変わった。日々過酷な特訓を乗り越え、フットボールフロンティアで優勝することができた。
「……忘れるはずがない。どんなに困難があっても…私たちはずっと一緒にサッカーをしてきた仲間だ。たとえ力に囚われても、喜びと感動を分かち合った日々はずっと心に残る!」
「……そうだよ。あんなにがんばって…俺たちはサッカーを続けてきたんだ……! だから、エイリア石なんかに潰されるはずがない! 仲間はずっといつまでも仲間なんだ!」
「取り戻そう。本当のみんなを!」
「あいつらは、俺がサッカーをあきらめかけたときにそばにいてくれた仲間だ。今度は俺たちが!」
「ああ!」
一之瀬も豪炎寺も鬼道も、ずっと雷門中で一緒にサッカーをやってきたからこそ、取り戻したいという気持ちは瑞貴と円堂と一緒だ。
「ウチも協力するで!」
「俺たちも、雷門イレブンだからな! それに瑞貴を渡すわけにはいかないぜ!」
「ああ。もちろんだよ」
「俺もやります!」
「俺だって、雷門イレブンだ! 瑞貴姉だって守ってみせる!」
それだけじゃない。浦部リカも綱海条介も吹雪士郎も立向居勇気も木暮夕弥だって、チームメイトを取り戻すために瑞貴を守るために協力を申し出る。
「お前たち。準備はいいか」
「響木監督」
「あいつらに見せてやれ。お前たちのサッカーを!」
「「「「「はい!!」」」」」
雷門イレブンは円陣を組み中心に手を重ねていく。最後に瑞貴と円堂もみんなの手の上に重ねる。
「さあいくぞ、みんな!」
「この試合、絶対に勝つよ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
両チームがポジションに着くためピッチに入っていく。