激突! 雷門対雷門!!
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ついに雷門イレブンはエイリア学園最強のジェネシスを倒し、創立者の吉良星二郎を逮捕することができた。今まで監督をしてくれた吉良瞳子は基山ヒロトたちのそばにいるために、雷門イレブンに別れを告げる。
全てが解決して井上瑞貴や円堂守たちは破壊された校舎が新しく完成した雷門中に帰ってきた。しかし、そこに待っていたのは吉良の秘書・研崎竜一と、黒いローブを着て以前と全く雰囲気が変わった風丸一郎太や染岡竜吾など、離脱した雷門イレブンのメンバーだった。
「久しぶりだな。円堂、瑞貴」
「ど、どういうことだよ……!?」
「一郎太……。なんで……!」
「ようやく私の野望を実現するときがきたのです」
「何っ!?」
研崎の言葉の意味を訊く円堂に、風丸がローブから取り出したのは紫色のサッカーボール。そのボールを意味を知る鬼道有人たちは驚きの声を上げ、響木正剛は警戒しながら木野秋を始めマネージャーたちを引き寄せる。
「あのボールは!」
「どうして……風丸くん……!」
「再会の挨拶代わりだ」
風丸はそのボールを蹴ると、凄まじいシュートが円堂に襲い掛かる。グローブをせず不意を突かれたとはいえ、円堂は弾き返されてしまい、倒れる直前に瑞貴が支える。
「守!」
「円堂!」
「円堂!」
鬼道も一之瀬一哉も声を上げ、円堂は瑞貴に支えてもらいながら体を起こすと、風丸は今まで見たことのない冷たい目で見下すように円堂を見ていた。
「風丸……」
「俺たちと勝負しろ!」
「なっ!? ――ん?」
勝負宣言に円堂が驚くと風丸の首元から紫色の光が見えた。その正体に気づいた瑞貴は声を上げる。
「あの光は……エイリア石!」
「なんだって!?」
「エイリア石は研究施設と共に破壊されたはずじゃ――!?」
「フフフフ……」
もうこの世になくなったはずのエイリア石。それがあることに円堂や響木たちが驚く中、研崎は不敵に笑って胸に手を当てる。
「みなさんにはお礼を申し上げます。おかげであのムダ極まりないジェネシス計画に固執していた旦那様――吉良星二郎を片付けることができたのですからねぇ」
「っ! まさかあの爆発は!」
「お察しの通り、私がやったのです。――エイリア石を私だけのモノにするために!」
「「「「「!?」」」」」
「旦那様はエイリア石の本当の価値をわかっていなかったのですよ。何一つね。ですからこの私が正しい使い方で究極のハイソルジャーを作り上げたのです」
鬼道の予想も当たり、研崎は風丸の肩に手を置いた。それで『究極のハイソルジャー』の正体がわかった円堂は驚く。
「まさか風丸たちが!?」
「その通り。それが――ダークエンペラーズです!」
高らかに宣言したチーム名に音無春奈は呟き、響木は怒りと悔しさが混じって顔をしかめる。
「ダーク…エンペラーズ……!?」
「貴様……! なんてことを……!」
「今日は我がハイソルジャーの本当の力を証明しにきたんですよ。彼らが君たち雷門イレブンを完膚無きまでに叩きのめします」
「……こんなの嘘だ!」
「守!」
全てが解決して井上瑞貴や円堂守たちは破壊された校舎が新しく完成した雷門中に帰ってきた。しかし、そこに待っていたのは吉良の秘書・研崎竜一と、黒いローブを着て以前と全く雰囲気が変わった風丸一郎太や染岡竜吾など、離脱した雷門イレブンのメンバーだった。
「久しぶりだな。円堂、瑞貴」
「ど、どういうことだよ……!?」
「一郎太……。なんで……!」
「ようやく私の野望を実現するときがきたのです」
「何っ!?」
研崎の言葉の意味を訊く円堂に、風丸がローブから取り出したのは紫色のサッカーボール。そのボールを意味を知る鬼道有人たちは驚きの声を上げ、響木正剛は警戒しながら木野秋を始めマネージャーたちを引き寄せる。
「あのボールは!」
「どうして……風丸くん……!」
「再会の挨拶代わりだ」
風丸はそのボールを蹴ると、凄まじいシュートが円堂に襲い掛かる。グローブをせず不意を突かれたとはいえ、円堂は弾き返されてしまい、倒れる直前に瑞貴が支える。
「守!」
「円堂!」
「円堂!」
鬼道も一之瀬一哉も声を上げ、円堂は瑞貴に支えてもらいながら体を起こすと、風丸は今まで見たことのない冷たい目で見下すように円堂を見ていた。
「風丸……」
「俺たちと勝負しろ!」
「なっ!? ――ん?」
勝負宣言に円堂が驚くと風丸の首元から紫色の光が見えた。その正体に気づいた瑞貴は声を上げる。
「あの光は……エイリア石!」
「なんだって!?」
「エイリア石は研究施設と共に破壊されたはずじゃ――!?」
「フフフフ……」
もうこの世になくなったはずのエイリア石。それがあることに円堂や響木たちが驚く中、研崎は不敵に笑って胸に手を当てる。
「みなさんにはお礼を申し上げます。おかげであのムダ極まりないジェネシス計画に固執していた旦那様――吉良星二郎を片付けることができたのですからねぇ」
「っ! まさかあの爆発は!」
「お察しの通り、私がやったのです。――エイリア石を私だけのモノにするために!」
「「「「「!?」」」」」
「旦那様はエイリア石の本当の価値をわかっていなかったのですよ。何一つね。ですからこの私が正しい使い方で究極のハイソルジャーを作り上げたのです」
鬼道の予想も当たり、研崎は風丸の肩に手を置いた。それで『究極のハイソルジャー』の正体がわかった円堂は驚く。
「まさか風丸たちが!?」
「その通り。それが――ダークエンペラーズです!」
高らかに宣言したチーム名に音無春奈は呟き、響木は怒りと悔しさが混じって顔をしかめる。
「ダーク…エンペラーズ……!?」
「貴様……! なんてことを……!」
「今日は我がハイソルジャーの本当の力を証明しにきたんですよ。彼らが君たち雷門イレブンを完膚無きまでに叩きのめします」
「……こんなの嘘だ!」
「守!」