終わりなき脅威!
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(恋のライバルになっても、夏未さんみたいに瑞貴ちゃんもずっと私の友達だからね)
きっと夏未も薄々気づいているだろう。今まで通りとはいかないかもしれないが、同じようにライバルとして友達として瑞貴が好きなのは変わりない。
☆☆☆☆☆
キャラバンのエンジンも直って無事に雷門中に着くことができた。
エイリア学園に壊された校舎も新築して完成したが、一時帰還したときと比べて誰もいない。しかも空は曇っていて霧も出ているので、なんだか不気味だ。
「あれ? 変スね。誰もいないんスかね?」
「てっきりシンや理事長がいると思ったのに……」
瑞貴と円堂は少し足を進めて周りを見ると、霧の中から人影が見えたことに気づいて足を止める。だが――。
「あいつは!」
その人物は鬼道たちも見覚えがある。エイリア学園の創立者である吉良の秘書・研崎竜一だ。
「お待ちしていましたよ、雷門のみなさん。みなさんにはまだ、最後の戦いが残っていますからね」
「最後の戦い?」
「守、他にも誰かいる!」
研崎の言葉に疑問を感じた円堂だが、瑞貴は研崎のうしろで控えている黒いローブを着てフードを被っている十一人がいることに気づく。それを見た途端、一筋の汗が頬を伝った。
(また、止められなかった……!)
そんな瑞貴の気持ちを余所に一人が円堂と瑞貴の前に立ち、ゆっくりとフードを取る。それは綱海を除いたここにいる誰もが知る人物の一人――。
「風丸!?」
雷門イレブンの一人・風丸一郎太だった。今までしているポニーテールを下ろしているが、その髪が不気味にうねっていた。
「これは……!」
「あっ!」
予想もしない人物に鬼道たちも驚くと、吹雪は他にいるメンバーの中でよく知る雰囲気を察する。
その人物もフードを取ると、正体を知った秋と吹雪は、風丸のときと同様に衝撃を与えた。
「染岡くん!」
「嘘っ!?」
風丸と同じく雷門イレブンの一人・染岡竜吾だった。続くように他のメンバーもフードを取ると、現れたのは影野仁、半田真一、松野空介、栗松鉄平、宍戸佐吉、少林寺歩。またしても同じく雷門イレブンのメンバーだった。
だが全員髪型が変わったりなどいつもの雰囲気ではなく、瑞貴たちの帰還を今までのように歓迎しているわけでもなかった。
「久しぶりだな。円堂、瑞貴」
「ど、どういうことなんだ!?」
「一郎太……みんな……!」
☆副キャプテン 今日の格言☆
この旅は辛いこともあったけど得たモノが大きいと感じるよ
以上!!
きっと夏未も薄々気づいているだろう。今まで通りとはいかないかもしれないが、同じようにライバルとして友達として瑞貴が好きなのは変わりない。
☆☆☆☆☆
キャラバンのエンジンも直って無事に雷門中に着くことができた。
エイリア学園に壊された校舎も新築して完成したが、一時帰還したときと比べて誰もいない。しかも空は曇っていて霧も出ているので、なんだか不気味だ。
「あれ? 変スね。誰もいないんスかね?」
「てっきりシンや理事長がいると思ったのに……」
瑞貴と円堂は少し足を進めて周りを見ると、霧の中から人影が見えたことに気づいて足を止める。だが――。
「あいつは!」
その人物は鬼道たちも見覚えがある。エイリア学園の創立者である吉良の秘書・研崎竜一だ。
「お待ちしていましたよ、雷門のみなさん。みなさんにはまだ、最後の戦いが残っていますからね」
「最後の戦い?」
「守、他にも誰かいる!」
研崎の言葉に疑問を感じた円堂だが、瑞貴は研崎のうしろで控えている黒いローブを着てフードを被っている十一人がいることに気づく。それを見た途端、一筋の汗が頬を伝った。
(また、止められなかった……!)
そんな瑞貴の気持ちを余所に一人が円堂と瑞貴の前に立ち、ゆっくりとフードを取る。それは綱海を除いたここにいる誰もが知る人物の一人――。
「風丸!?」
雷門イレブンの一人・風丸一郎太だった。今までしているポニーテールを下ろしているが、その髪が不気味にうねっていた。
「これは……!」
「あっ!」
予想もしない人物に鬼道たちも驚くと、吹雪は他にいるメンバーの中でよく知る雰囲気を察する。
その人物もフードを取ると、正体を知った秋と吹雪は、風丸のときと同様に衝撃を与えた。
「染岡くん!」
「嘘っ!?」
風丸と同じく雷門イレブンの一人・染岡竜吾だった。続くように他のメンバーもフードを取ると、現れたのは影野仁、半田真一、松野空介、栗松鉄平、宍戸佐吉、少林寺歩。またしても同じく雷門イレブンのメンバーだった。
だが全員髪型が変わったりなどいつもの雰囲気ではなく、瑞貴たちの帰還を今までのように歓迎しているわけでもなかった。
「久しぶりだな。円堂、瑞貴」
「ど、どういうことなんだ!?」
「一郎太……みんな……!」
☆副キャプテン 今日の格言☆
この旅は辛いこともあったけど得たモノが大きいと感じるよ
以上!!