終わりなき脅威!
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「また会おうね、ヒロト! 瞳子姉さん!」
「!」
エイリア学園との戦いが終わったから、瑞貴と瞳子の約束は果たされる……。まさかここで呼ばれると思わなかった瞳子は目を見開いたが、ヒロトと同じように笑顔で振り向いてくれた。
「またね。――瑞貴」
「うん!」
瞳子も名前で呼んでくれたことに瑞貴は嬉しくて頷いた。
そうしてヒロトも瞳子も護送車に乗り込み、鬼瓦もパトカーに乗って警察へと向かった。残ったのは響木と雷門イレブンだけだった。
「ヒロトも瞳子姉さんたちも行っちゃったね」
「ああ」
ピリリリ。ピリリリリ。
着信音の発信源にみんなが目を向けると、財前塔子が携帯を取り出す。
「ああ、パパ? うん、うん……ええっ!? わ、わかった!」
「どうしたんだ?」
「うん。パパがみんなに感謝状を贈りたいんだって」
「「「「「感謝状!?」」」」」
電話を終えたので円堂が話しかけたら、塔子から聞いた思わぬ内容に全員が声を上げる。
「ス、スゴイっス! 総理大臣から感謝状なんて……」
「そんなモンもらえるなんて、信じられへんなぁ」
壁山塀吾郎が驚き浦部リカは実感が湧かずにいると、響木は笑って言った。
「いや、お前たちの活躍は充分に感謝状に値する。本当にみんなよくやってくれた」
「「「「「はい!!」」」」」
「よーし! それじゃあ雷門中へ向けて出発だ!」
「一郎太たちにも知らせないとね!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
☆☆☆☆☆
雷門イレブンも稲妻町へ向かう中、突然キャラバンが煙を出して止まった。
「ムリさせすぎたか……」
どうやら基地で定員オーバーな上に全速力で走らせ、さらにほぼ休みなしでそのまま稲妻町へ向かおうとしたため故障してしまったらしい。
古株と響木は様子を見るために外に出てエンジンの調子を見て、雷門イレブンはキャラバンの中で待機する。
「結構時間かかりそうだな」
「俺、やっぱりこのチームに入ってよかった」
手こずっている二人の様子を見て土門がそう言うと、木暮夕弥が急に言葉を出したので全員振り向く。
「ん? なんだよいきなり」
「だってほら俺、母ちゃんのことあったろ? 俺、人のことが信じられなくなったって。けどさ、みんなと一緒に戦ってわかったんだ。――人は信じなきゃダメだって。俺、このチームが大好きだ! ホントに入ってよかったって思ってる!」
「ああ!」
木暮の言葉に同意するように綱海条介も背もたれ越しから顔を出す。それはきっと立向居勇気も、リカも、吹雪士郎も、塔子も、みんなだって同じように思っているだろう。
「!」
エイリア学園との戦いが終わったから、瑞貴と瞳子の約束は果たされる……。まさかここで呼ばれると思わなかった瞳子は目を見開いたが、ヒロトと同じように笑顔で振り向いてくれた。
「またね。――瑞貴」
「うん!」
瞳子も名前で呼んでくれたことに瑞貴は嬉しくて頷いた。
そうしてヒロトも瞳子も護送車に乗り込み、鬼瓦もパトカーに乗って警察へと向かった。残ったのは響木と雷門イレブンだけだった。
「ヒロトも瞳子姉さんたちも行っちゃったね」
「ああ」
ピリリリ。ピリリリリ。
着信音の発信源にみんなが目を向けると、財前塔子が携帯を取り出す。
「ああ、パパ? うん、うん……ええっ!? わ、わかった!」
「どうしたんだ?」
「うん。パパがみんなに感謝状を贈りたいんだって」
「「「「「感謝状!?」」」」」
電話を終えたので円堂が話しかけたら、塔子から聞いた思わぬ内容に全員が声を上げる。
「ス、スゴイっス! 総理大臣から感謝状なんて……」
「そんなモンもらえるなんて、信じられへんなぁ」
壁山塀吾郎が驚き浦部リカは実感が湧かずにいると、響木は笑って言った。
「いや、お前たちの活躍は充分に感謝状に値する。本当にみんなよくやってくれた」
「「「「「はい!!」」」」」
「よーし! それじゃあ雷門中へ向けて出発だ!」
「一郎太たちにも知らせないとね!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
☆☆☆☆☆
雷門イレブンも稲妻町へ向かう中、突然キャラバンが煙を出して止まった。
「ムリさせすぎたか……」
どうやら基地で定員オーバーな上に全速力で走らせ、さらにほぼ休みなしでそのまま稲妻町へ向かおうとしたため故障してしまったらしい。
古株と響木は様子を見るために外に出てエンジンの調子を見て、雷門イレブンはキャラバンの中で待機する。
「結構時間かかりそうだな」
「俺、やっぱりこのチームに入ってよかった」
手こずっている二人の様子を見て土門がそう言うと、木暮夕弥が急に言葉を出したので全員振り向く。
「ん? なんだよいきなり」
「だってほら俺、母ちゃんのことあったろ? 俺、人のことが信じられなくなったって。けどさ、みんなと一緒に戦ってわかったんだ。――人は信じなきゃダメだって。俺、このチームが大好きだ! ホントに入ってよかったって思ってる!」
「ああ!」
木暮の言葉に同意するように綱海条介も背もたれ越しから顔を出す。それはきっと立向居勇気も、リカも、吹雪士郎も、塔子も、みんなだって同じように思っているだろう。