最終決戦! ザ・ジェネシス・前編!!
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「吹き荒れろ! エターナルブリザード!」
「プロキオンネット!」
これもネロに止められてしまった。アツヤですらジェネシスのゴールをこじ開けられない。
そこへ鬼道と一之瀬を抜いたヒロトがボールを受け止めると、追いかけていたアツヤが吹雪に戻る。
「完璧に! アイスグランド!」
吹雪自身が得意なアイスグランドもヒロトに跳ね返されてしまう。シュートに続きディフェンスも破られてしまった。
「僕のプレーが全然通用しない……。完璧にならなきゃいけないのに……!」
まだアツヤとの完璧にこだわる吹雪を豪炎寺はジッと見ていた。
そのままヒロトは円堂と壁山を抜き雷門ゴールに迫る。
「ムゲン・ザ・ハンドは通用しない……どうすれば……」
「情けねぇ顔すんな立向居! うつむいているだけじゃ、なんにも解決しねぇんだよ!」
立向居がいるゴール前には、いつの間にか綱海と木暮と塔子がいた。
「流星ブレード!」
「ここはあたしたちで止める!」
「「「パーフェクトタワー!」」」
塔子が建てたタワーの頂上に乗った綱海と木暮が、そのまま足を振り下ろして飛び降り、流星ブレードを止めた。
《このピンチに、なんと新しい必殺技が生まれたー! 恐るべき雷門の底力――っ!!》
(父さん、これが雷門なのよ)
「あきらめない心……」
瞳子は吉良に目を向けて微笑み、立向居は三人を見て呟く。幾多の試練を乗り越えた雷門だからこそ、どんなときもあきらめない心が新たな力を生む。
「グラン」
「あの技、次は破ってみせる。流星を止めることはできない」
ウルビダに声をかけられたヒロトは、流星ブレードが止められたと言うのに平常心を保っていた。
「あの日僕は誓った……アツヤと一緒に強くなろう…完璧になろうって……。でも、完璧には――……」
未だに呆然としている吹雪を余所に、ウルビダからボールを受けたウィーズへ円堂と鬼道と木暮と一之瀬が四方からスライディングをかける。ギリギリなプレーだが、弾き飛んだボールを鬼道が取って吹雪に向かって蹴った。
「吹雪!」
だけど吹雪は自分に向かってボールが来ていることに気づいていない。それに瑞貴が吹雪に大声で呼びかける。
「士郎!」
「っ!」
やっと気づいたが完全に反応できず、トラップミスでラインの外へ出してしまった。
またミスしてしまったことに悔やむ吹雪。すると勢いよくボールが飛んで吹雪の腹に直撃する。その様子に雷門イレブンは驚くと、うずくまる吹雪にボールを蹴った張本人の豪炎寺が近づく。
「プロキオンネット!」
これもネロに止められてしまった。アツヤですらジェネシスのゴールをこじ開けられない。
そこへ鬼道と一之瀬を抜いたヒロトがボールを受け止めると、追いかけていたアツヤが吹雪に戻る。
「完璧に! アイスグランド!」
吹雪自身が得意なアイスグランドもヒロトに跳ね返されてしまう。シュートに続きディフェンスも破られてしまった。
「僕のプレーが全然通用しない……。完璧にならなきゃいけないのに……!」
まだアツヤとの完璧にこだわる吹雪を豪炎寺はジッと見ていた。
そのままヒロトは円堂と壁山を抜き雷門ゴールに迫る。
「ムゲン・ザ・ハンドは通用しない……どうすれば……」
「情けねぇ顔すんな立向居! うつむいているだけじゃ、なんにも解決しねぇんだよ!」
立向居がいるゴール前には、いつの間にか綱海と木暮と塔子がいた。
「流星ブレード!」
「ここはあたしたちで止める!」
「「「パーフェクトタワー!」」」
塔子が建てたタワーの頂上に乗った綱海と木暮が、そのまま足を振り下ろして飛び降り、流星ブレードを止めた。
《このピンチに、なんと新しい必殺技が生まれたー! 恐るべき雷門の底力――っ!!》
(父さん、これが雷門なのよ)
「あきらめない心……」
瞳子は吉良に目を向けて微笑み、立向居は三人を見て呟く。幾多の試練を乗り越えた雷門だからこそ、どんなときもあきらめない心が新たな力を生む。
「グラン」
「あの技、次は破ってみせる。流星を止めることはできない」
ウルビダに声をかけられたヒロトは、流星ブレードが止められたと言うのに平常心を保っていた。
「あの日僕は誓った……アツヤと一緒に強くなろう…完璧になろうって……。でも、完璧には――……」
未だに呆然としている吹雪を余所に、ウルビダからボールを受けたウィーズへ円堂と鬼道と木暮と一之瀬が四方からスライディングをかける。ギリギリなプレーだが、弾き飛んだボールを鬼道が取って吹雪に向かって蹴った。
「吹雪!」
だけど吹雪は自分に向かってボールが来ていることに気づいていない。それに瑞貴が吹雪に大声で呼びかける。
「士郎!」
「っ!」
やっと気づいたが完全に反応できず、トラップミスでラインの外へ出してしまった。
またミスしてしまったことに悔やむ吹雪。すると勢いよくボールが飛んで吹雪の腹に直撃する。その様子に雷門イレブンは驚くと、うずくまる吹雪にボールを蹴った張本人の豪炎寺が近づく。