エイリア学園の正体!
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エイリア学園の本拠地がある富士山麓に来た雷門イレブン。そこにあったのは、まるで最新技術で作った巨大な要塞だった。
「監督、ここが目的地なんですか?」
「ええ」
「あれがエイリア学園なんスか……?」
「どう見てもUFO……」
だけどここまで来たら引き返せない。これまでの戦いの答えを知るためにも、エイリア学園を倒すためにも。
円堂守と井上瑞貴は顔を見合わせて頷き、気を引き締める。
「「みんな、いくぞ/よ!」」
「――待て」
突然の第三者の声に振り向くと、現れたのは吉良瞳子の前の雷門中サッカー部の監督・響木正剛だった。
「「響木監督!」」
「この人が……」
「雷門中をフットボールフロンティアに導いた、響木監督……」
吹雪士郎と立向居勇気は雷門中サッカー部のことを知っていたので、もちろん響木のことも存じている。
「俺はこれまでエイリア学園の謎を探っていた。そして、やっと答えに辿り着いた。エイリア学園の黒幕は――お前だ!」
「っ!」
「「「「「えぇっ!?」」」」」
響木が指差したのは、これまで雷門イレブンの監督をしていた瞳子だった。
ここに来る前も瞳子はエイリア学園のスパイだと雷門イレブンの一部に疑われていた。それでもみんな戦いの答えを知るためにここに来たのだ。
だけどいざ言われると驚きを隠せず、土門飛鳥が代表するように呟く。
「監督が黒幕……」
「そうだ、黒幕だ」
「瞳子監督がエイリア学園の黒幕って、どういうことなんですか!? 瞳子監督!」
「それは、彼女が自ら明らかにするべきだろう。円堂や瑞貴たちをジェネシスと戦わせるのならば全てを語る責任がある」
円堂の問いに響木がそう言うと、瞳子は要塞へ体を向けた。
「全ては……あの中にあるわ」
まずは全員にキャラバンを乗せ、建物の扉の前に着くとアナウンスが流れる。
〈承認コードを入力してください〉
瞳子は慣れた手つきで携帯の番号を押すと、いとも簡単に扉が開いた。キャラバンはそのまま中に入るが木野秋や土門を始め全員瞳子に視線を向ける。
「開いた……」
「本当に関係あるみたいだな、エイリア学園と……」
すると円堂は隣にいる瑞貴に目を向ける。瞳子のことを姉と慕っているので動揺しているかと思ったが、彼女はずっと窓の外を見ていた。
円堂はそっと瑞貴の手の上に自分の手を重ねる。それに気づいた瑞貴は驚いたように顔を向けた。幸い立向居も窓の外を見ているので気づいていない。
「お前が監督を信じているように、俺も監督を信じている」
本当は原作を知っているから平気だったが、それを知らない円堂は内心が混乱していると思ったようだ。安心しろと言うような微笑みに、瑞貴も返すように微笑む。
「監督、ここが目的地なんですか?」
「ええ」
「あれがエイリア学園なんスか……?」
「どう見てもUFO……」
だけどここまで来たら引き返せない。これまでの戦いの答えを知るためにも、エイリア学園を倒すためにも。
円堂守と井上瑞貴は顔を見合わせて頷き、気を引き締める。
「「みんな、いくぞ/よ!」」
「――待て」
突然の第三者の声に振り向くと、現れたのは吉良瞳子の前の雷門中サッカー部の監督・響木正剛だった。
「「響木監督!」」
「この人が……」
「雷門中をフットボールフロンティアに導いた、響木監督……」
吹雪士郎と立向居勇気は雷門中サッカー部のことを知っていたので、もちろん響木のことも存じている。
「俺はこれまでエイリア学園の謎を探っていた。そして、やっと答えに辿り着いた。エイリア学園の黒幕は――お前だ!」
「っ!」
「「「「「えぇっ!?」」」」」
響木が指差したのは、これまで雷門イレブンの監督をしていた瞳子だった。
ここに来る前も瞳子はエイリア学園のスパイだと雷門イレブンの一部に疑われていた。それでもみんな戦いの答えを知るためにここに来たのだ。
だけどいざ言われると驚きを隠せず、土門飛鳥が代表するように呟く。
「監督が黒幕……」
「そうだ、黒幕だ」
「瞳子監督がエイリア学園の黒幕って、どういうことなんですか!? 瞳子監督!」
「それは、彼女が自ら明らかにするべきだろう。円堂や瑞貴たちをジェネシスと戦わせるのならば全てを語る責任がある」
円堂の問いに響木がそう言うと、瞳子は要塞へ体を向けた。
「全ては……あの中にあるわ」
まずは全員にキャラバンを乗せ、建物の扉の前に着くとアナウンスが流れる。
〈承認コードを入力してください〉
瞳子は慣れた手つきで携帯の番号を押すと、いとも簡単に扉が開いた。キャラバンはそのまま中に入るが木野秋や土門を始め全員瞳子に視線を向ける。
「開いた……」
「本当に関係あるみたいだな、エイリア学園と……」
すると円堂は隣にいる瑞貴に目を向ける。瞳子のことを姉と慕っているので動揺しているかと思ったが、彼女はずっと窓の外を見ていた。
円堂はそっと瑞貴の手の上に自分の手を重ねる。それに気づいた瑞貴は驚いたように顔を向けた。幸い立向居も窓の外を見ているので気づいていない。
「お前が監督を信じているように、俺も監督を信じている」
本当は原作を知っているから平気だったが、それを知らない円堂は内心が混乱していると思ったようだ。安心しろと言うような微笑みに、瑞貴も返すように微笑む。