ついに来た! エイリア学園!!
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「エイリア学園の全てがわかるんだぜ。行くしかないだろ。監督が勝つことにこだわって俺たちを引っ張ってきたのは、きっと訳があると思っていた。その答えは富士山にあるんだよ! 行こうぜ! みんな!」
「待て、円堂」
同意を求める円堂を止めたのは鬼道だ。
「俺は一之瀬が戸惑うのもわかる。一緒に行くかはそれぞれに決めてもらおう」
「だけど!」
「みんなには考える時間が必要だ」
「……そうか、そうだな。今夜一晩あるもんな」
「どんなに時間をもらっても答えは同じだよ」
鬼道の言葉で納得した円堂に、それでも一之瀬は否定する。
「一之瀬……」
「俺は降りる」
「ダーリン……」
「なんで監督は話せないんだ? 隠してたっていいことなんかないだろ?」
「結局、信じた俺たちがバカだったってことでしょ」
「本当にそうかしら?」
綱海条介も木暮夕弥も瞳子に疑惑を感じる中、夏未が言葉を挟む。
「今までの試合を思い出して。監督の采配は、いつも私たちの勝利を第一に考えた的確なものばかりだったわ。本当に信用する価値はないのかしら?」
「そりゃあそうだけど……」
「豪炎寺くんのときも憎まれ役になってども、豪炎寺くんにチームを離れるように言ったのは彼と彼の妹さんを守るためだったでしょ?」
豪炎寺修也はエイリア学園に賛同するとかいう連中に、妹・豪炎寺夕香を人質に取られてしまう。瞳子は瑞貴を通じて鬼瓦源五郎に連絡を取り、豪炎寺が沖縄に身を潜めている間、夕香を安全な場所に保護してもらった。
「そうだな。俺は監督を信じる」
「僕も行くよ。行くしかないんだ。こんなところで、立ち止まりたくない」
「あたしも行く。本当のことを知りたい。パパのためにも」
「俺は……俺は……」
「やっぱ俺は、納得いかない」
豪炎寺も吹雪も塔子も富士山に行くと決めた。壁山塀吾郎は微妙だが。それでも土門は肯定することができず、一之瀬もきっと同じだろう。
「みんな頭を冷やそう。俺も考える」
鬼道は踵を返してそう言うと歩き出した。他のみんなも去っていき、残ったのは円堂と瑞貴と夏未と秋だけだ。
「みんな……大丈夫かな?」
「いいの? これで」
「……俺、みんなを信じてるから!」
「…………」
秋や夏未は心配して円堂は信じると決めた。だけど瑞貴は顔をうつむけて黙ったままだった。
「待て、円堂」
同意を求める円堂を止めたのは鬼道だ。
「俺は一之瀬が戸惑うのもわかる。一緒に行くかはそれぞれに決めてもらおう」
「だけど!」
「みんなには考える時間が必要だ」
「……そうか、そうだな。今夜一晩あるもんな」
「どんなに時間をもらっても答えは同じだよ」
鬼道の言葉で納得した円堂に、それでも一之瀬は否定する。
「一之瀬……」
「俺は降りる」
「ダーリン……」
「なんで監督は話せないんだ? 隠してたっていいことなんかないだろ?」
「結局、信じた俺たちがバカだったってことでしょ」
「本当にそうかしら?」
綱海条介も木暮夕弥も瞳子に疑惑を感じる中、夏未が言葉を挟む。
「今までの試合を思い出して。監督の采配は、いつも私たちの勝利を第一に考えた的確なものばかりだったわ。本当に信用する価値はないのかしら?」
「そりゃあそうだけど……」
「豪炎寺くんのときも憎まれ役になってども、豪炎寺くんにチームを離れるように言ったのは彼と彼の妹さんを守るためだったでしょ?」
豪炎寺修也はエイリア学園に賛同するとかいう連中に、妹・豪炎寺夕香を人質に取られてしまう。瞳子は瑞貴を通じて鬼瓦源五郎に連絡を取り、豪炎寺が沖縄に身を潜めている間、夕香を安全な場所に保護してもらった。
「そうだな。俺は監督を信じる」
「僕も行くよ。行くしかないんだ。こんなところで、立ち止まりたくない」
「あたしも行く。本当のことを知りたい。パパのためにも」
「俺は……俺は……」
「やっぱ俺は、納得いかない」
豪炎寺も吹雪も塔子も富士山に行くと決めた。壁山塀吾郎は微妙だが。それでも土門は肯定することができず、一之瀬もきっと同じだろう。
「みんな頭を冷やそう。俺も考える」
鬼道は踵を返してそう言うと歩き出した。他のみんなも去っていき、残ったのは円堂と瑞貴と夏未と秋だけだ。
「みんな……大丈夫かな?」
「いいの? これで」
「……俺、みんなを信じてるから!」
「…………」
秋や夏未は心配して円堂は信じると決めた。だけど瑞貴は顔をうつむけて黙ったままだった。