ついに来た! エイリア学園!!
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「みんな落ち着いて! いくらヒロトから姉さんって呼ばれたとはいえ、エイリア学園のスパイなんて憶測だよ!」
「瑞貴ちゃんは監督をかばうのかよ! カオスとの試合だってダイヤモンドダストのメンバーが短期間でレベルアップしていたのは、監督が俺たちの情報を伝えたからかもしれないんだぜ!?」
「それも憶測じゃない!」
「――待て、二人共」
瑞貴と土門飛鳥の言い合いがヒートアップする前に、円堂は止めて二人の間に立つ。
「俺が話す。――本当に、あいつの姉さんなんですか?」
円堂は真っ直ぐ瞳子と向き合った。それは疑惑とかではなく、ただ瞳子の口から真実を聞きたいというものだ。溜めていた息を吐いた瞳子は、垂れ下がった前髪を払いのけて口を開く。
「確かに私は、あなたたちに隠していることがある。でももう少し待ってほしいの。――エイリア学園はただの宇宙人ではないわ」
「「「「「えぇっ!?」」」」」
「みんなには、私と一緒に富士山麓に行ってほしいの。そこで全て話すわ」
「「「「「富士山麓……?」」」」」
「なんで富士山なんですか?」
「そこに宇宙人がいる」
「「「「「!」」」」」
財前塔子の問いかけに鬼道は推測を言うと、みんなの顔が強張る。だけど瞳子が否定しなかったということは正解なのだろう。
「出発は、明日の朝8時。それまでに準備を整えておいて」
そう言うと瞳子は踵を返して去って行った。残った雷門イレブンにはなんとも言えない雰囲気が漂う。
「そんなん、信用できへんよ」
「結局監督は、俺たちの質問にはなんにも答えなかった」
「ダーリン……」
「俺だって、今度の戦いには疑問がいっぱいあった。それでも付いて来たのは、エイリア学園の攻撃で傷ついたみんなの思いに応えたかったからだ。今日のカオス戦だって、アフロディが倒れている」
「一之瀬くん……」
一之瀬一哉の言葉に吹雪がうつむけていた顔を上げた。
「だけど監督には、みんなの思いなんかなんにも届いてない。俺はこんな気持ちじゃ富士山なんか行けない!」
「俺も一之瀬と同じだぜ。もう我慢の限界だ。鬼道はどうよ?」
「どっちに転ぶにしても、判断材料が少なすぎる」
「らしい答えだよ」
「――悩むことなんかない」
一之瀬に続いて土門も同意見。鬼道は確信が得ないと動かない。だけどそんなとき円堂が声を上げた。
「瑞貴ちゃんは監督をかばうのかよ! カオスとの試合だってダイヤモンドダストのメンバーが短期間でレベルアップしていたのは、監督が俺たちの情報を伝えたからかもしれないんだぜ!?」
「それも憶測じゃない!」
「――待て、二人共」
瑞貴と土門飛鳥の言い合いがヒートアップする前に、円堂は止めて二人の間に立つ。
「俺が話す。――本当に、あいつの姉さんなんですか?」
円堂は真っ直ぐ瞳子と向き合った。それは疑惑とかではなく、ただ瞳子の口から真実を聞きたいというものだ。溜めていた息を吐いた瞳子は、垂れ下がった前髪を払いのけて口を開く。
「確かに私は、あなたたちに隠していることがある。でももう少し待ってほしいの。――エイリア学園はただの宇宙人ではないわ」
「「「「「えぇっ!?」」」」」
「みんなには、私と一緒に富士山麓に行ってほしいの。そこで全て話すわ」
「「「「「富士山麓……?」」」」」
「なんで富士山なんですか?」
「そこに宇宙人がいる」
「「「「「!」」」」」
財前塔子の問いかけに鬼道は推測を言うと、みんなの顔が強張る。だけど瞳子が否定しなかったということは正解なのだろう。
「出発は、明日の朝8時。それまでに準備を整えておいて」
そう言うと瞳子は踵を返して去って行った。残った雷門イレブンにはなんとも言えない雰囲気が漂う。
「そんなん、信用できへんよ」
「結局監督は、俺たちの質問にはなんにも答えなかった」
「ダーリン……」
「俺だって、今度の戦いには疑問がいっぱいあった。それでも付いて来たのは、エイリア学園の攻撃で傷ついたみんなの思いに応えたかったからだ。今日のカオス戦だって、アフロディが倒れている」
「一之瀬くん……」
一之瀬一哉の言葉に吹雪がうつむけていた顔を上げた。
「だけど監督には、みんなの思いなんかなんにも届いてない。俺はこんな気持ちじゃ富士山なんか行けない!」
「俺も一之瀬と同じだぜ。もう我慢の限界だ。鬼道はどうよ?」
「どっちに転ぶにしても、判断材料が少なすぎる」
「らしい答えだよ」
「――悩むことなんかない」
一之瀬に続いて土門も同意見。鬼道は確信が得ないと動かない。だけどそんなとき円堂が声を上げた。