炸裂! ファイアブリザード!!
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アフロディの言った通り鬼道はパスを送る。
「アフロディ!」
(確かに強力なディフェンスだけど、イグナイトスティールとフローズンスティールの間に生まれる一瞬の間。そこを僕のスピードで突けば、破れないことはない!)
「イグナイトスティール!」
「今だ!」
「フローズンスティール!」
うまくかわして突いたかと思ったが、フローズンスティールに弾き飛ばされてしまった。
「アフロディ!」
「大丈夫だよ! さっ、どんどん僕にボールを集めて!」
再びボールを回されてアフロディは上がっていく。
(攻撃の突破口は、僕が開く!)
「イグナイトスティール!」
「フローズンスティール!」
アフロディにどんどんボールが渡るも、その度にボンバとゴッカのダブルディフェンスに止められてしまう。
「あかん。やっぱり見てられへん。監督! うちと交代や! うちが代わりに出る!」
「それは許可できません」
「えぇっ!?」
「あなたの力では、あのディフェンスは破れません」
「そうかもしれへんけど、このままやったらアフロディが! お願いや、うちをつこうて! うちかて雷門の一員なんや! 戦わして監督! なあ!」
必死にリカが頼むが吉良瞳子は俄然(ガゼン)として許可しない。その間にも試合は続いている。
(よし、今度こそ!)
「これで終わりだ!」
「アフロディ!」
再び攻めるアフロディにボンバとゴッカも迎え撃つと、それを見たリカは声を上げる。
……そんなとき、上空からアフロディとボンバとゴッカの間に何かが落ちてきて衝撃で三人は弾き飛ばされる。その場で浮いている黒と白が全く逆の色をしたサッカーボールに、円堂は見覚えがあった。
「あれは!」
「――みんな楽しそうだね」
第三者の声に全員が顔を上げると、屋根に基山ヒロトがいた。ジェネシスのユニフォームを着ているから今はグランだろうが。
「!」
「「ヒロト!」」
「やあ、円堂くん。瑞貴ちゃん」
ヒロトの登場で瞳子や円堂や瑞貴は驚くが、それにお構いなくヒロトは黒いボールのそばに降り立った。
「ヒロト……」
「お前、いったい何しに!?」
「今日は君たちに用があって来たんじゃないんだ。――何勝手なことしている」
ヒロトは瑞貴と円堂に向けるものと違う鋭い眼差しを、バーンとガゼルに向ける。
「俺は認めない! お前がジェネシスに選ばれたことなど!」
「我々は証明してみせる。雷門を倒して、誰がジェネシスにふさわしいか!」
「……往生際が悪いな」
ヒロトが呟くと同時に黒いボールから白い光が放たれる。円堂が駆け寄るがヒロトは微笑んだまま光に包まれてカオスと共に消えた。
「アフロディ!」
(確かに強力なディフェンスだけど、イグナイトスティールとフローズンスティールの間に生まれる一瞬の間。そこを僕のスピードで突けば、破れないことはない!)
「イグナイトスティール!」
「今だ!」
「フローズンスティール!」
うまくかわして突いたかと思ったが、フローズンスティールに弾き飛ばされてしまった。
「アフロディ!」
「大丈夫だよ! さっ、どんどん僕にボールを集めて!」
再びボールを回されてアフロディは上がっていく。
(攻撃の突破口は、僕が開く!)
「イグナイトスティール!」
「フローズンスティール!」
アフロディにどんどんボールが渡るも、その度にボンバとゴッカのダブルディフェンスに止められてしまう。
「あかん。やっぱり見てられへん。監督! うちと交代や! うちが代わりに出る!」
「それは許可できません」
「えぇっ!?」
「あなたの力では、あのディフェンスは破れません」
「そうかもしれへんけど、このままやったらアフロディが! お願いや、うちをつこうて! うちかて雷門の一員なんや! 戦わして監督! なあ!」
必死にリカが頼むが吉良瞳子は俄然(ガゼン)として許可しない。その間にも試合は続いている。
(よし、今度こそ!)
「これで終わりだ!」
「アフロディ!」
再び攻めるアフロディにボンバとゴッカも迎え撃つと、それを見たリカは声を上げる。
……そんなとき、上空からアフロディとボンバとゴッカの間に何かが落ちてきて衝撃で三人は弾き飛ばされる。その場で浮いている黒と白が全く逆の色をしたサッカーボールに、円堂は見覚えがあった。
「あれは!」
「――みんな楽しそうだね」
第三者の声に全員が顔を上げると、屋根に基山ヒロトがいた。ジェネシスのユニフォームを着ているから今はグランだろうが。
「!」
「「ヒロト!」」
「やあ、円堂くん。瑞貴ちゃん」
ヒロトの登場で瞳子や円堂や瑞貴は驚くが、それにお構いなくヒロトは黒いボールのそばに降り立った。
「ヒロト……」
「お前、いったい何しに!?」
「今日は君たちに用があって来たんじゃないんだ。――何勝手なことしている」
ヒロトは瑞貴と円堂に向けるものと違う鋭い眼差しを、バーンとガゼルに向ける。
「俺は認めない! お前がジェネシスに選ばれたことなど!」
「我々は証明してみせる。雷門を倒して、誰がジェネシスにふさわしいか!」
「……往生際が悪いな」
ヒロトが呟くと同時に黒いボールから白い光が放たれる。円堂が駆け寄るがヒロトは微笑んだまま光に包まれてカオスと共に消えた。