炸裂! ファイアブリザード!!
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「で、できた……!」
ホッとする立向居にみんなが顔を綻ばすと、前半終了のホイッスルが鳴った。円堂と綱海と瑞貴を始め、みんな立向居の元へ駆け寄る。
「立向居!」
「やったな!」
「スゴい技だったよ! おめでとう!」
「はい!」
嬉しそうに頷く立向居。後半へ向けて弾みがついた。
雷門はベンチでマネージャーたちからドリンクとタオルを受け取ると、鬼道からカオスの弱点が告げられる。
「休止符?」
「音村風に言えばな」
「音村風?」
「どんな完璧な攻撃にも、穴があるということだ」
鬼道はカオスのベンチにいるネッパーを見る。
「あのMFはダイヤモンドダストを完全に無視している。恐らくプロミネンスだけで勝てる所を見せたいのだろう」
「大量リードしたことで、欲が出てきたのね」
「ああ。そして……一つの休止符はリズム全体を崩壊させる」
「ってことは……」
「あいつを中心に攻めていけば、まだまだ付け入る隙はある!」
雷門夏未や木野秋からの言葉を次々紡いでいく鬼道。まだチャンスがあることを雷門は知った。
「ヘェ~。音村の奴、そんなこと言ってたのか。結構役に立ったじゃねぇか」
「これを気づけた瑞貴のおかげだ」
「私?」
「ああ。お前があいつから一度カットしたおかげで推測が確信に変わっていった。あれがキッカケでお前も気づいたと思い、次の攻撃に入る準備をさせていたんだ」
「それであのとき……」
鬼道も瑞貴を支えようとしている。名前を呼ばなかったらきっと瑞貴はそのまま自分がカットしてドリブルをしていただろう。
だが、そのまま鬼道と円堂がそろうまで攻防すると体力の消耗も多くなる。だから鬼道が「任せろ」という意思を伝えたのだ。
「ありがとう有人。今までのような自分の力に頼ったプレーだけじゃなく、みんなの力に頼るプレーも心がける!」
「僕たちの出番だね」
「ああ」
これからFWのアフロディも豪炎寺修也も忙しくなる。もちろん円堂もだ。
「円堂も後半は積極的に前へ出てくれ」
「ああ! ゴールは任せたぞ、立向居」
「はい!」
「よーし! 後半だ! 逆転していくぞー!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
みんなが高らかに声を上げる中、アフロディは吹雪士郎を見ていた。それに気づき吹雪は安心させるような笑みで頷く。
ホッとする立向居にみんなが顔を綻ばすと、前半終了のホイッスルが鳴った。円堂と綱海と瑞貴を始め、みんな立向居の元へ駆け寄る。
「立向居!」
「やったな!」
「スゴい技だったよ! おめでとう!」
「はい!」
嬉しそうに頷く立向居。後半へ向けて弾みがついた。
雷門はベンチでマネージャーたちからドリンクとタオルを受け取ると、鬼道からカオスの弱点が告げられる。
「休止符?」
「音村風に言えばな」
「音村風?」
「どんな完璧な攻撃にも、穴があるということだ」
鬼道はカオスのベンチにいるネッパーを見る。
「あのMFはダイヤモンドダストを完全に無視している。恐らくプロミネンスだけで勝てる所を見せたいのだろう」
「大量リードしたことで、欲が出てきたのね」
「ああ。そして……一つの休止符はリズム全体を崩壊させる」
「ってことは……」
「あいつを中心に攻めていけば、まだまだ付け入る隙はある!」
雷門夏未や木野秋からの言葉を次々紡いでいく鬼道。まだチャンスがあることを雷門は知った。
「ヘェ~。音村の奴、そんなこと言ってたのか。結構役に立ったじゃねぇか」
「これを気づけた瑞貴のおかげだ」
「私?」
「ああ。お前があいつから一度カットしたおかげで推測が確信に変わっていった。あれがキッカケでお前も気づいたと思い、次の攻撃に入る準備をさせていたんだ」
「それであのとき……」
鬼道も瑞貴を支えようとしている。名前を呼ばなかったらきっと瑞貴はそのまま自分がカットしてドリブルをしていただろう。
だが、そのまま鬼道と円堂がそろうまで攻防すると体力の消耗も多くなる。だから鬼道が「任せろ」という意思を伝えたのだ。
「ありがとう有人。今までのような自分の力に頼ったプレーだけじゃなく、みんなの力に頼るプレーも心がける!」
「僕たちの出番だね」
「ああ」
これからFWのアフロディも豪炎寺修也も忙しくなる。もちろん円堂もだ。
「円堂も後半は積極的に前へ出てくれ」
「ああ! ゴールは任せたぞ、立向居」
「はい!」
「よーし! 後半だ! 逆転していくぞー!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
みんなが高らかに声を上げる中、アフロディは吹雪士郎を見ていた。それに気づき吹雪は安心させるような笑みで頷く。