対決! 円堂VS豪炎寺!!
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「なんか帝国ユニフォームで赤いマント姿の有人を見るの、ずいぶん久しぶりに感じるね」
「俺もだ。最初に雷門のユニフォームで青いマントなど新鮮で戸惑ったが、これを着ると懐かしく思える。それほど雷門に馴染んでんでいたということだな」
「わーい! 瑞貴先輩と同じチームっス! ユニフォームも似合うし、いっそこのまま帝国学園に転校しませんか!?」
「寝言は寝てから言え、成神。これはデスゾーンを完成させるためだ」
「鬼道先輩の小言、久しぶりだと効くっス……」
円堂も寺門大貴と握手したりなど帝国イレブンに馴染めたようだ。
そして両チームがポジションに着く。瑞貴たちはまず平行に並んでからやるため、MFの位置に着いた。
「いきなり試合で試すなんて、有人も思い切ったことするね」
「あそこまでできるようになれば、あとは実践形式で覚えるだけだ」
「ああ! 絶対完成させようぜ!」
大体のコツをつかめたデスゾーン組に対して立向居は不安な顔をする。
「何も技のイメージがつかめてないのに、実践なんて……」
「本物の波じゃなきゃ教えてくれねぇこともあるんだぜ、立向居! ガンガンぶつかっていけー!」
「はい……」
綱海条介の言葉に立向居は少し安心した。
ホイッスルが鳴って試合開始。寺門がボールを渡すと、それを受けた辺見が鬼道にパスをする。
「いくぞ!」
鬼道を筆頭に帝国イレブンが上がっていく。その鬼道の前に一之瀬一哉が迫ってきた。
「鬼道! 君とやり合ってみたいと思っていたんだ! フレイムダンス!」
フッと笑った鬼道は技が来る前にバックパスをすると、うしろにいた洞面がうまく拾ってフレイムダンスをかわした。そしてサイドの鬼道に渡る。
「うしろも見ずにパスなんて!?」
「スゴい……鬼道には帝国の選手の動きが全部わかってるんだ!」
「しかも秀一郎たちも有人の動きがわかってるからこそ、あそこまでできるんだね」
「仲間との信頼関係がなければ成立しないプレーだ。鬼道も、帝国イレブンも、今でもお互いチームメイトとして……」
一之瀬も円堂も瑞貴も豪炎寺も、離れた時間が長くてもお互いのことがわかっているからこそ、ブランクなんて感じないプレーができるのだと思った。
浦部リカをかわした鬼道が寺門にパスをし、さらに再び鬼道にパスして土門までかわした。見事なチームプレーである。
(この感覚…変わっていない……。アイコンタクトすらしなくても、仲間の次のプレーがわかる。だからこそ、確かめたいことがある!)
フリーになった鬼道のうしろに円堂と瑞貴が走っていた。
「いくぞ! 円堂! 瑞貴! デスゾーン開始!」
鬼道がボールを上げると最初に瑞貴、次に円堂、最後に鬼道が飛ぶ。三角形の陣で空中で回転し、中心にあるボールにパワーを注ぎ込む。
「三人の!」
「息を!」
「合わせるんだ!」
「「「デスゾーン!」」」
そして三人同時に撃つが、デスゾーンは途中でパワーを失いノーマルシュートになってしまう。失敗である。
「俺もだ。最初に雷門のユニフォームで青いマントなど新鮮で戸惑ったが、これを着ると懐かしく思える。それほど雷門に馴染んでんでいたということだな」
「わーい! 瑞貴先輩と同じチームっス! ユニフォームも似合うし、いっそこのまま帝国学園に転校しませんか!?」
「寝言は寝てから言え、成神。これはデスゾーンを完成させるためだ」
「鬼道先輩の小言、久しぶりだと効くっス……」
円堂も寺門大貴と握手したりなど帝国イレブンに馴染めたようだ。
そして両チームがポジションに着く。瑞貴たちはまず平行に並んでからやるため、MFの位置に着いた。
「いきなり試合で試すなんて、有人も思い切ったことするね」
「あそこまでできるようになれば、あとは実践形式で覚えるだけだ」
「ああ! 絶対完成させようぜ!」
大体のコツをつかめたデスゾーン組に対して立向居は不安な顔をする。
「何も技のイメージがつかめてないのに、実践なんて……」
「本物の波じゃなきゃ教えてくれねぇこともあるんだぜ、立向居! ガンガンぶつかっていけー!」
「はい……」
綱海条介の言葉に立向居は少し安心した。
ホイッスルが鳴って試合開始。寺門がボールを渡すと、それを受けた辺見が鬼道にパスをする。
「いくぞ!」
鬼道を筆頭に帝国イレブンが上がっていく。その鬼道の前に一之瀬一哉が迫ってきた。
「鬼道! 君とやり合ってみたいと思っていたんだ! フレイムダンス!」
フッと笑った鬼道は技が来る前にバックパスをすると、うしろにいた洞面がうまく拾ってフレイムダンスをかわした。そしてサイドの鬼道に渡る。
「うしろも見ずにパスなんて!?」
「スゴい……鬼道には帝国の選手の動きが全部わかってるんだ!」
「しかも秀一郎たちも有人の動きがわかってるからこそ、あそこまでできるんだね」
「仲間との信頼関係がなければ成立しないプレーだ。鬼道も、帝国イレブンも、今でもお互いチームメイトとして……」
一之瀬も円堂も瑞貴も豪炎寺も、離れた時間が長くてもお互いのことがわかっているからこそ、ブランクなんて感じないプレーができるのだと思った。
浦部リカをかわした鬼道が寺門にパスをし、さらに再び鬼道にパスして土門までかわした。見事なチームプレーである。
(この感覚…変わっていない……。アイコンタクトすらしなくても、仲間の次のプレーがわかる。だからこそ、確かめたいことがある!)
フリーになった鬼道のうしろに円堂と瑞貴が走っていた。
「いくぞ! 円堂! 瑞貴! デスゾーン開始!」
鬼道がボールを上げると最初に瑞貴、次に円堂、最後に鬼道が飛ぶ。三角形の陣で空中で回転し、中心にあるボールにパワーを注ぎ込む。
「三人の!」
「息を!」
「合わせるんだ!」
「「「デスゾーン!」」」
そして三人同時に撃つが、デスゾーンは途中でパワーを失いノーマルシュートになってしまう。失敗である。