対決! 円堂VS豪炎寺!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「来てくれたか! 佐久間、源田、みんな!」
「お前たち! 鬼道、みんなを呼んでたのか?」
「ああ。久しぶりだな」
ここでも原作の違いが起こった。本来なら松葉杖を着いて制服を着ていた佐久間が、みんなと同じようにユニフォームを着ている。以前神崎シンが言った通り回復したようだ。
「よかった。幸次郎も次郎も元気そうで」
「雷門の監督が紹介してくれた、最新治療がよく効いたんだ」
「瞳子監督が……そうか。よかったな、鬼道」
「ああ」
「それに瑞貴が皇帝ペンギン1号を撃つのを二回に抑えてくれたおかげだ。あのとき三回目を撃っていたら、まだ松葉杖だったからな」
「そっか……」
源田幸次郎と佐久間の言葉に、円堂も鬼道も瑞貴もホッとした。すると佐久間がアフロディの姿を発見した。
「世宇子のアフロディ……!」
「…………」
「話は鬼道と瑞貴から聞いた。お前も俺たちと同じように影山に利用されただけだったと。鬼道や瑞貴たちをよろしく頼むよ」
「うん!」
一度鬼道を除いた帝国イレブンをボロボロにしたことがあり、アフロディは何か言われるのを覚悟していたが逆に歓迎された。だからこそ佐久間の期待に応えようと思った。
「瑞貴、お前もアフロディのことを佐久間たちに知らせたのか?」
「うん。真・帝国で知り合った小鳥遊忍ちゃんとメル友になって、次郎たちが退院したことも教えてもらったんだ。それからみんなとメール交換を再開したの」
「前もせっかく東京に戻ったのに瑞貴先輩はすぐ旅立ったから、俺寂しかったっス。今回もそうじゃないかと思ってたけど、会えて嬉しいっス!」
「僕も!」
成神健也と洞面秀一郎が嬉しそうに瑞貴に抱きつく。ずいぶん久しぶりに会ったので瑞貴も笑顔で受け止めたら、咲山修二と辺見渡が引っ剥がした。
「お前たち、今日はそんなことをしに来たんじゃないだろ」
「そうだぞ! 何抱きついてんだ!」
「は~い」
「まっ、ヘタレなデコ見先輩には瑞貴先輩に抱きつくなんてムリっスよね」
「ぬわんだとぉ!!」
こんなやり取りを見るのも久しぶりだ。逃げる成神を追いかける辺見に源田がなんとか落ち着かせようとし、その間に佐久間は鬼道に言う。
「さあ鬼道、始めようか練習試合」
「練習試合?」
佐久間の言葉に何も知らされていない円堂たちは疑問を浮かべるが、それはすぐにわかることだった。
――それは瑞貴、円堂、鬼道を帝国イレブンに入れて雷門イレブンと戦うことだった。
帝国のユニフォームを着ている三人に、夏未たちは驚く。
「どうして、瑞貴たちが帝国側に?」
「デスゾーンは帝国が開発した必殺技。習得するには、実際に俺たち帝国イレブンと一緒にプレーしたほうがいいって鬼道がね」
「言われてみれば……」
「でも、なんか変な感じ……」
人数の都合により佐久間と咲山はメンバーから外れるようだ。それに、帝国の参謀と呼ばれる佐久間ならピッチの外からじゃないと見えない、何かを発見できるかもしれないと鬼道が思ったからだ。
「お前たち! 鬼道、みんなを呼んでたのか?」
「ああ。久しぶりだな」
ここでも原作の違いが起こった。本来なら松葉杖を着いて制服を着ていた佐久間が、みんなと同じようにユニフォームを着ている。以前神崎シンが言った通り回復したようだ。
「よかった。幸次郎も次郎も元気そうで」
「雷門の監督が紹介してくれた、最新治療がよく効いたんだ」
「瞳子監督が……そうか。よかったな、鬼道」
「ああ」
「それに瑞貴が皇帝ペンギン1号を撃つのを二回に抑えてくれたおかげだ。あのとき三回目を撃っていたら、まだ松葉杖だったからな」
「そっか……」
源田幸次郎と佐久間の言葉に、円堂も鬼道も瑞貴もホッとした。すると佐久間がアフロディの姿を発見した。
「世宇子のアフロディ……!」
「…………」
「話は鬼道と瑞貴から聞いた。お前も俺たちと同じように影山に利用されただけだったと。鬼道や瑞貴たちをよろしく頼むよ」
「うん!」
一度鬼道を除いた帝国イレブンをボロボロにしたことがあり、アフロディは何か言われるのを覚悟していたが逆に歓迎された。だからこそ佐久間の期待に応えようと思った。
「瑞貴、お前もアフロディのことを佐久間たちに知らせたのか?」
「うん。真・帝国で知り合った小鳥遊忍ちゃんとメル友になって、次郎たちが退院したことも教えてもらったんだ。それからみんなとメール交換を再開したの」
「前もせっかく東京に戻ったのに瑞貴先輩はすぐ旅立ったから、俺寂しかったっス。今回もそうじゃないかと思ってたけど、会えて嬉しいっス!」
「僕も!」
成神健也と洞面秀一郎が嬉しそうに瑞貴に抱きつく。ずいぶん久しぶりに会ったので瑞貴も笑顔で受け止めたら、咲山修二と辺見渡が引っ剥がした。
「お前たち、今日はそんなことをしに来たんじゃないだろ」
「そうだぞ! 何抱きついてんだ!」
「は~い」
「まっ、ヘタレなデコ見先輩には瑞貴先輩に抱きつくなんてムリっスよね」
「ぬわんだとぉ!!」
こんなやり取りを見るのも久しぶりだ。逃げる成神を追いかける辺見に源田がなんとか落ち着かせようとし、その間に佐久間は鬼道に言う。
「さあ鬼道、始めようか練習試合」
「練習試合?」
佐久間の言葉に何も知らされていない円堂たちは疑問を浮かべるが、それはすぐにわかることだった。
――それは瑞貴、円堂、鬼道を帝国イレブンに入れて雷門イレブンと戦うことだった。
帝国のユニフォームを着ている三人に、夏未たちは驚く。
「どうして、瑞貴たちが帝国側に?」
「デスゾーンは帝国が開発した必殺技。習得するには、実際に俺たち帝国イレブンと一緒にプレーしたほうがいいって鬼道がね」
「言われてみれば……」
「でも、なんか変な感じ……」
人数の都合により佐久間と咲山はメンバーから外れるようだ。それに、帝国の参謀と呼ばれる佐久間ならピッチの外からじゃないと見えない、何かを発見できるかもしれないと鬼道が思ったからだ。