凍てつく闇・ダイヤモンドダスト!!
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「見て、守!」
「あれは!」
〈雷門イレブンの諸君。我々ダイヤモンドダストは、フットボールフロンティアスタジアムで待っている。来なければ黒いボールを無作為にこの東京に撃ち込む〉
「なんだって!?」
「無作為にだと!?」
「無作為って!?」
「デタラメにってことですよ! もしそんなことをされたら東京がメチャメチャに!」
「ヒィ~~ッ!! 大変っス――ッ!!」
役目を終えた黒いボールは炭のように粉々になった。
「仕方ないわ。ただちにスタジアムに向かいます」
「「「「「はい!」」」」」
帰って来た感動も急変し、さっそくダイヤモンドダストと戦うことになった雷門イレブンはフットボールフロンティアスタジアムに向かった。
――辿り着いたフットボールフロンティアスタジアムは、当然のことながら観客もいない。雷門イレブンはユニフォームに着替えて瞳子の前に集まった。
「相手はどんな連中か全く謎よ。どのような攻撃をしてくるのかもわからない。豪炎寺くん、さっそくFWを任せるわ」
「はい」
復帰早々だが、もう豪炎寺にはなんのしがらみもない。だからこそ瞳子はピッチに立つように指示したのだ。円堂も瑞貴もそれが嬉しくて少し笑う。
「豪炎寺くんと井上さんは間違いなくマークされる。彼らにボールを回すのも大事だけど、チャンスがあればゴールを狙いなさい」
「「「「「はい!」」」」」
「来いって言っておきながら、奴らは来てないじゃないっスか」
「ん?」
壁山の言葉に目金も隣のベンチを見るが、そこにはダイヤモンドダストはいなかった。
「この僕に恐れをなしたんでしょうよ」
「…………」
バシュッ!!
自意識過剰の目金に壁山が呆れると同時に、あのボールと同じ青い閃光が隣のベンチに放たれ、治まるとガゼルを含む十一人の男女が現れた。
「フッ」
「「ヒィ~~!」」
ガゼルはただ笑っただけなのに青ざめて体を震わせる壁山と目金だった。
「エイリア学園マスターランクチーム・ダイヤモンドダストだ」
「マスターランク……」
「ファーストランクのイプシロンより上ってことね……」
「円堂、瑞貴、君たちに凍てつく闇の冷たさを教えてあげるよ」
「冷たいとか熱いとかなんてどうでもいい! サッカーで街や学校を壊そうなんて奴らは、俺が絶対に許さない!」
「エイリア学園にどんな強いチームがいようと、最後は私たちが絶対に勝つ!」
今回のベンチは目金と吹雪と立向居。両チームポジションに着き、角馬圭太が実況で現れる。
《お待たせしました! エイリア学園マスターランクチーム・ダイヤモンドダストと雷門中の試合が今まさに始まろうとしています!》
ホイッスルが鳴って試合開始。先行は雷門ボールでリカが豪炎寺にパスをする。するとダイヤモンドダストは一斉にゴールまでの道を開けた。
「なんだ!?」
「これは!?」
円堂や瑞貴たち雷門イレブンはこの状況に驚く。これはダイヤモンドダストの戦法なのか、もしくは撃ってこいという意味なのか。
「っ……ふんっ!」
豪炎寺は警戒しつつも撃った。ノーマルシュートとはいえそのスピードはすさまじく、正面にいくと見せかけてゴールの角へと曲がった。
「決まったで!」
ゴールする――かと思いきや、GKのベルガが見事に片手で止めた。そしてボールを思いっきり円堂のいるゴールに投げ、円堂はそれを受け止める。
「あれは!」
〈雷門イレブンの諸君。我々ダイヤモンドダストは、フットボールフロンティアスタジアムで待っている。来なければ黒いボールを無作為にこの東京に撃ち込む〉
「なんだって!?」
「無作為にだと!?」
「無作為って!?」
「デタラメにってことですよ! もしそんなことをされたら東京がメチャメチャに!」
「ヒィ~~ッ!! 大変っス――ッ!!」
役目を終えた黒いボールは炭のように粉々になった。
「仕方ないわ。ただちにスタジアムに向かいます」
「「「「「はい!」」」」」
帰って来た感動も急変し、さっそくダイヤモンドダストと戦うことになった雷門イレブンはフットボールフロンティアスタジアムに向かった。
――辿り着いたフットボールフロンティアスタジアムは、当然のことながら観客もいない。雷門イレブンはユニフォームに着替えて瞳子の前に集まった。
「相手はどんな連中か全く謎よ。どのような攻撃をしてくるのかもわからない。豪炎寺くん、さっそくFWを任せるわ」
「はい」
復帰早々だが、もう豪炎寺にはなんのしがらみもない。だからこそ瞳子はピッチに立つように指示したのだ。円堂も瑞貴もそれが嬉しくて少し笑う。
「豪炎寺くんと井上さんは間違いなくマークされる。彼らにボールを回すのも大事だけど、チャンスがあればゴールを狙いなさい」
「「「「「はい!」」」」」
「来いって言っておきながら、奴らは来てないじゃないっスか」
「ん?」
壁山の言葉に目金も隣のベンチを見るが、そこにはダイヤモンドダストはいなかった。
「この僕に恐れをなしたんでしょうよ」
「…………」
バシュッ!!
自意識過剰の目金に壁山が呆れると同時に、あのボールと同じ青い閃光が隣のベンチに放たれ、治まるとガゼルを含む十一人の男女が現れた。
「フッ」
「「ヒィ~~!」」
ガゼルはただ笑っただけなのに青ざめて体を震わせる壁山と目金だった。
「エイリア学園マスターランクチーム・ダイヤモンドダストだ」
「マスターランク……」
「ファーストランクのイプシロンより上ってことね……」
「円堂、瑞貴、君たちに凍てつく闇の冷たさを教えてあげるよ」
「冷たいとか熱いとかなんてどうでもいい! サッカーで街や学校を壊そうなんて奴らは、俺が絶対に許さない!」
「エイリア学園にどんな強いチームがいようと、最後は私たちが絶対に勝つ!」
今回のベンチは目金と吹雪と立向居。両チームポジションに着き、角馬圭太が実況で現れる。
《お待たせしました! エイリア学園マスターランクチーム・ダイヤモンドダストと雷門中の試合が今まさに始まろうとしています!》
ホイッスルが鳴って試合開始。先行は雷門ボールでリカが豪炎寺にパスをする。するとダイヤモンドダストは一斉にゴールまでの道を開けた。
「なんだ!?」
「これは!?」
円堂や瑞貴たち雷門イレブンはこの状況に驚く。これはダイヤモンドダストの戦法なのか、もしくは撃ってこいという意味なのか。
「っ……ふんっ!」
豪炎寺は警戒しつつも撃った。ノーマルシュートとはいえそのスピードはすさまじく、正面にいくと見せかけてゴールの角へと曲がった。
「決まったで!」
ゴールする――かと思いきや、GKのベルガが見事に片手で止めた。そしてボールを思いっきり円堂のいるゴールに投げ、円堂はそれを受け止める。