復活の爆炎!!
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「バカな……私が負けただと……!? ありえない……あってはならぬ……。我々はエイリア…イプシロン改なのだ……!」
倒れながらも悔しそうにボールを触れるデザームに、円堂は手を差し出し、瑞貴も隣で笑っていた。うしろで驚いている木暮と壁山は気にしないでおこう。
「地球では、試合が終われば敵も味方もない」
「今はお互い、いい試合したサッカープレーヤーだよ」
デザームは手を借りず自力で立ち上がると円堂は拳を握る。
「お前たちのしていることは許せないけど、俺はサッカーの楽しさを、お前たちにもわかってほしいんだ!」
「だから、また一緒にサッカーやろう。今度は楽しい試合になるように!」
その言葉にデザームは驚く。瑞貴はニコッと笑って、円堂もニッと笑って手を差し出す。それもまたデザームを驚かせる要素になった。
だけどデザームは二人の言っていることがわかったようで、微笑むと手を差し出す。
「次は、必ず勝つ……」
バシュンッ!!
「「「なっ!?」」」
手が合わさろうとした瞬間、青白い光が円堂とデザームの動きを止める。瑞貴たちも振り向くと、冷気と共に白い髪の少年が現れた。
「ガ、ガゼル様!」
デザームは少年をガゼルと呼んだ。相手への立場や圧力のせいか、デザームの頬からは汗が流れている。
「私はマスターランクチーム・ダイヤモンドダストを率いるガゼル。君たちが円堂と瑞貴か。新しい練習相手が見つかった」
ガゼルは円堂と瑞貴を冷たさが感じるような目で見る。
「今回の負けでイプシロンは完全に用済みだ」
「くっ……!」
ガゼルは手を垂直に空へ上げると、それを見て目を見開くデザームだが、全てを受け入れるかのように目を閉じる。そして静かに円堂と瑞貴から離れ、イプシロン改の元へ行った。
それに気づいた瑞貴は、脳裏に北海道でレーゼたちジェミニストームが消えたのを思い出す。
「まさか!」
瑞貴が駆け出そうとすると、デザームは怖いくらい睨んできた。それに思わず足を止めてしまうと、次いでデザームは見たことのない優しい微笑みを向けてくれた。
そしてガゼルがイプシロン改に向けて指差すと、青黒く光るボールがスゴい速さでイプシロン改の前を通ると、強い閃光がフィールドを襲う。
瑞貴も円堂も反射で目を閉じて光が治まると同時に開けて見ると、イプシロン改は跡形もなく消えていた。
「そんな……!」
「デザームも…イプシロン改も……!」
ジェミニストームと同じ。彼らも追放されたのだと知ると、円堂は強くガゼルを睨みつけるが、もう既にいなかった。
「円堂守、井上瑞貴。君たちと戦える日を、楽しみにしているよ」
響き渡る声だけを残して。
ジェネシスやプロミネンスに引き続き、新たなチーム・ダイヤモンドダストの存在を知った雷門イレブン。雷門イレブンとエイリア学園との戦いは、まだまだ続く。
☆副キャプテン 今日の格言☆
究極奥義じゃなくても、どんな技だって進化していく!
以上!!
倒れながらも悔しそうにボールを触れるデザームに、円堂は手を差し出し、瑞貴も隣で笑っていた。うしろで驚いている木暮と壁山は気にしないでおこう。
「地球では、試合が終われば敵も味方もない」
「今はお互い、いい試合したサッカープレーヤーだよ」
デザームは手を借りず自力で立ち上がると円堂は拳を握る。
「お前たちのしていることは許せないけど、俺はサッカーの楽しさを、お前たちにもわかってほしいんだ!」
「だから、また一緒にサッカーやろう。今度は楽しい試合になるように!」
その言葉にデザームは驚く。瑞貴はニコッと笑って、円堂もニッと笑って手を差し出す。それもまたデザームを驚かせる要素になった。
だけどデザームは二人の言っていることがわかったようで、微笑むと手を差し出す。
「次は、必ず勝つ……」
バシュンッ!!
「「「なっ!?」」」
手が合わさろうとした瞬間、青白い光が円堂とデザームの動きを止める。瑞貴たちも振り向くと、冷気と共に白い髪の少年が現れた。
「ガ、ガゼル様!」
デザームは少年をガゼルと呼んだ。相手への立場や圧力のせいか、デザームの頬からは汗が流れている。
「私はマスターランクチーム・ダイヤモンドダストを率いるガゼル。君たちが円堂と瑞貴か。新しい練習相手が見つかった」
ガゼルは円堂と瑞貴を冷たさが感じるような目で見る。
「今回の負けでイプシロンは完全に用済みだ」
「くっ……!」
ガゼルは手を垂直に空へ上げると、それを見て目を見開くデザームだが、全てを受け入れるかのように目を閉じる。そして静かに円堂と瑞貴から離れ、イプシロン改の元へ行った。
それに気づいた瑞貴は、脳裏に北海道でレーゼたちジェミニストームが消えたのを思い出す。
「まさか!」
瑞貴が駆け出そうとすると、デザームは怖いくらい睨んできた。それに思わず足を止めてしまうと、次いでデザームは見たことのない優しい微笑みを向けてくれた。
そしてガゼルがイプシロン改に向けて指差すと、青黒く光るボールがスゴい速さでイプシロン改の前を通ると、強い閃光がフィールドを襲う。
瑞貴も円堂も反射で目を閉じて光が治まると同時に開けて見ると、イプシロン改は跡形もなく消えていた。
「そんな……!」
「デザームも…イプシロン改も……!」
ジェミニストームと同じ。彼らも追放されたのだと知ると、円堂は強くガゼルを睨みつけるが、もう既にいなかった。
「円堂守、井上瑞貴。君たちと戦える日を、楽しみにしているよ」
響き渡る声だけを残して。
ジェネシスやプロミネンスに引き続き、新たなチーム・ダイヤモンドダストの存在を知った雷門イレブン。雷門イレブンとエイリア学園との戦いは、まだまだ続く。
☆副キャプテン 今日の格言☆
究極奥義じゃなくても、どんな技だって進化していく!
以上!!