復活の爆炎!!
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(どうして…正義の鉄拳が…究極奥義が通用しないんだ……!? 教えてくれ、じいちゃん!)
「こんなものではないはずだ。立て。立って私を楽しませろ」
「立ってやるよ……。ただし…あんたを楽しませるためじゃないけどね……!」
これは瑞貴の意地なのだ。相手がどんなに強くても、どんなにシュートを防がれても、負けたくないという気持ちが瑞貴の中に強くある。
「俺は…あのとき誓ったんだ……! 『決してあきらめない』と!」
陽花戸中にいたとき、円堂は仲間の離脱や吹雪と瑞貴の負担に気づかなくて、自暴自棄になっていた。そのとき立向居が何度失敗しても決してあきらめずにマジン・ザ・ハンドの習得をしていた。
二人はフラつきながらも立ち上がる。
(究極奥義で、絶対止めてみせる!)
(スプリングキャノンで、絶対に決めてみせる!)
「地球では、獅子は兎を全力で倒す。私も、どんなに終わっていたとしてもお前たちを絶対に倒す!」
「止める!」
「決める!」
それぞれの思いが高まる中、デザームはニヤリと笑うとボールごと異空間に入る。
「守、究極奥義の真意を見つけて。それまで私がなんとかする!」
「わかった!」
お互いを信頼しているからこそ二人はそう言った。
「グングニル!」
異空間から現れたグングニル。瑞貴はすかさずゴール前に立ち、円堂は考え込む。
「いや――っ!」
「フェアリーダンス!」
予想する恐怖に秋が叫ぶと、瑞貴はグングニルがぶつかる前にフェアリーダンスを発動させたままにする。
『ライオンはライオンでも、まだ子供を見ているというか……』
(ライオンの子供……)
『腰を入れろ! 腰を!』
(ライオンの、子供……。究極奥義は…未完成……)
『なんというか、無限の強さがある気がしたの』
「ライオン……子供……無限の強さ……」
円堂の脳裏に、立向居の言葉、綱海との特訓、裏ノートの言葉、瑞貴の言葉、ライオンの姿が次々と浮かび上がってくる。
「――っつ! 瑞貴!」
「了解!」
なんと瑞貴はフェアリーダンスを解除してゴール前から移動する。もちろん今まで衝突していないので、グングニルはコースを変えず真っ直ぐゴールに向かっていた。
だけど瑞貴は力強く構えている円堂を信じて、その場を任せたのだ。
「こんなものではないはずだ。立て。立って私を楽しませろ」
「立ってやるよ……。ただし…あんたを楽しませるためじゃないけどね……!」
これは瑞貴の意地なのだ。相手がどんなに強くても、どんなにシュートを防がれても、負けたくないという気持ちが瑞貴の中に強くある。
「俺は…あのとき誓ったんだ……! 『決してあきらめない』と!」
陽花戸中にいたとき、円堂は仲間の離脱や吹雪と瑞貴の負担に気づかなくて、自暴自棄になっていた。そのとき立向居が何度失敗しても決してあきらめずにマジン・ザ・ハンドの習得をしていた。
二人はフラつきながらも立ち上がる。
(究極奥義で、絶対止めてみせる!)
(スプリングキャノンで、絶対に決めてみせる!)
「地球では、獅子は兎を全力で倒す。私も、どんなに終わっていたとしてもお前たちを絶対に倒す!」
「止める!」
「決める!」
それぞれの思いが高まる中、デザームはニヤリと笑うとボールごと異空間に入る。
「守、究極奥義の真意を見つけて。それまで私がなんとかする!」
「わかった!」
お互いを信頼しているからこそ二人はそう言った。
「グングニル!」
異空間から現れたグングニル。瑞貴はすかさずゴール前に立ち、円堂は考え込む。
「いや――っ!」
「フェアリーダンス!」
予想する恐怖に秋が叫ぶと、瑞貴はグングニルがぶつかる前にフェアリーダンスを発動させたままにする。
『ライオンはライオンでも、まだ子供を見ているというか……』
(ライオンの子供……)
『腰を入れろ! 腰を!』
(ライオンの、子供……。究極奥義は…未完成……)
『なんというか、無限の強さがある気がしたの』
「ライオン……子供……無限の強さ……」
円堂の脳裏に、立向居の言葉、綱海との特訓、裏ノートの言葉、瑞貴の言葉、ライオンの姿が次々と浮かび上がってくる。
「――っつ! 瑞貴!」
「了解!」
なんと瑞貴はフェアリーダンスを解除してゴール前から移動する。もちろん今まで衝突していないので、グングニルはコースを変えず真っ直ぐゴールに向かっていた。
だけど瑞貴は力強く構えている円堂を信じて、その場を任せたのだ。