逆襲! イプシロン改!!
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綱海条介がサーフィンを教えてくれたおかげで、スプリングキャノンを強化した井上瑞貴と、正義の鉄拳を習得できた円堂守。
だけどそんなとき、大海原のグラウンドに黒いボールが墜落した。そこから放たれる煙に紛れて出てきたのは、不気味な赤い目をしたイプシロン。
「我々はパワーアップし、イプシロン改となった」
「イプシロン改……」
「我々は雷門に勝負を挑む!」
「「「「「えぇっ!?」」」」」
確かに雷門はイプシロンに勝利したことはなかったが、マスターランクのザ・ジェネシスが出たことにより彼らが現れると思わなかった。鬼道有人が問いかけるとゼルが答える。
「ジェネシスの命令か!?」
「命令ではない。デザーム様が、そして我らイプシロン改の意思だ」
「もう一度楽しみたいのだ。実力が対抗する者同士に…ギリギリの戦いの緊張感…高揚感……あの抑えられない興奮を感じながら、お前たち雷門を倒す! これ以上の理由がいると思うか?」
デザームが不気味に笑ってそう言うと、あまりに自分勝手なことに土門飛鳥が言う。
「そんなお前らの都合だけで戦えるかよ!」
「断ればその辺の学校の一つや二つ破壊することになる」
「「「「「えっ!?」」」」」
ゼルたちは学校を人質にして雷門を脅迫する。断れないと知りつつ吉良瞳子は決意した。
「彼らに勝てなければ、エイリア学園最強のザ・ジェネシスを倒せるわけがない……」
イプシロンはファーストランク、ザ・ジェネシスはその上のマスターランクなのだ。彼らに勝てるほどの実力がないと話にならない。
ベンチで両チームがそれぞれ準備をしていると、綱海が瑞貴の肩を叩いてイプシロンのほうに顔を向ける。
「ひょっとして、あいつら例の?」
「うん。前に話したエイリア学園だよ。あいつらはその中の1チームに過ぎないけど」
「宇宙人か、おもしれぇ……よし! 俺も力貸すぜ! あんな宇宙人共にデカい顔をさせておくわけにはいかねぇ!」
「いいわ。あなたの才能を見込んで、イナズマキャラバンに誘おうと思っていたの」
「そうこなきゃ!」
綱海は大海原のユニフォームを脱いで、雷門のユニフォームに着替える。これでまた、イナズマキャラバンに新しい仲間ができた。
「よろしく、綱海!」
「オウッ! よろしく頼むぜ!」
円堂と綱海はガッチリ握手を交わした。瑞貴も続けて綱海に向かって手を差し出す。
「条介、これからよろしくね!」
「ああ! 一生幸せにしてやるぜ!」
「へっ?」
ズビシッ!
「イッテェ!」
いきなりプロポーズした綱海に瑞貴が呆気に取られると、すかさず鬼道のチョップが綱海の脳天に直撃した。
「こんなときにバカなことを言うな」
「なんだよ、ノリだって。……本気だけど」
「そうか。もう一度食らいたいのか」
「まあまあまあ!」
再び構える鬼道を瑞貴は慌てて止める。もちろん瑞貴は綱海の最後の言葉は聞こえなかった。
だけどそんなとき、大海原のグラウンドに黒いボールが墜落した。そこから放たれる煙に紛れて出てきたのは、不気味な赤い目をしたイプシロン。
「我々はパワーアップし、イプシロン改となった」
「イプシロン改……」
「我々は雷門に勝負を挑む!」
「「「「「えぇっ!?」」」」」
確かに雷門はイプシロンに勝利したことはなかったが、マスターランクのザ・ジェネシスが出たことにより彼らが現れると思わなかった。鬼道有人が問いかけるとゼルが答える。
「ジェネシスの命令か!?」
「命令ではない。デザーム様が、そして我らイプシロン改の意思だ」
「もう一度楽しみたいのだ。実力が対抗する者同士に…ギリギリの戦いの緊張感…高揚感……あの抑えられない興奮を感じながら、お前たち雷門を倒す! これ以上の理由がいると思うか?」
デザームが不気味に笑ってそう言うと、あまりに自分勝手なことに土門飛鳥が言う。
「そんなお前らの都合だけで戦えるかよ!」
「断ればその辺の学校の一つや二つ破壊することになる」
「「「「「えっ!?」」」」」
ゼルたちは学校を人質にして雷門を脅迫する。断れないと知りつつ吉良瞳子は決意した。
「彼らに勝てなければ、エイリア学園最強のザ・ジェネシスを倒せるわけがない……」
イプシロンはファーストランク、ザ・ジェネシスはその上のマスターランクなのだ。彼らに勝てるほどの実力がないと話にならない。
ベンチで両チームがそれぞれ準備をしていると、綱海が瑞貴の肩を叩いてイプシロンのほうに顔を向ける。
「ひょっとして、あいつら例の?」
「うん。前に話したエイリア学園だよ。あいつらはその中の1チームに過ぎないけど」
「宇宙人か、おもしれぇ……よし! 俺も力貸すぜ! あんな宇宙人共にデカい顔をさせておくわけにはいかねぇ!」
「いいわ。あなたの才能を見込んで、イナズマキャラバンに誘おうと思っていたの」
「そうこなきゃ!」
綱海は大海原のユニフォームを脱いで、雷門のユニフォームに着替える。これでまた、イナズマキャラバンに新しい仲間ができた。
「よろしく、綱海!」
「オウッ! よろしく頼むぜ!」
円堂と綱海はガッチリ握手を交わした。瑞貴も続けて綱海に向かって手を差し出す。
「条介、これからよろしくね!」
「ああ! 一生幸せにしてやるぜ!」
「へっ?」
ズビシッ!
「イッテェ!」
いきなりプロポーズした綱海に瑞貴が呆気に取られると、すかさず鬼道のチョップが綱海の脳天に直撃した。
「こんなときにバカなことを言うな」
「なんだよ、ノリだって。……本気だけど」
「そうか。もう一度食らいたいのか」
「まあまあまあ!」
再び構える鬼道を瑞貴は慌てて止める。もちろん瑞貴は綱海の最後の言葉は聞こえなかった。