炎のストライカー!
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残るは壁山と木暮。南雲はドリブルしていくと今度はボールごと飛んでフリー状態になる。
「紅蓮の炎で焼き尽くしてやる! アトミックフレア!」
「よし、来い! マジン・ザ・ハンド!」
今までの中で最大級の炎がまとったシュートが撃たれ、円堂はマジン・ザ・ハンドで対抗するが、手に触れた瞬間ボールごとゴールに叩き込まれてしまった。
テストは南雲の勝ちである。
「スッゲーな、南雲!」
「当たり前だ。俺が入れば宇宙人なんかイチコロなんだよ」
「まさに炎のパワー……!」
「炎のシュートか……」
「監督!」
「豪炎寺くんじゃなかったけど、彼なら強力な戦力になりますね」
ベンチの立向居や土方や夏未や秋が南雲の実力に感心する中、瞳子だけは表情を変えずにいる。
「テストは合格か?」
「もちろん! うちのチームで一緒に戦おうぜ! よろしくな、南雲!」
円堂が差し出した手に南雲は自分の手を重ねる。そのとき「マジン・ザ・ハンド……悪くねぇな」と呟いたが、円堂には届いてなかったので首を傾げるだけだった。
「じゃあこれからは、うちとハニーの3TOP?」
「FWは俺と……」
南雲は振り返って瑞貴と目が合うと、そのまま肩を引き寄せた。
「みぎゃ!?」
「こいつで充分だ」
「なっ! 瑞貴姉を離せ!」
木暮は瑞貴の手を引いて南雲から離そうとするが、南雲の力が強くてビクともしない。
「俺と同じくらい飛べる上に、あのテクニック、そしてパワー……俺たちが組んだら最強じゃねぇか」
「感じ悪っ! ってか、ハニーはうちのモンや!」
リカが眉をしかめながらそう言うと、隣にいた一之瀬は苦笑する。
「あの、そろそろ離してくれませんか?」
「いいだろ別に。それとも……意識してんのか?」
「なっ!?」
南雲はさらに密着させて耳元で低く囁いたので、瑞貴は隙を突いてすぐさま離れると円堂のうしろに隠れた。だけど若干頬が赤いので、南雲は面白そうに笑う。
円堂は二人を交互に見たあと、テストのことを思い出して瞳子に顔を向ける。
「監督、南雲をチームに入れます。いいですよね?」
「大きな戦力になることは認めましょう。ただその前に、いくつか質問があるわ」
「いいぜ」
「これから一緒に戦っていく以上、私にはあなたの身柄を預かっていく責任があります」
ベンチに立った瞳子は南雲に近寄る。
「まず、あなたはどこの学校の生徒なの?」
その質問をした途端南雲の表情が変わった。南雲は瞳子を強く睨みつけて沈黙が流れる中……。
「――エイリア学園だよ」
「「「「「!?」」」」」
第三者の声が聞こえるとタワーの上に基山ヒロトがいた。その姿はグランではなく、かつてのような私服でいる。
「ヒロト!」
「待て円堂!」
鬼道は今にも駆け出す円堂の腕をつかんで止める。だけどヒロトの言葉でざわめきが生じ、代表するように塔子が南雲に話しかける。
「なあ、エイリア学園ってどういうことだよ?」
「……チッ」
「どういうつもりだ!? ヒロト!」
南雲は舌打ちし円堂はヒロトに向かって叫ぶが、ヒロトは南雲を強く睨みつけている。
「あーあ。ったく。邪魔すんなよ、グラン!」
「雷門イレブンに入り込んで、何をするつもりだったんだ?」
「俺はグランのお気に入りがどんな奴らか、見に来ただけよ」
「騙されちゃダメだよ。円堂くん、瑞貴ちゃん」
ヒロトが足元にあった黒いボールを蹴ると、そのボールは閃光を放ち、さらに南雲に向かって撃つ。
円堂が南雲をかばうように前に立ち、マジン・ザ・ハンドを放とうとしたが、南雲はジャンプして円堂の前に回り込む。さらにボールを胸で受け止めて上に弾き、自らも飛ぶと彼を包むように竜巻が現れた。
そして竜巻が治まったのと同時に、南雲はエイリア学園に似たユニフォームを着て、フェイスペイントも施されている。
「紅蓮の炎で焼き尽くしてやる! アトミックフレア!」
「よし、来い! マジン・ザ・ハンド!」
今までの中で最大級の炎がまとったシュートが撃たれ、円堂はマジン・ザ・ハンドで対抗するが、手に触れた瞬間ボールごとゴールに叩き込まれてしまった。
テストは南雲の勝ちである。
「スッゲーな、南雲!」
「当たり前だ。俺が入れば宇宙人なんかイチコロなんだよ」
「まさに炎のパワー……!」
「炎のシュートか……」
「監督!」
「豪炎寺くんじゃなかったけど、彼なら強力な戦力になりますね」
ベンチの立向居や土方や夏未や秋が南雲の実力に感心する中、瞳子だけは表情を変えずにいる。
「テストは合格か?」
「もちろん! うちのチームで一緒に戦おうぜ! よろしくな、南雲!」
円堂が差し出した手に南雲は自分の手を重ねる。そのとき「マジン・ザ・ハンド……悪くねぇな」と呟いたが、円堂には届いてなかったので首を傾げるだけだった。
「じゃあこれからは、うちとハニーの3TOP?」
「FWは俺と……」
南雲は振り返って瑞貴と目が合うと、そのまま肩を引き寄せた。
「みぎゃ!?」
「こいつで充分だ」
「なっ! 瑞貴姉を離せ!」
木暮は瑞貴の手を引いて南雲から離そうとするが、南雲の力が強くてビクともしない。
「俺と同じくらい飛べる上に、あのテクニック、そしてパワー……俺たちが組んだら最強じゃねぇか」
「感じ悪っ! ってか、ハニーはうちのモンや!」
リカが眉をしかめながらそう言うと、隣にいた一之瀬は苦笑する。
「あの、そろそろ離してくれませんか?」
「いいだろ別に。それとも……意識してんのか?」
「なっ!?」
南雲はさらに密着させて耳元で低く囁いたので、瑞貴は隙を突いてすぐさま離れると円堂のうしろに隠れた。だけど若干頬が赤いので、南雲は面白そうに笑う。
円堂は二人を交互に見たあと、テストのことを思い出して瞳子に顔を向ける。
「監督、南雲をチームに入れます。いいですよね?」
「大きな戦力になることは認めましょう。ただその前に、いくつか質問があるわ」
「いいぜ」
「これから一緒に戦っていく以上、私にはあなたの身柄を預かっていく責任があります」
ベンチに立った瞳子は南雲に近寄る。
「まず、あなたはどこの学校の生徒なの?」
その質問をした途端南雲の表情が変わった。南雲は瞳子を強く睨みつけて沈黙が流れる中……。
「――エイリア学園だよ」
「「「「「!?」」」」」
第三者の声が聞こえるとタワーの上に基山ヒロトがいた。その姿はグランではなく、かつてのような私服でいる。
「ヒロト!」
「待て円堂!」
鬼道は今にも駆け出す円堂の腕をつかんで止める。だけどヒロトの言葉でざわめきが生じ、代表するように塔子が南雲に話しかける。
「なあ、エイリア学園ってどういうことだよ?」
「……チッ」
「どういうつもりだ!? ヒロト!」
南雲は舌打ちし円堂はヒロトに向かって叫ぶが、ヒロトは南雲を強く睨みつけている。
「あーあ。ったく。邪魔すんなよ、グラン!」
「雷門イレブンに入り込んで、何をするつもりだったんだ?」
「俺はグランのお気に入りがどんな奴らか、見に来ただけよ」
「騙されちゃダメだよ。円堂くん、瑞貴ちゃん」
ヒロトが足元にあった黒いボールを蹴ると、そのボールは閃光を放ち、さらに南雲に向かって撃つ。
円堂が南雲をかばうように前に立ち、マジン・ザ・ハンドを放とうとしたが、南雲はジャンプして円堂の前に回り込む。さらにボールを胸で受け止めて上に弾き、自らも飛ぶと彼を包むように竜巻が現れた。
そして竜巻が治まったのと同時に、南雲はエイリア学園に似たユニフォームを着て、フェイスペイントも施されている。