炎のストライカー!
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「雷門イレブン、いよいよ沖縄上陸だ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
船から発進されたイナズマキャラバン。古株の掛け声で雷門イレブンは高らかに拳を上げる。
集合場所までキャラバンを走らせ、みんな沖縄の美しい海に見惚れている。
「瑞貴姉見てよ! 海がめちゃくちゃ青くて綺麗だぜ!」
「うん! 宇宙人退治じゃなかったら、海で泳ぎたいよね」
「瑞貴さんは先日泳いだじゃないですか」
「……誰のせいでそうなったと思ってるのかな?」
「ヒイィィイ! すみません!」
今日の井上瑞貴の座席は木暮夕弥と目金欠流の間。海を見てはしゃぐ木暮に同意していたら、目金が言わんことを言うので、瑞貴は笑顔で黒いオーラを出すと、その恐怖で目金は即座に謝った。
とある広場でキャラバンは停まり、全員外に出ると円堂守は物思いにふけりながら海を眺めていた。その様子に瑞貴と立向居勇気は気づき、円堂の両隣に並ぶ。
「修也と別れて、もうずいぶん経つんだね」
「ああ」
豪炎寺修也――瑞貴と共に雷門中に転校してきた伝説のストライカー。彼のシュートが幾度となくピンチを救ってくれた。
しかし奈良で別れてしまい、それっきり消息不明だったが、今この沖縄に炎のストライカーがいる。それが豪炎寺かもしれない。
「俺はもう一度、豪炎寺とサッカーしたい。宇宙人を倒すためにも」
「俺も早く会いたいです。豪炎寺さんに」
「そんなに期待してると、違ったときのショックが大きいよ。ウッシッシッシ」
「……春奈ちゃん」
「任せてください」
余計なことを言う木暮に、瑞貴は音無春奈に声をかけると、その意図を察して木暮の首根っこをつかんで退場させた。
「探すしかない。地上最強のサッカーチームになるためにもな」
「「うん!」」
鬼道有人の言葉に、円堂も瑞貴も力強く頷いた。
それから土門飛鳥を始め、全員準備万端なので改めて行動の目的を再確認する。
「響木さんの情報じゃ、この辺りにいるんだろ? 炎のストライカーは」
「だから、ここでキャンプを張って徹底的に探すぞ。みんなで聞き込みだ!」
「わぁ~。聞き込みって、刑事さんみたいっスね!」
壁山塀吾郎と目金は妄想の中で刑事が着そうな服装と雰囲気を出す。
「手掛かりは炎のストライカー。この辺りの浜辺で、さながら炎をまとったような凄まじいシュートは何度も目撃されたとのこと」
「とはいえ、これだけの情報では難しい。他に手掛かりはないんですかねぇ?」
妄想タイム終了。目金と壁山はカッコつけながら目を光らせて雷門夏未を見る。全員その様子に呆れているが。
「……ないわ。今のところはね」
「瞳子監督は?」
「あとで合流するって。監督もめぼしい情報は得られてないみたい」
「そうか……」
吉良瞳子は雷門イレブンより先に沖縄に来て情報収集を行っている。だがなかなか手掛かりは得られていない。
少ない情報に全員不安になると、木野秋が空気わ変えるために声を上げる。
「みんな、気合い入れていこうよ! みんなで探せばきっと手掛かりは見つかるわよ!」
「そうだね! 秋ちゃんの言う通り!」
「がんばろうぜ! もちろん、特訓も忘れないようにな!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
みんなのモチベーションが戻ってきた。財前塔子も気合いが入る。
「あたしたちもバタフライドリームのパワーアップがんばらないとな!」
「ダーリン~ちょっと泳がへん? うちダーリンに、み・ず・ぎ見せたいなぁ~」
バタフライドリームのパートナーである浦部リカを見れば、一之瀬一哉に腕を絡ませてアプローチしていた。それに塔子は怒りが混じった紫色のオーラを放ってリカに詰め寄る。
「そんな暇ないっての!」
「せっかく沖縄に来たのに。ブー」
リカは臆さず頬を膨らませるだけで、これっぽっちも反省していない。
「俺はどっちかというと、瑞貴の水着姿が……」
「一之瀬く~ん。変態発言はやめましょうね~」
「ごめんなさい!」
今度は秋が紫色のオーラを放って怖い笑顔で言うので、一之瀬は恐ろしくて即座に謝った。
「「「「「オウッ!!」」」」」
船から発進されたイナズマキャラバン。古株の掛け声で雷門イレブンは高らかに拳を上げる。
集合場所までキャラバンを走らせ、みんな沖縄の美しい海に見惚れている。
「瑞貴姉見てよ! 海がめちゃくちゃ青くて綺麗だぜ!」
「うん! 宇宙人退治じゃなかったら、海で泳ぎたいよね」
「瑞貴さんは先日泳いだじゃないですか」
「……誰のせいでそうなったと思ってるのかな?」
「ヒイィィイ! すみません!」
今日の井上瑞貴の座席は木暮夕弥と目金欠流の間。海を見てはしゃぐ木暮に同意していたら、目金が言わんことを言うので、瑞貴は笑顔で黒いオーラを出すと、その恐怖で目金は即座に謝った。
とある広場でキャラバンは停まり、全員外に出ると円堂守は物思いにふけりながら海を眺めていた。その様子に瑞貴と立向居勇気は気づき、円堂の両隣に並ぶ。
「修也と別れて、もうずいぶん経つんだね」
「ああ」
豪炎寺修也――瑞貴と共に雷門中に転校してきた伝説のストライカー。彼のシュートが幾度となくピンチを救ってくれた。
しかし奈良で別れてしまい、それっきり消息不明だったが、今この沖縄に炎のストライカーがいる。それが豪炎寺かもしれない。
「俺はもう一度、豪炎寺とサッカーしたい。宇宙人を倒すためにも」
「俺も早く会いたいです。豪炎寺さんに」
「そんなに期待してると、違ったときのショックが大きいよ。ウッシッシッシ」
「……春奈ちゃん」
「任せてください」
余計なことを言う木暮に、瑞貴は音無春奈に声をかけると、その意図を察して木暮の首根っこをつかんで退場させた。
「探すしかない。地上最強のサッカーチームになるためにもな」
「「うん!」」
鬼道有人の言葉に、円堂も瑞貴も力強く頷いた。
それから土門飛鳥を始め、全員準備万端なので改めて行動の目的を再確認する。
「響木さんの情報じゃ、この辺りにいるんだろ? 炎のストライカーは」
「だから、ここでキャンプを張って徹底的に探すぞ。みんなで聞き込みだ!」
「わぁ~。聞き込みって、刑事さんみたいっスね!」
壁山塀吾郎と目金は妄想の中で刑事が着そうな服装と雰囲気を出す。
「手掛かりは炎のストライカー。この辺りの浜辺で、さながら炎をまとったような凄まじいシュートは何度も目撃されたとのこと」
「とはいえ、これだけの情報では難しい。他に手掛かりはないんですかねぇ?」
妄想タイム終了。目金と壁山はカッコつけながら目を光らせて雷門夏未を見る。全員その様子に呆れているが。
「……ないわ。今のところはね」
「瞳子監督は?」
「あとで合流するって。監督もめぼしい情報は得られてないみたい」
「そうか……」
吉良瞳子は雷門イレブンより先に沖縄に来て情報収集を行っている。だがなかなか手掛かりは得られていない。
少ない情報に全員不安になると、木野秋が空気わ変えるために声を上げる。
「みんな、気合い入れていこうよ! みんなで探せばきっと手掛かりは見つかるわよ!」
「そうだね! 秋ちゃんの言う通り!」
「がんばろうぜ! もちろん、特訓も忘れないようにな!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
みんなのモチベーションが戻ってきた。財前塔子も気合いが入る。
「あたしたちもバタフライドリームのパワーアップがんばらないとな!」
「ダーリン~ちょっと泳がへん? うちダーリンに、み・ず・ぎ見せたいなぁ~」
バタフライドリームのパートナーである浦部リカを見れば、一之瀬一哉に腕を絡ませてアプローチしていた。それに塔子は怒りが混じった紫色のオーラを放ってリカに詰め寄る。
「そんな暇ないっての!」
「せっかく沖縄に来たのに。ブー」
リカは臆さず頬を膨らませるだけで、これっぽっちも反省していない。
「俺はどっちかというと、瑞貴の水着姿が……」
「一之瀬く~ん。変態発言はやめましょうね~」
「ごめんなさい!」
今度は秋が紫色のオーラを放って怖い笑顔で言うので、一之瀬は恐ろしくて即座に謝った。