じいちゃんの究極奥義!
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「あっ……戸田先輩! 井上さんがいますよ!」
「何っ!?」
すると戸田は瑞貴の前に立ち、手を差し出した。
「は、初めまして! 俺は陽花戸中キャプテンの……って、自己紹介はすんでるか」
「はい。戸田先輩ですよね……?」
「そう! 俺、君の活躍をずっと見てたんだ! よろしくな!」
「ハァ……。よろしくお願いします」
瑞貴も手を合わせると、戸田はさらにニコニコ笑っていた。
(((((ここにもライバルが!)))))
(((((ヒイイィィイイイ!)))))
((?))
黒いオーラを出すヤキモチ組と、陽花戸中サッカー部も含めてそれに圧倒され怖がる組に分かれる。円堂と立向居はその空気に気づかず首を傾げる。
それに気づかず、戸田は「そうだ!」と言って立向居と円堂を見た。
「立向居、『アレ』を見せるんじゃなかったのか?」
「なんだい? 『アレ』って」
「俺が習得したキーパー技です。でも、円堂さんに見せるのは緊張するな……」
「見てみたいな」
「ホントですか!?」
実践形式のPKで見せることになり、立向居がゴール前に立ち、一之瀬がキックすることになった。
「どんな技っスかねぇ?」
「全国レベルに通用するか、見てもらいたいんじゃないか?」
壁山塀吾郎や土門飛鳥を始め、みんな立向居の必殺技に興味津々だ。
「それじゃあ、いくよ!」
「お願いします!」
深呼吸して構える立向居に、一之瀬はシュートすると……。
「ゴッドハンド!」
「「「「「!?」」」」」
円堂が最初に習得した技――ゴッドハンド。色は青だが構えや形は全て一緒だ。円堂と同じ技にみんなが驚く。特に雷門中メンバーにとっては衝撃的だった。
「ゴッドハンドだ! スゴいよ立向居!」
円堂も自分や瑞貴以外のゴッドハンドに感激して、立向居の手を取ってブンブンと上下に振る。
「お前、やるじゃないか!」
「あ、ありがとうございます!」
「でも、どうやって……」
「あいつはゴッドハンドの映像を何度も何度も見て、死ぬほど特訓したんだ」
「見ただけで身につけたって……」
「スゴい才能だな……」
風丸の呟きに戸田が答えると、塔子と鬼道有人は立向居の才能に驚きを隠せなかった。
「ゆ、夢っスよね……? キャプテンと瑞貴さん以外の人がゴッドハンドを使うなんて、夢っスよね? ちょっとほっぺたつねってほしいっス」
あまりのことに夢だと思う壁山が頬を向けると、木暮夕弥は容赦なく頬をつかんで引っ張った。あまりの痛さに壁山は涙目になって頬を押さえる。
「イッテェ! 夢じゃない~!」
「でも、そんなにスゴいことなのか?」
「そうや。あんなん手をビャーと出して、ギャーとやったらできるんちゃう?」
「円堂はゴッドハンドを身につけるために、それこそ血が滲むような特訓をしたんだ……。瑞貴もきっと……」
木暮とリカは大したことなさそうに感じるが、風丸は円堂の特訓や瑞貴の手の怪我を目の当たりにしたことがある。
「何っ!?」
すると戸田は瑞貴の前に立ち、手を差し出した。
「は、初めまして! 俺は陽花戸中キャプテンの……って、自己紹介はすんでるか」
「はい。戸田先輩ですよね……?」
「そう! 俺、君の活躍をずっと見てたんだ! よろしくな!」
「ハァ……。よろしくお願いします」
瑞貴も手を合わせると、戸田はさらにニコニコ笑っていた。
(((((ここにもライバルが!)))))
(((((ヒイイィィイイイ!)))))
((?))
黒いオーラを出すヤキモチ組と、陽花戸中サッカー部も含めてそれに圧倒され怖がる組に分かれる。円堂と立向居はその空気に気づかず首を傾げる。
それに気づかず、戸田は「そうだ!」と言って立向居と円堂を見た。
「立向居、『アレ』を見せるんじゃなかったのか?」
「なんだい? 『アレ』って」
「俺が習得したキーパー技です。でも、円堂さんに見せるのは緊張するな……」
「見てみたいな」
「ホントですか!?」
実践形式のPKで見せることになり、立向居がゴール前に立ち、一之瀬がキックすることになった。
「どんな技っスかねぇ?」
「全国レベルに通用するか、見てもらいたいんじゃないか?」
壁山塀吾郎や土門飛鳥を始め、みんな立向居の必殺技に興味津々だ。
「それじゃあ、いくよ!」
「お願いします!」
深呼吸して構える立向居に、一之瀬はシュートすると……。
「ゴッドハンド!」
「「「「「!?」」」」」
円堂が最初に習得した技――ゴッドハンド。色は青だが構えや形は全て一緒だ。円堂と同じ技にみんなが驚く。特に雷門中メンバーにとっては衝撃的だった。
「ゴッドハンドだ! スゴいよ立向居!」
円堂も自分や瑞貴以外のゴッドハンドに感激して、立向居の手を取ってブンブンと上下に振る。
「お前、やるじゃないか!」
「あ、ありがとうございます!」
「でも、どうやって……」
「あいつはゴッドハンドの映像を何度も何度も見て、死ぬほど特訓したんだ」
「見ただけで身につけたって……」
「スゴい才能だな……」
風丸の呟きに戸田が答えると、塔子と鬼道有人は立向居の才能に驚きを隠せなかった。
「ゆ、夢っスよね……? キャプテンと瑞貴さん以外の人がゴッドハンドを使うなんて、夢っスよね? ちょっとほっぺたつねってほしいっス」
あまりのことに夢だと思う壁山が頬を向けると、木暮夕弥は容赦なく頬をつかんで引っ張った。あまりの痛さに壁山は涙目になって頬を押さえる。
「イッテェ! 夢じゃない~!」
「でも、そんなにスゴいことなのか?」
「そうや。あんなん手をビャーと出して、ギャーとやったらできるんちゃう?」
「円堂はゴッドハンドを身につけるために、それこそ血が滲むような特訓をしたんだ……。瑞貴もきっと……」
木暮とリカは大したことなさそうに感じるが、風丸は円堂の特訓や瑞貴の手の怪我を目の当たりにしたことがある。