じいちゃんの究極奥義!
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円堂大介のノートが福岡の陽花戸中にあると知り、雷門イレブンはさっそく向かうことにした。
「じいちゃんのもう一つのノートを手に入れるぞ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「なんやようわからんけどノートや!」
円堂守の掛け声に乗った中に、大阪で共にイプシロンと戦った浦部リカがいた。木野秋を始めとするマネージャーたちは彼女がいることに驚く。
「っていうか、なんであなたが?」
「ええやん。うちとダーリンとハニーは一心同体や。切っても切れへん仲やねんから~」
熱烈なアプローチに隣にいる一之瀬一哉と、その前の席で吹雪士郎の隣にいる井上瑞貴は苦笑する。
「いいじゃないか。仲間が増えて」
「練習場の最高レベルもクリアしたんだし、結構な戦力になると思うよ」
「せやせや! さすがキャプテンと副キャプテンのハニーの言うことは違うわ!」
「ハァ~……」
先が思いやられる、そんな意味を込めて秋は溜息を吐いた。
☆☆☆☆☆
キャラバンは陽花戸中に向かいながら、福岡の町を見渡す。
「なんか初めて来たのに、懐かしい感じの町だね」
財前塔子の言う通り、少し古い感じもしたが逆に安心するような気持ちになる。
「そろそろ着くぞー。陽花戸中だ」
古株が知らせてくれたので前を見ると、陽花戸中が見えた。
――学校に話を通してグラウンドにキャラバンわ停め、陽花戸中の校長と出会う。
「君が、円堂大介の孫か。よう来たね」
「はい!」
「お久しぶりです。おじ様」
「おお、総一郎は元気かね」
雷門夏未は校長と知り合いということに、円堂は二人の顔を交互に見て戸惑う。
「おじ様とは、子供の頃からの知り合いなの」
「ああ。総一郎くんとは歳は離れとるが、ブルボン大学での先輩後輩たい。ヨーロッパはよかよ。なんといってもサッカーの本場やけん。君もいっぺんは行くべきたい」
「はい!」
サッカー好きなら、一度は行ってみたいだろう。瑞貴も本場の試合は見てみたいと思った。
「でも、どうしておじ様の所に、円堂大介さんのノートが?」
「わしゃ大介の大親友ばい」
「「えぇっ!?」」
意外な真実に円堂と夏未が驚くと、校長は円堂の肩に手を押いて陽花戸中のグラウンドを共に見渡す。
「この陽花戸中は、大介とわしの母校たい」
「えっ。じいちゃん、雷門中じゃなかったんですか?」
「生まれも育ちも福岡たい。中学んときに転校したっちょじゃけん、こっから大介のサッカー人生は始まったばい」
「ここから……」
そうしてノートを受け取ることになり、校長室に向かうことになった。監督として吉良瞳子も夏未も同席することになったが……。
「瑞貴も来いよ」
「えっ、私?」
「そっちのお嬢ちゃんは……」
「初めまして、井上瑞貴といいます。雷門中サッカー部の副キャプテンで――」
「俺の相棒です!」
円堂が瑞貴の肩を引き寄せて言ったので、周囲の一部から殺気が沸き立った。円堂の天然はこういうとこで油断ならない。
「そうかなるほど。よかよか。一緒に来なさい」
校長の了承も得たので、瑞貴も一緒に付いて行くことになった。
「じいちゃんのもう一つのノートを手に入れるぞ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「なんやようわからんけどノートや!」
円堂守の掛け声に乗った中に、大阪で共にイプシロンと戦った浦部リカがいた。木野秋を始めとするマネージャーたちは彼女がいることに驚く。
「っていうか、なんであなたが?」
「ええやん。うちとダーリンとハニーは一心同体や。切っても切れへん仲やねんから~」
熱烈なアプローチに隣にいる一之瀬一哉と、その前の席で吹雪士郎の隣にいる井上瑞貴は苦笑する。
「いいじゃないか。仲間が増えて」
「練習場の最高レベルもクリアしたんだし、結構な戦力になると思うよ」
「せやせや! さすがキャプテンと副キャプテンのハニーの言うことは違うわ!」
「ハァ~……」
先が思いやられる、そんな意味を込めて秋は溜息を吐いた。
☆☆☆☆☆
キャラバンは陽花戸中に向かいながら、福岡の町を見渡す。
「なんか初めて来たのに、懐かしい感じの町だね」
財前塔子の言う通り、少し古い感じもしたが逆に安心するような気持ちになる。
「そろそろ着くぞー。陽花戸中だ」
古株が知らせてくれたので前を見ると、陽花戸中が見えた。
――学校に話を通してグラウンドにキャラバンわ停め、陽花戸中の校長と出会う。
「君が、円堂大介の孫か。よう来たね」
「はい!」
「お久しぶりです。おじ様」
「おお、総一郎は元気かね」
雷門夏未は校長と知り合いということに、円堂は二人の顔を交互に見て戸惑う。
「おじ様とは、子供の頃からの知り合いなの」
「ああ。総一郎くんとは歳は離れとるが、ブルボン大学での先輩後輩たい。ヨーロッパはよかよ。なんといってもサッカーの本場やけん。君もいっぺんは行くべきたい」
「はい!」
サッカー好きなら、一度は行ってみたいだろう。瑞貴も本場の試合は見てみたいと思った。
「でも、どうしておじ様の所に、円堂大介さんのノートが?」
「わしゃ大介の大親友ばい」
「「えぇっ!?」」
意外な真実に円堂と夏未が驚くと、校長は円堂の肩に手を押いて陽花戸中のグラウンドを共に見渡す。
「この陽花戸中は、大介とわしの母校たい」
「えっ。じいちゃん、雷門中じゃなかったんですか?」
「生まれも育ちも福岡たい。中学んときに転校したっちょじゃけん、こっから大介のサッカー人生は始まったばい」
「ここから……」
そうしてノートを受け取ることになり、校長室に向かうことになった。監督として吉良瞳子も夏未も同席することになったが……。
「瑞貴も来いよ」
「えっ、私?」
「そっちのお嬢ちゃんは……」
「初めまして、井上瑞貴といいます。雷門中サッカー部の副キャプテンで――」
「俺の相棒です!」
円堂が瑞貴の肩を引き寄せて言ったので、周囲の一部から殺気が沸き立った。円堂の天然はこういうとこで油断ならない。
「そうかなるほど。よかよか。一緒に来なさい」
校長の了承も得たので、瑞貴も一緒に付いて行くことになった。