激闘! 最凶のイプシロン!
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「いいぞ、みんな! イプシロンの動きに負けてないぜ!」
「後半もこの調子でがんばって!」
「任せとけ! 1点も入れさせるもんか!」
「必ず奴らを止めてみせるっス!」
「俺たちの力を見せてやろう!」
円堂や木野秋を始め、塔子も壁山も風丸一郎太も意気込む。
「俺もやってやる。旋風陣!」
拳を握る木暮に、ドリンクが渡されて肩に手が置かれる。その正体は音無春奈と瑞貴だった。
「ディフェンス、頼むわよ」
「頼りにしてるから」
「オウッ!」
「俺たちは確実に強くなってる。勝てる……絶対に勝つぞ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
みんなが掛け声を上げる中、一人落ち込んでいる吹雪士郎に吉良瞳子が歩み寄る。
「吹雪くん。攻撃に気を取られすぎよ。ディフェンスに集中しなさい」
「監督。吹雪をFWに上げてください。今のままでは攻撃力が足りません」
「ちょお! ウチとハニーじゃあかんの!?」
瞳子に申し入れた鬼道に、浦部リカは不満に言うが返事は来ない。
「前半の攻撃から判断しました。デザームのワームホールを撃ち破るには、吹雪の力が必要なんです」
「それはわかってるわ。でもこの試合は1点勝負よ。絶対に失点はできないの」
「ですが、このままでは得点もできません」
「吹雪くんは、ディフェンスから瞬時に攻撃に移れる。イプシロンの攻撃を防いだときこそがチャンスよ。カウンター攻撃を繰り返せば、必ず得点の機会はある。井上さんは、それまでに守備と攻撃を両方して相手を油断させて」
「「はい」」
攻守どちらも優れる吹雪と瑞貴だからこそできる作戦だろう。
「しかし、それでは吹雪だけじゃなく瑞貴にも負担が……」
「私は平気。がんばるから!」
「大丈夫。任せてよ」
すると瑞貴と吹雪のそれぞれの肩に、円堂の手が置かれる。
「大変だけど、二人共がんばろうぜ!」
『がんばれよ、二人共!』
吹雪には円堂が父親の面影が見えて、次いで瑞貴を見る。
「私もいるから安心して」
瑞貴はニコッと笑いかけると、イプシロンに向けて仁王立ちしているリカのそばに寄る。その隣には一之瀬もいた。
「なんやの。あいつら」
「ごめん。危険なことに巻き込んでしまって……」
「マシンの最高レベルをクリアしたとはいえ、リカちゃん大丈夫?」
「――ムチャクチャおもろいやん」
「「えっ?」」
「宇宙人とサッカーなんて普通できへんで。それにあいつらやっつけたら、ダーリンとハニーは暇になんのやろ? そしたらハネムーンや!」
「「ハハハッ……」」
二人の腕を組んでラブオーラを出すリカ。これならこの先も大丈夫だろうと瑞貴は思い、一之瀬は苦笑した。
「後半もこの調子でがんばって!」
「任せとけ! 1点も入れさせるもんか!」
「必ず奴らを止めてみせるっス!」
「俺たちの力を見せてやろう!」
円堂や木野秋を始め、塔子も壁山も風丸一郎太も意気込む。
「俺もやってやる。旋風陣!」
拳を握る木暮に、ドリンクが渡されて肩に手が置かれる。その正体は音無春奈と瑞貴だった。
「ディフェンス、頼むわよ」
「頼りにしてるから」
「オウッ!」
「俺たちは確実に強くなってる。勝てる……絶対に勝つぞ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
みんなが掛け声を上げる中、一人落ち込んでいる吹雪士郎に吉良瞳子が歩み寄る。
「吹雪くん。攻撃に気を取られすぎよ。ディフェンスに集中しなさい」
「監督。吹雪をFWに上げてください。今のままでは攻撃力が足りません」
「ちょお! ウチとハニーじゃあかんの!?」
瞳子に申し入れた鬼道に、浦部リカは不満に言うが返事は来ない。
「前半の攻撃から判断しました。デザームのワームホールを撃ち破るには、吹雪の力が必要なんです」
「それはわかってるわ。でもこの試合は1点勝負よ。絶対に失点はできないの」
「ですが、このままでは得点もできません」
「吹雪くんは、ディフェンスから瞬時に攻撃に移れる。イプシロンの攻撃を防いだときこそがチャンスよ。カウンター攻撃を繰り返せば、必ず得点の機会はある。井上さんは、それまでに守備と攻撃を両方して相手を油断させて」
「「はい」」
攻守どちらも優れる吹雪と瑞貴だからこそできる作戦だろう。
「しかし、それでは吹雪だけじゃなく瑞貴にも負担が……」
「私は平気。がんばるから!」
「大丈夫。任せてよ」
すると瑞貴と吹雪のそれぞれの肩に、円堂の手が置かれる。
「大変だけど、二人共がんばろうぜ!」
『がんばれよ、二人共!』
吹雪には円堂が父親の面影が見えて、次いで瑞貴を見る。
「私もいるから安心して」
瑞貴はニコッと笑いかけると、イプシロンに向けて仁王立ちしているリカのそばに寄る。その隣には一之瀬もいた。
「なんやの。あいつら」
「ごめん。危険なことに巻き込んでしまって……」
「マシンの最高レベルをクリアしたとはいえ、リカちゃん大丈夫?」
「――ムチャクチャおもろいやん」
「「えっ?」」
「宇宙人とサッカーなんて普通できへんで。それにあいつらやっつけたら、ダーリンとハニーは暇になんのやろ? そしたらハネムーンや!」
「「ハハハッ……」」
二人の腕を組んでラブオーラを出すリカ。これならこの先も大丈夫だろうと瑞貴は思い、一之瀬は苦笑した。