デザームの罠!
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エイリア学園のアジトを目指して大阪にやってきた雷門イレブン。そこで出会った浦部リカに井上瑞貴と一之瀬一哉は一目惚れされ、二人を賭けて雷門イレブンはリカのチームの大阪ギャルズCCC(トリプルシー)と試合を行う。
無事に勝利したものの相手は瑞貴たちといい勝負ができる実力を持ち、その秘密を知るためにリカの案内で、ナニワランドにある城の地下に降りたのであった。
「ナニワランドの地下に、こんな所が……!」
「驚くんのはこれからやで」
いかにもハイテクな地下に円堂守が驚くと、リカはさらに奥に案内して、一つの扉を開いた。
「ジャジャーン! どうや! 可愛いやろ!?」
「スッゲー、カラフル……」
数々のマシンが並べてあったが、円堂たちはマシンより施されているデコレーションに苦笑する。
「ウチらがデコってん。ダーリンとハニーの顔も書いとこか?」
「ハハハ……」
「え、遠慮します……」
逆にリカとCCC(トリプルシー)の虎浜甲子は得意気になっており、リカに腕を組まれて迫られている一之瀬と瑞貴はさらに苦笑した。
とりあえず中を見学することになり、それぞれマシンを眺める。
「トレーニングマシンみたいですね」
「タヌキに見えるか?」
「タヌッ!?」
目金欠流の呟きにリカが呆れた顔で言う。
「これで練習して強くなったんだね」
「そや、ダーリン。これがウチらCCC(トリプルシー)が、めっちゃ強い雷門中とええ勝負できた秘密や」
「へぇ~」
「なるほど~」
「どこにでもある普通のマシンに見えますねぇ。トレーニング効果が大してあると思えません」
円堂と瑞貴は感心するが、対して目金は先ほどのこともあるせいか皮肉気に笑う。
「そらやる奴によるわな。まっ、あんたにはムリやろうけどな」
「ムッ! やってやろうじゃ……ないですか!」
アッサリとリカの挑発に反応した目金は、即座にベルトコンベアが備え付けたランニング系のマシンに乗った。
「やめといたほうがええんちゃうか? 怪我してもしらんで」
「バカにしてもらっちゃあ困ります! さあ!」
「へへっ」
甲子はマシンのスイッチを作動させる。まずはLv.1で。
「ちょ、ちょっと! これで1ですか!? もうムリです!」
「「「…………」」」
始まって1分もしない内に音を上げた目金に、瑞貴と円堂と一之瀬は呆れる。
「えっ? なんやて? もっと強おしてってか?」
「いえ!」
もちろんリカは目金の言い分を聞くわけでもなく、甲子がLv.2に上げるとベルトコンベアのスピードも速くなる。
「限界です! 止めてください~!」
「あっ、止まらへん」
「そんな~!」
「ほらほら。余所見しとったらコケるで。……そろそろいこか。これからが本番や!」
リカは素晴らしい笑顔をしていた。さらにLv.3まで上げられ、挙げ句の果てにAUTOモードにして、ベルトコンベアは坂になったりデコボコに変形する。物凄くハードだ。
「言うの忘れとったけど」
「「「…………」」」
あからさまにわざととわかっているが、瑞貴と円堂と一之瀬は、まだあるのかよ、という顔をする。
「これ、ただ走るだけのマシンやないで」
「「「えっ?」」」
するとマシンの発射口から、棒と靴で組み合わされた足のような物が発射され、自らの足に当たった目金はマットへ吹っ飛んだ。意外な仕掛けがあって雷門イレブンは驚く。
「ウチらもよう吹っ飛ばされたなぁ。見かけでナメたらアカンで!」
落ち込んで体育座りする目金に、壁山塀吾郎と土門飛鳥と栗松鉄平が慰める。ちなみに甲子もいる。
無事に勝利したものの相手は瑞貴たちといい勝負ができる実力を持ち、その秘密を知るためにリカの案内で、ナニワランドにある城の地下に降りたのであった。
「ナニワランドの地下に、こんな所が……!」
「驚くんのはこれからやで」
いかにもハイテクな地下に円堂守が驚くと、リカはさらに奥に案内して、一つの扉を開いた。
「ジャジャーン! どうや! 可愛いやろ!?」
「スッゲー、カラフル……」
数々のマシンが並べてあったが、円堂たちはマシンより施されているデコレーションに苦笑する。
「ウチらがデコってん。ダーリンとハニーの顔も書いとこか?」
「ハハハ……」
「え、遠慮します……」
逆にリカとCCC(トリプルシー)の虎浜甲子は得意気になっており、リカに腕を組まれて迫られている一之瀬と瑞貴はさらに苦笑した。
とりあえず中を見学することになり、それぞれマシンを眺める。
「トレーニングマシンみたいですね」
「タヌキに見えるか?」
「タヌッ!?」
目金欠流の呟きにリカが呆れた顔で言う。
「これで練習して強くなったんだね」
「そや、ダーリン。これがウチらCCC(トリプルシー)が、めっちゃ強い雷門中とええ勝負できた秘密や」
「へぇ~」
「なるほど~」
「どこにでもある普通のマシンに見えますねぇ。トレーニング効果が大してあると思えません」
円堂と瑞貴は感心するが、対して目金は先ほどのこともあるせいか皮肉気に笑う。
「そらやる奴によるわな。まっ、あんたにはムリやろうけどな」
「ムッ! やってやろうじゃ……ないですか!」
アッサリとリカの挑発に反応した目金は、即座にベルトコンベアが備え付けたランニング系のマシンに乗った。
「やめといたほうがええんちゃうか? 怪我してもしらんで」
「バカにしてもらっちゃあ困ります! さあ!」
「へへっ」
甲子はマシンのスイッチを作動させる。まずはLv.1で。
「ちょ、ちょっと! これで1ですか!? もうムリです!」
「「「…………」」」
始まって1分もしない内に音を上げた目金に、瑞貴と円堂と一之瀬は呆れる。
「えっ? なんやて? もっと強おしてってか?」
「いえ!」
もちろんリカは目金の言い分を聞くわけでもなく、甲子がLv.2に上げるとベルトコンベアのスピードも速くなる。
「限界です! 止めてください~!」
「あっ、止まらへん」
「そんな~!」
「ほらほら。余所見しとったらコケるで。……そろそろいこか。これからが本番や!」
リカは素晴らしい笑顔をしていた。さらにLv.3まで上げられ、挙げ句の果てにAUTOモードにして、ベルトコンベアは坂になったりデコボコに変形する。物凄くハードだ。
「言うの忘れとったけど」
「「「…………」」」
あからさまにわざととわかっているが、瑞貴と円堂と一之瀬は、まだあるのかよ、という顔をする。
「これ、ただ走るだけのマシンやないで」
「「「えっ?」」」
するとマシンの発射口から、棒と靴で組み合わされた足のような物が発射され、自らの足に当たった目金はマットへ吹っ飛んだ。意外な仕掛けがあって雷門イレブンは驚く。
「ウチらもよう吹っ飛ばされたなぁ。見かけでナメたらアカンで!」
落ち込んで体育座りする目金に、壁山塀吾郎と土門飛鳥と栗松鉄平が慰める。ちなみに甲子もいる。