帝国の逆襲・後編!!
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「もうやめて、次郎! 幸次郎! このままじゃ強くなったって意味がない! 有人も、あなたたちが好きな人も悲しませるだけだよ!」
「「!」」
涙を流す瑞貴に佐久間と源田は目を見開き、佐久間は地に倒れてしまった。そしてそれに伴うように試合終了のホイッスルが鳴る。
《試合終了――っ!! 1対1、引き分けだー!》
「佐久間! 佐久間!」
「竜吾! 竜吾!」
佐久間を源田が、染岡を瑞貴たち雷門イレブンが介抱する。鬼道はこんな結末に導いた張本人に、怒りで肩が震える。
「くぅ……影山ぁああぁぁ!!」
バリバリバリ――……。
上空を見上げればヘリが飛んでいた。
《見つけたぞ影山! もう逃げられんぞ!》
「あの声……鬼瓦さん!」
「きっと響木監督が呼んで影山を追ってきたんだ」
ドッカ――ンッ!!
瑞貴と円堂が解釈していると、急に潜水艦が爆発した。
《全員脱出しろー!》
「みんな逃げるよ! 真・帝国のみなさん、ここに非常用のボードとかありますか!?」
「案内するわ! こっちに救命ボードがいくつかあるから!」
忍を先頭に雷門も真・帝国も走り、円堂も瑞貴も続こうとすると春奈がそばに駆け寄る。
「キャプテン! 瑞貴先輩! お兄ちゃんがいないんです!」
「……まさか!?」
「有人は影山さんの所に違いない……。でもあそこなら、鬼瓦さんが助けてくれる! 私たちはボードで脱出しよう!」
瑞貴の言葉に円堂も春奈も頷いて、先に出て行ったみんなのあとを追う。
「早く乗って! 人数や重量に限りがあるから、あんたはこっち!」
忍が円堂と春奈を秋と土門のボードに、瑞貴を自分と不動のボードに乗せて全員潜水艦から出て行く。
「影山ぁああぁぁああ!!」
鬼瓦源五郎に助けられた鬼道の叫びが響き渡る中、潜水艦が巨大な水柱を立てて沈没していく。瑞貴たちはだいぶ離れた場所にいたので巻き添えを食らわずすんだ。
しかし影山の行方は、また闇の中へと消えていった……。
「「!」」
涙を流す瑞貴に佐久間と源田は目を見開き、佐久間は地に倒れてしまった。そしてそれに伴うように試合終了のホイッスルが鳴る。
《試合終了――っ!! 1対1、引き分けだー!》
「佐久間! 佐久間!」
「竜吾! 竜吾!」
佐久間を源田が、染岡を瑞貴たち雷門イレブンが介抱する。鬼道はこんな結末に導いた張本人に、怒りで肩が震える。
「くぅ……影山ぁああぁぁ!!」
バリバリバリ――……。
上空を見上げればヘリが飛んでいた。
《見つけたぞ影山! もう逃げられんぞ!》
「あの声……鬼瓦さん!」
「きっと響木監督が呼んで影山を追ってきたんだ」
ドッカ――ンッ!!
瑞貴と円堂が解釈していると、急に潜水艦が爆発した。
《全員脱出しろー!》
「みんな逃げるよ! 真・帝国のみなさん、ここに非常用のボードとかありますか!?」
「案内するわ! こっちに救命ボードがいくつかあるから!」
忍を先頭に雷門も真・帝国も走り、円堂も瑞貴も続こうとすると春奈がそばに駆け寄る。
「キャプテン! 瑞貴先輩! お兄ちゃんがいないんです!」
「……まさか!?」
「有人は影山さんの所に違いない……。でもあそこなら、鬼瓦さんが助けてくれる! 私たちはボードで脱出しよう!」
瑞貴の言葉に円堂も春奈も頷いて、先に出て行ったみんなのあとを追う。
「早く乗って! 人数や重量に限りがあるから、あんたはこっち!」
忍が円堂と春奈を秋と土門のボードに、瑞貴を自分と不動のボードに乗せて全員潜水艦から出て行く。
「影山ぁああぁぁああ!!」
鬼瓦源五郎に助けられた鬼道の叫びが響き渡る中、潜水艦が巨大な水柱を立てて沈没していく。瑞貴たちはだいぶ離れた場所にいたので巻き添えを食らわずすんだ。
しかし影山の行方は、また闇の中へと消えていった……。